木のキッチン、フルオーダーキッチンとセミオーダーの違いとは

木のオーダーキッチン

ダイニングやリビングといった空間の内装や家具を無垢材でコーディネートすれば心地良い場所が生まれます。

しかし、それに見合う思いどおりの木のキッチンはそう多くありません。

LDKが無垢材でコーディネートされ、さらにキッチンも、という可能性も叶えることができるのが「木のキッチン」です。

新築で間取りを計画する、あるいはリフォームやリノベーションで間取りを見直す際、重要視されるのはやはりLDKでしょう。

間取りを計画する、もしくは見直すといったことは難しく捉われがちですが、これを「暮らし」という言葉に置き換えるとイメージし易くなります。

日々を心地よく、豊かに過ごす、そして効率の良い動線を考慮すると、LDKはオープンスタイルが主流というのも頷けます。

また、キッチンがダイニング→リビングとつながることで、一体感や開放感が出て部屋が広く見える、というメリットがあります。

日常の暮らしをより豊かに、快適にするにはLDK全体で考える。

そしてその中心になるのがキッチンです。

暮らし方、キッチンの使い方、ライフスタイル、ライフスケジュールによって標準的なキッチン、或いはセミオーダー、

またはフルオーダー、どのキッチンが最適かについて、まずは要望を整理しましょう。

１.形態やサイズのカスタマイズ

２.カウンター素材や収納のカスタマイズ

３.機器、パーツのカスタマイズ

この３つの全てに当てはまる場合はフルオーダーのキッチンが理想です。

いずれか１つないし２つであれば、セミオーダーでも対応できます。

セミオーダーキッチンでできること

サイズの微調整や機器（水栓金具、食洗器、IH、ガス機器、レンジフード、浄水器、ディスポーザー）、シンクやカウンター材のカスタマイズはセミオーダーで対応可能です。

全体を変更するのではなく、ベーシックなキッチンのメリットを残し、部分的にカスタマイズするのがセミオーダーの特徴。

上記のパーツについてオプション仕様のバリエーションの中から選ぶことが可能です。

しかし、オプションが増えるとコストもアップします。

セミオーダーとは、本体はシンプルでベーシックなものからコストを検討しつつ、最も重要視したい部分をカスタマイズするということ。

もちろん標準的なサイズ（Ｗ2400ミリ・2550ミリ・2700ミリ）に当てはまらないコンパクトサイズのキッチンであってもサイズの調整やオプション仕様のバリエーションでのセミオーダーは対応可能です。

つまり、多様化する住まい方に対応できるのも大きな特徴です。

毎日使い続けるキッチンですから、十分検討して自分に合った使い心地の良いキッチンを実現しましょう。

フルオーダーキッチンとは

フルオーダーキッチンとはいわゆる「自由設計」のキッチンで、間取りにも大きく影響する存在です。

家族が多く皆で料理をする、たくさんのお客様をもてなす、料理はもちろんお菓子作りなどレパートリーが広い、

ご近所の知人、或いは友人と料理をして互いにレシピを披露し合う、ホームパーティをすることが多い、

またそれに伴う食器や調理用具、家電が多く収納も充実させたい等々…。

空間の使い方も、キッチンの使い方も従来のものに対してプラスの機能を持たせる場合は、フルオーダーキッチンであれば思い通りに自分仕様のキッチンを実現することができます。

但し、ベーシックなものやセミオーダーのものと比較するとコストアップになりますので、フルオーダーについてもセミオーダー同様に優先事項を予算についてよくよく検討しておきましょう。

また、ベーシックタイプ、セミオーダータイプの場合、製作期間は約2カ月から3カ月ですが、フルオーダーの場合は約４カ月から５カ月を要します。

打ち合わせも同様に時間を要します。

スケジュール管理は余裕を見込んで進めていきましょう。

新しい住まいを作るまたは、キッチンをリフォームするこのタイミングがキッチンや暮らしを見直すきっかけとなります。

住まいを作るように、自分に合ったオンリーワンのキッチン作りについて考えてみましょう。

木のキッチンは無垢材家具と同じように使うほどに深みを増してゆきます。使い心地も空間も豊かさを増すのは大きな喜びです。

既成のものに合わせるのではなく、暮らしに合うキッチンを創りたい。LDK空間を豊かな木の暮らしにしたいというご要望は、最寄りの家具蔵のキッチンスタジオまでお気軽にお問い合わせ下さい。

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