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「樹種が選べる」オーダー家具でワンランク上の暮らしを

2021.9.30

 

 

「こだわり」が叶うオーダー家具


 

 

家具を選ぶ際、自分のイメージした家具が見つからない、という経験をしたことはないでしょうか。

こういう家具が欲しい、という具体的なイメージはあるのに、色や形が微妙に違っていたり、素材が理想と違ったりなど…。

「妥協できないほどではないがどこかしっくりこない」

という経験は家具選び以外にもあるかもしれません。

こだわりが強い、と言ってしまえばそこまでですが、こうしたこだわりを満たすことから過ごしやすい空間は生まれてきます。

もしはっきりとした家具のイメージが思い浮かぶのであれば、既成のものを探すよりも、オーダー家具を選んでみてはいかがでしょうか。

オーダー家具であれば、デザインやサイズ、素材など、自分好みのこだわりの家具が手に入るでしょう。

 

 

どんな「樹種」が良いのか


 

 

デザインやサイズは言うまでもなく、家具においては素材、とりわけ木製のものを選びには「樹種」も大きなポイントといえます。

家具に使用される樹種は主にウォールナットやチェリー、ハードメープル、ナラなどが挙げられます。

ウォールナットの特徴としては、重厚さ、光沢のある褐色の落ち着いた色合い、加えて美しい木目が挙げられます。

モダンな空間、落ち着きのある大人な空間を作り上げるにはもってこいの樹種です。

チェリーはその赤い色合いとそこに至るまでの経年による表情の変化が大きな特徴。

温かみのある色合いは使い込むほどに光沢を増しながら、空間にあたたかみを与えてくれます。

ハードメープルは明るく光沢のある上品な木肌が特徴です。

さわやかで清潔感のある空間を演出します。

ナラは、ナチュラルカラーの代表格ともいえる存在。

そのやさしい雰囲気はどんな空間にも合わせやすい樹種です。

また、ナラ材家具の手触りは、細かい凹凸を感じることが出来るので、より自然感が楽しめます。

家具で使用される樹種はさまざまなものがあり、こうした少しまとめた程度では言い表せない、もっと深い魅力があります。

実際に素材を見て触れてみること、そしてそれを自宅に使う際のイメージを描くことが大切です。

 

 

無垢材と木質系加工材料


 

 

木の家具、すなわち木目のある家具の材料を簡単に分けると、「無垢材、天然木」と 「木質系の加工材料」の2種類があります。

無垢材とはどのようなものでしょう。

表面材、心材に分かれている合板物とは違い、天然木そのもののことをいいます。

わかり易く言うと丸太の木から伐り出した板材のことで、いわば「木そのまま、木そのもの」です。

無垢材は乾燥・加工に時間と手間がかかります。

木を知り尽くし、木を扱える熟練の職人でなければ、木の動きを読むことができません。

従って、扱いが非常に難しく、かつ現存する保有数からも極めて希少性の高い材料です。

一方、木質系加工材の代表である合板は、大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

合板とはベニヤ(木材から薄く剥かれた「単板」のこと)を何枚か積層して接着したものこのことです。

その表面に化粧シートや、突板を圧着し加工した工業製品をさします。

木質系の加工材料を使用している家具はコストパフォーマンス、量産を目的としています。

ただし無垢材とは木の質感や温もりが違います。

本物志向が強まる中、無垢材、それも「無着色」で作られたものは 「一生ものの家具」として多くの人を魅了しています。

それは厳選された無垢材と熟練した職人の技によって生まれているのです。

 

 

無着色だからこそ「樹種」選びが重要


無着色、という言葉が出てきました。

人が一人一人違うように、天然木も表情や生き様はそれぞれ違います。

木が大きく育つまでの歴史は木目の表情や素材に刻まれ、長い年月を経て育った木は、年輪や木目が同じものは一つとしてありません。

ですからその表情を生かし、そのままを味わえるように無着色で仕上げます。

無垢材、無着色の家具は時間の経過とともに深みや味わいを増し、使うほどに愛着を感じることができます。

着色した家具や表面材を芯材に貼りつけた家具は、購入した時が一番良い状態です。

それからは着色した部分に傷がつくと芯材が見え、表面材が剥がれてゆきます。

無垢材、無着色の家具はまるでパートナー。

お届け後からともに時を重ね、傷も味わいの一つになりながら世界に1つだけの家具に育ちます。

空間においてその空間を占める家具の素材や色合いの構成は非常に重要です。

特にドアなどの建具や床板の色と家具の色、素材のバランスは最もたるものでしょう。

無着色の無垢材家具は、様々な色素が折り重なり、「その色合いに」見えています。

また、経年で色合いを変えることも踏まえ、「これとこれは合わない」というものではありません。

僅かな色の違いも許されない、カラーコーディネートの世界から解放されるだけでなく、自分が本当に好きなものを選ぶことができる、そして、レイアウトした瞬間から前からそこにあったような、そんな雰囲気にさせてくれます。

色を選ぶのではなく、木を選ぶことでコーディネートの幅が広がるのです。

 

デザイン・サイズ・塗装まで思いのまま


 

 

一方、欲しい樹種はあってもデザインの好みが合わないケースも考えられます。

素材や木肌に至るまで、樹種に関しては申し分ないけれど、サイズやデザインがあと一歩、というものもあるでしょう。

こうした不一致を、デザインやサイズの幅が広く、さらに樹種の選択が可能なオーダー家具が解消してくれます。

また、木肌の質感や色、風合いを生かしながら長く使用していく上で欠かせないのが、塗装です。

どんなものでも使用するうえでの「傷み」との付き合いは切っても切れません。

塗装にはウレタン塗装やオイルフィニッシュ、漆塗りなどがあり、家具の用途に応じて選択されます。

こうした塗装に関しても、木の肌触りや見た目などからどの塗装が良いのか、こだわるポイントになるでしょう。

こだわりが増える分、実際に家具を揃えた際は満足感も増します。

 

 

 

長く使えることは最大のメリット


 

 

こだわって決めた家具だからこそ、長く大切に使うようになるという点はじつは最大のメリットかもしれません。

家具を買う、という機会はそうそうあるものではありません。

空間をある程度占める家具は使い勝手の良い、心地良いものである必要があります。

一度購入すると簡単に買い替えることもないでしょう。

だからこそ、こだわる必要があります。

オーダー家具はいわば一点物です。

一点物、という特別感は、他に替えのきかないものとしてより一層愛着を抱くことができるでしょう。

そして、そんな家具こそ長く使うことで味わいの増す「無着色」の「無垢材」でつくられた家具がベストな選択肢なのです。

 

オーダー家具と聞くと、既製品よりも高価だというイメージを抱く方も少なくないかもしれません。

しかし長く大切に使うことで、次々に新しい家具を購入する必要もなくなるため、結果としては経済的だとも言えます。

大事なのは満足感。

そこが十分に満たれていれば、どんなものでも価格相応、またはそれ以上の価値を感じることができるもの。

こうしたこだわりのオーダー家具の導入は必然、ほかのインテリアへのこだわりも触発します。

お気に入りのものに囲まれる、そんななかで日々の暮らしがより豊かになるでしょう。

 

家具蔵のオーダー無垢材家具の詳細はこちらから

 

オーダー家具でつくる上質な暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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