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壁面収納はここがポイント

2020.6.6

 

壁面収納とは


空間の壁という、デッドスペースともなる場所を最大限利用し、空間における収納の機能性を大きく向上させる「壁面収納」が人気です。

テレビボードを兼ねたリビング収納が代表的ですが、書斎や廊下の壁面を利用した本棚やデスク兼用のもの、衣類収納を兼ねたものなどニーズは様々。

今回はそんな壁面収納を検討している人に向けて、その特徴や選び方などをご説明していきます。

 

 

特徴①デッドスペースを有効活用できる


最大のメリットは普段使用しないような場所である、いわゆるデッドスペースを有効活用できるということでしょう。

現代の住まいの天井高で多いのはおおよそ2400ミリ。

築年数が高い住まい、空間の取り合いの都合など様々な要素で前後はありますが、この2400ミリにぴったり届くような収納家具はあまりありません。

多くの置き家具で背高のもの(食器棚や本棚など)は200センチ程度のものが多く、これは一般に上の部分に手が届く高さにする配慮からです。

これ自体は使い勝手のうえでは便利なものであり、余白が生まれることから空間が広く見えるメリットもあるのですが、余ったスペースにも収納があれば、と考えるのが人情というもの。

壁面収納は空間の壁面の形に合わせて作り上げる家具です。

いわゆるデッドスペースを生まず、空間の余白を最大限有効活用でき、収納力の向上に貢献します。

 

特徴②空間の雰囲気を作り上げる存在感


壁面収納はいわゆる「目に入る面積」が比較的大きくなる収納です。

こだわりを持って全体のデザインと使い勝手のバランスを考えていきましょう。

優れたデザインを持つ壁面収納は空間全体に調和と高級感をもたらします。

これが収納性だけでなく、空間の印象を格段にグレードアップすることにもつながります。

圧迫感が出ないように、テレビを設置する部分の背板は無くし壁を見せる。

ガラス扉を多用する。

照明を付属させる。

こうしたことで圧迫感が削減され、空間の印象にメリハリとスッキリ感が生まれます。

そのうえで自分や家族が使いやすい位置に目的を持った扉や引き出しがあると、使い勝手と見た目が両立した収納が生まれるのです。

 

 

特徴③集中収納で片付いた広々としたお部屋に


収納家具を空間に配置する際は空間の4辺のうち2辺までに配置をまとめることがセオリーとされます。

それは3辺以上の壁面のお部屋の色々な場所に収納家具が点在することで空間自体がゴチャゴチャと見えてしまうほかに、何をどこにしまったかが分からなくなり、結局散らかったお部屋になってしまう傾向があるからです。

壁面収納は収納を一か所に集約することで、何かものを探すときにもそこだけ調べれば良くなり、見た目だけでなく、探し物にかける時間が少なくなることで日々の小さなストレスの軽減や時短にも繋がるのです。

 

特徴④ムダな隙間がないので毎日の掃除が楽になる


空間に中途半端な隙間ができないことは壁面収納のメリットの一つ。

そのことで床や壁など掃除をしなければならない場所が減り、お部屋の掃除が楽になるといったメリットもあります。

 

低予算でも壁面収納を作ることができる


壁面収納という言葉を聞くと、高額な費用が必要になるイメージがありませんか?

実は低予算でも壁面収納を取り入れることは可能です。

例えば扉や引き出しが無い、オープン収納などは、皆さんが予想されるよりもコストはかからず、意外とお求めやすい価格になることがあります。

また、取り付け施工が必要なことが多く、その際には人件費や手数料も考慮しなければいけない壁面収納。

しかし、設計次第ではそうした工事が不要なようにすることも可能です。

家具蔵でも様々な事例を見ながら、それを実際に手掛けたスタッフが打ち合わせに参加して、一人ひとりにベストな提案を行っています。

予想よりも手軽にあこがれの壁面収納が手に入るかもしれませんよ。

 

「無垢材」「オーダー」の壁面収納のすすめ


日本国内だけでも数多くある壁面収納を製作するメーカー。

誰もが名前を知っているような大手メーカーのものもよいですが、毎日のように目にし、使うものは素材と使い勝手にこだわりたいもの。

であれば、本物の木である無垢材のものをオーダーで作ることは選択肢のひとつに入れておきたいところです。

基本的には設置後その場所を動かすことなく、ずっと使い続けることになる一生ものの家具となるのが壁面収納。

無着色でつくるものなら時間の経過とともに風合いも増し、傷みすらも味となって楽しむことのできるものであれば長い期間使用するにあたっても安心です。

また、扉の仕様や引き出しのサイズひとつをとっても、要望するものは人それぞれ。

その異なる用途をシステムによる規格での提案ではなく、センチ刻みでカスタマイズできることはオーダー製作の大きなメリット。

家具蔵でもウォールナット(アメリカンブラックウォールナット)・チェリー(アメリカンブラックチェリー)・ナラ・メープル(ハードメープル)という人気かつ合わせやすい銘木をラインナップし、一人ひとりの要望を細かくヒアリングしながら世界に一つの収納家具をご提案します。

お気軽にお問い合わせください。

 

家具蔵の無垢材オーダー家具の詳細はこちらから

 

 

 


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