KAGURA OFFICIAL BLOG

大きいサイズのダイニングテーブルがもたらすものとは

2019.9.18

ダイニングテーブルの適正なサイズ


インテリアショップに展示してある様々なダイニングテーブルとサイズ。

幅120cm、135cm、150cm…といった一般的な家族用のものから2mや3mといった大人数で使用できるものまであるなかで、どのサイズが自分たちの暮らしに合っているのか悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。

ダイニングテーブルのサイズの選び方は「何人で食事をするのか」「どのように過ごすのか」「空間の広さ」などが選ぶ基準となってきます。

今回はダイニングテーブルの適正なサイズの選び方について見てみましょう。

 

食事の人数


いわゆる「家族の人数」はおおむね2名から多くて6名ということがほとんどでしょう。

インターネットなどでダイニングテーブルのサイズについて調べてみるとサイトによって多少異なってきますが2名で90cm、4名で135cm~150cm、6名で180cm程度が一般的なサイズと紹介されています。

食事をする際に1人あたり必要なスペースは幅60cm、奥行40cmといわれます。

4名ですと対面に2人ずつ並んで座れば幅120cm、奥行80cmというテーブルサイズが最低限のサイズになります。

ただしこれはあくまで「最低限」。

実際にこのサイズでは隣り合う同士の肩や肘がぶつかり合ったり、距離感も近すぎて「快適な過ごし方」は少し難しくなってきます。

互いのゆとりあるスペースや鍋料理などを囲む際のことを考えると4名でも140cm~150cmくらいは必要になってきます。

このように、テーブルのサイズ選びは普段何人で食事するかを考え、その最低限のサイズにプラスアルファ20cm~30cm(もしくはそれ以上)すると親戚同士の集まりやホームパーティーなど使用する人数が増えた際に様にも対応してくれます。

 

動線への配慮


ゆとりが感じられる大きなテーブルを置きたいと思っても、部屋の広さは決まっています。

当然、その空間との相性を考慮したサイズでなくては暮らしにくくなってしまいます。

空間の中での通り道、目的箇所への経路を「動線(回遊動線)」といいますが、その「動線」の妨げになるようなサイズにならないようにしなくてはいけません。

テーブルが部屋に対して大き過ぎることで通路の妨げになり、窮屈な歩き方になったり遠回りをしなくてはならなくなってしまったりといったことがないサイズを選ぶことが重要です。

そのために大事なことは「プランニング」

間取図面を駆使し、それが無ければ手描きでも、空間と他の家具に対して「どの形状の」「どんなサイズで」「どの位置に」置くことがベストなのかをしっかり見極めることが重要です。

 

大きなテーブルが人気の理由は


家具蔵にご来店いただくお客様からよく耳にするのは、「テーブルを大きめにしたい」という声です。

リビングダイニングという家族が集まる中心の場所。

そこに大きなソファではなく、大きなテーブルを置きたいという考え方です。

その理由として、食後にソファでテレビを見て過ごすのではなく、食後もテーブルを囲み、家族が顔を見合わせながら過ごすような生活を考えられているようです。

小さなテーブルでも家族みんなで集まることはできますが、前述のように隣同士が近すぎると「心地よさ」は半減してしまいます。

仲の良い夫婦、兄弟であっても、物理的な距離感が近すぎると気持ちよく過ごすことはできません。

人と人はある程度の距離感を保つことで、快適さを感じることができます。

また、今の住宅には来客を迎え入れることが目的となる「応接間」が無いことがほとんどです。

そのため、来客の際に使用する空間はリビングダイニングないしダイニングルーム。

そこでもてなしの舞台となるのはダイニングテーブルです。

そのようなことも一因で「大きなテーブル」への憧れと必要性を持っている人が増えてきているのです。

 

大きいサイズのダイニングテーブルがもたらすもの


家族のそれぞれのゆとりあるスペースを保つことのできる大きなダイニングテーブル。

そこは居心地が良く、自然と人が集まり、留まることのできる場所です。

人が集まることで、視線が交わりお互いの表情に気付き、会話が生まれます。

会話が生まれることでお互いの理解が深まり、その関係性もより深いものになっていきます。

小さなお子様のいる家庭なら、そこでお絵かきをしたり宿題をしたり、その横ではお母さんが読書をされている…、など違うことをしていても「同じ場所」に居られることですぐに会話や気持ちがつながることができるのです。

大きなテーブルがもたらしてくれる一番大きなものは家族の絆なのかもしれません。

ダイニングテーブルのサイズは様々ありますが、単純に最小のサイズにして部屋を広く感じさせるということを最優先に考えるのではなく、そこでの過ごし方・暮らし方など自分の理想の暮らしを叶えてくれるようなテーブルサイズを選ばれるとよいでしょう。

大きめのテーブルでつくりのしっかりとした無垢材テーブルであればさらに心地良さが高まり、いつもみんなが集まる場所となります。

家具蔵各店では熟練の職人が仕上げる無垢材ダイニングテーブルを様々なサイズ、素材にて多数展示しております。

実際に見て、触れて、サイズによる心地良さの違いを体験しに来てください。

家具蔵では、インテリアの無料相談会を随時実施しています。家具蔵のインテリア無料相談会は、こちらから

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (168)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.