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ライフスタイル別にみるダイニングテーブルのサイズとは?

2020.11.4

 

 

以前は「ダイニング」といえば食事をする「だけ」の場所という位置づけでした。

近年では「リビングダイニング学習」という言葉なども定着し、さらには「リモートワーク」「在宅勤務」といった働き方も珍しくなくなりました。

ダイニングテーブルはお子様の勉強机代わりとなり、在宅で仕事をする方にとってはオフィスデスク代わりとなっている事も多いのではないでしょうか。

また、日常少ない家族との時間を皆で囲むことができるダイニングテーブルで、と食事以外の時間もそこで過ごすことがスタンダードにもなってきました(食後すぐソファに行くと姿勢も崩れゴロゴロしてしまうのを避ける、という意味合いもあるようです)。

一方で在宅時間が少ない、ダイニングテーブルを使用するのは食事の時だけ、という方もいるでしょう。

現在、私たちのライフスタイルは多様化しています。

家族の在り方や人数も様々です。

ダイニングテーブルのサイズに関しても一概に何人家族だからこうだ、とは言えなくなってきています。

ダイニングテーブルをどのように、何人で使うか、どのくらいの時間と頻度で使用しているのか。

ライフスタイルに合わせた適切なサイズを考えていきます。

 

 

1人分の食事に必要なダイニングテーブルのサイズとは


食事をする際に必要な一人分のスペースは幅600mm×奥行400mmと言われています。

コーヒーショップやカウンタースタイルの飲食店などのテーブルと椅子の配置を見ると、おおよそそのような感覚であることからイメージはつきやすいのではないでしょうか。

極端な話ですが、一人暮らしのスタイルのダイニングテーブルはこのサイズでも事足りる、ということです。

 

2人暮らしで使うダイニングテーブルの大きさとは


パートナーなどと一緒に暮らしている場合のダイニングテーブルの大きさとしては、互いに向き合って座る場合は上記の「奥行」を単純に2倍すれば成立します。

ただ、そのような大きさのテーブルは意外とありそうでないものです。

この奥行きについては、互いが向かい合った際に快適な「パーソナルスペース」が関係してきます。

この「400mm」を極力確保したうえで長方形としても綺麗な形は幅1400mm~1500mmほど。

来客を考えればそのくらいのサイズがあっても良いかも、と考える人もそんなに大きいものは必要ない、と考える人もいるでしょう。

後者の場合は互いに向きあう位置を少しずらせば、一人当たりの奥行の間隔は担保されます。

その場合は1000~1200mm程度の長方形でも良いでしょうし、800×800mm程度の正方形や円卓といった選択肢も考えられます。

 

3~5人程度で使うダイニングテーブルの大きさとは


 

いわゆる「家族」の人数としてもっとも多いのがこの「3~5人」ではないでしょうか?

当然、ここにはある意味スタンダードである「4人」も含まれます。

さきの基準に照らし合わせて、妻手(テーブルの短辺)も使用すれば幅1200mmもあれば、と思うかもしれません。

ただ、向かい合う同士で800mm程度は欲しいのが圧迫感の無いサイズというのも先述した通り。

そこでやはり1400~1500mmほどのサイズは必要となってきます。

家具量販店などにいくと、1350mm程度のテーブルが「4人掛け」として展示されていて、それもさきの600mm×2=1200mmに15センチを足して余裕をつくる、という意味では間違いないのですが私たち家具蔵はできるだけ大きなサイズのテーブル、具体的には幅1500mmほどのサイズをお勧めすることが多くあります。

一人分の食事スペース=600mmというのは個々に取り分けられた状態の食事を指しています。

それに150mmの余裕をとっても食事の際に張る肘の幅や物理的な人と人の『近さ』は残ります。

まして、いつも正しい姿勢で食事をとるわけではなく、やはり自然と姿勢は崩れていくもの。

その時の余裕や、長手(テーブルの長辺)と妻手に座る人との距離感を適度なものにするうえでも幅1500mm程度は必要なのです。

もちろん、スペースに余裕があればそれ以上、例えば1650m・1800mmの幅を持ったテーブルを置くのも良いでしょう。

普段からゆとりを持ったスペースで作業や食事ができるうえ、来客にも対応しやすくなります。

最初は大きいな、と感じてもいつか必ず「このサイズで良かった」と思う時が来るはずです。

サイズの大きなテーブルは作業性の良さと同時にゆとりを毎日の暮らしにもたらしてくれます。

 

適切なテーブルサイズと空間の相性


このように、ライフスタイル別に様々な「丁度良い」テーブルのサイズが存在します。

ただ、空間に置くためのものであり、そこには制限が必ずあります。

大きいテーブルを入れたい、と思っても結果、周囲が狭くなり移動しづらい、または、空間の大きさに対してテーブルが小さすぎてバランスが悪い、といったケースも考えられます。

事実、テーブルが大きすぎて失敗した、というケースはよく耳にします。

こうした失敗をしないためにも、テーブルを購入する際にはおおよその目安でサイズを決めるのではなく、しっかりと採寸を行うことをお勧めします。

または、家具店のスタッフに色々と聞いてしまいましょう

様々な事例を知るスタッフであれば、自分の事情に応じたサイズやスタイルを提案してくれます。

また、間取り図などを使ってシミュレーションを行うことで間違いのないサイズ選びが可能になるのです。

また、その時に何よりも大事なのは自分が、自分たちが、どのようにその場所で過ごしたいかという希望です。

適切なサイズと気に入ったスタイルのテーブルで過ごす時間は心も身体もリラックスさせてくれます。

テーブルのサイズに迷ったら。

どんなテーブルを選べばよいか迷ったら。

お気軽に家具蔵のスタッフにお声掛けください。

お客様のライフスタイルに合わせて適切なサイズをご提案致します。

 

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家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの実例はこちらから

 

 

 


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