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オーダーメイドでつくるチェリーのテーブルの魅力とは

2020.11.16

 

 

「アメリカンブラックチェリー」は、北米大陸にある30種類ほどのサクラ類の中でも、絶大な人気を誇る素材として世界中で知れ渡っています。

元々、アメリカの原住民であるネイティブアメリカンたちにとって、サクランボの果実が採れる木として重宝されていました。

今でも日本のスーパーなどでよく目にする「アメリカンチェリー」として親しまれています。

また最高のパイプ材として世界の愛好家から絶賛されているほか、木片は燻製の時にチップとして使うと、まろやかな味に仕上げることができます。

家具としても無垢材ならではの豊かな色合いの変化や空間に馴染む木目であることから、とても人気が高く、自宅の中心となるダイニングのテーブルに検討される方も多いチェリー材。

今回はこのチェリー材でダイニングテーブルをオーダーする、その魅力をご案内します。

 

 

豊かな経年変化


数ある樹種のなかでも、その色合いの変化の大きさではチェリーは一、二を争います。

その変化はとても早く、まさに劇的です。

最初の頃のチェリー材の色合いはほんのりとだけ赤い、穏やかなものです。

しばらくすると色味が濃くなり、赤みを増してきます。

いわゆる「深い飴色」で、1年ほど経過した頃には、いわゆる皆さんがイメージする「チェリー材」の色合いになります。

おおよそ3~5年で色の変化は落ち着きますが、その変化はいわば「暮らしと記憶の蓄積」。

年月を経た木の家具は、成熟するにつれて「時間の色」とでもいうべき独特の味わいを醸し出します。

新しい暮らしを始めるようなタイミングで選ぶにはぴったりの樹種ではないでしょうか。

 

特徴的な手触り


木の手触り感は、その種類によっても違いがあります。

チェリー材は、木の中の「導管」という地中から水分を吸い上げるための管の配列がまばらとなっているため木の表面に凹凸が少なく、すべすべとした質感を感じます。

木の種類によっては、例えばナラ材などは非常に規則正しい導管の配列となっているため、凹凸が明確でざらざらとした質感を感じます。

すべすべとしてなめらかな手触りというのが、チェリー材の特徴のひとつでもあります。

テーブルの表面をついつい撫でていたくなるのも、チェリー材ならではのことと言えます。

 

豊かな「キャラクターマーク」


木が成長する過程で、様々な影響を受けています。

その影響が木の木目(杢)として現れることがあり、それを杢目と呼びます。

その成り立ちは様々で、時にはその杢が希少性や意匠性を生みだし、珍重されることがあります。

チェリー材の代表的な杢のひとつにリップルマーク(さざ波紋)というものがあります。

穏やかな水面に風や水の流れによって生じる波のようなうねり模様。

その模様のことがリップルマークです。

チェリー材に現れるリップルマークは、見る位置や角度によって波模様が立体的に見えたり、色の濃淡が変化してみえたりと、とても豊かな表情を生み出します。

無垢材ならではのその表情の変化が、飽きのこない一生もののテーブルとなっていく大きな要素となってきます。

またこの杢は様々な種類があり、そんな違いがますます使い手を魅了してくれるのです。

 

優しい木目


チェリー材の家具の魅力のひとつに「優しい木目」を挙げる人も多いでしょう。

使い込むほど、時間が経つほどに木目の表情が優しくなるので、そのことから「住まいに馴染んできた」という印象を受けるかもしれません。

木目は先ほど出てきた「導管」がふたたび関係してきます。

チェリー材などの導管が散らばっている素材は、年輪が強調されるよりも柔らかい、優しい印象の木目となります。

家具に使用するための素材としては、このような馴染みや協調性がある素材も人気が高い要因です。

 

チェリー材のダイニングテーブルのある空間


チェリー材のテーブルは、それだけで空間のランクを一つ上げるような、そんな風合いの良さがあるといわれています。

自然光や緑との相性の良いチェリーはどのような空間の雰囲気とも相性が良く、コーディネートの幅も広がります。

どのようなシーン・内装にも映え、カジュアルな空間・贅を尽くした空間、どちらでもしっくりと馴染みます。

そのため、インテリアコーディネートに難しいテクニックなどは必要としません。

チェリーのダイニングテーブルは温かみのある、やさしい空間を作り出します。

どの様な空間にも合い、雰囲気を更に高めることができる稀な素材でありながら、使う人を魅了する滑らかな手触りと色味の大きな変化を楽しむことができるチェリー材のダイニングテーブル。

お気に入りのダイニングテーブルがあるだけで、暮らしが豊かに変わります。

「おうち時間」の充実が大切な今の時代。

お部屋のダイニングテーブルの前で過ごす時間も長くなり、お食事、団欒、仕事、勉強とダイニングテーブルでの過ごし方もより多様化しています。

心地よい空間と気に入ったチェリーの素材があるだけで、ご自宅に大きなアドバンテージがあるといえるのではないでしょうか。

 

家具蔵では、木に詳しい専門の知識をもったスタッフがチェリー材のダイニングテーブルについて、詳しくご説明すると共に、コーディネートの方法やサイズ・配置に関してしっかりご案内します。

我が家にも末永く暮らしを共にする無垢材のテーブルを、とお考えの方はお気軽に家具蔵各店へお越しください。

 

チェリー材の無垢材家具のある暮らしの事例はこちらから

 

家具蔵の無垢材テーブルのラインナップはこちらから

 

 

 

 


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