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本棚こそオーダーメイドで

2020.12.23

 

 

皆さん、住まいや職場などの書籍、つまり本の収納・保管はどのようにしていますか?

最近ではペーパーレス化が進み、電子書籍も増えてきました。

しかし、画面を通してではなく、ページを繰りながら読むことに慣れている、もしくはそれ自体が楽しみである、という人も少なくありません。

思い出の書籍、現在は廃盤になってしまっているもの、大切なコレクションや全集など書籍を保管しておく理由は様々で、また、そのサイズなどもまちまちです。

それらの書籍はやみくもに収納してはむしろ乱雑に見えることも。

しっかりと分類し、本棚へ整理・収納を行うことで使い勝手も見た目も数倍よくなります。

ではその際にどのような本棚、ブックボードを選べばよいのでしょうか。

今回はオーダーメイドで作る本棚についてお話ししていきます。

 

本棚を増やす前に、まず「書籍を分類する」


蔵書量が増えてきたから、子供が大きくなってきたから、とやみくもに本棚を追加する。

整理収納の場所、モノが帰る場所を作るのはおおむね正しい行為です。

ですが、本棚やブックボードの購入の前にやっておくべきことがあります。

それは「蔵書の棚卸」です。

何においてもそうですが、新しいものを買い続けて気が付けばいつのまにか置く場所がなくなっていた、ということはままあります。

続々と新刊が発行される書籍などは、その最もたるものといえるでしょう。

まずは本棚やブックボードを購入する前に、自分がどのような本を何冊くらい持っているのか、その本は本当に今後も必要なのか、という点を一度整理し分類してみましょう。

以前に買った書籍も一度読んだきりで、奥の方に眠ってしまっているのでは意味がありません。

思い入れのあったものや捨てるに忍びないものなら図書館や他の人へ譲るという方法もあります。

お子様の絵本などは対象年齢があっという間に過ぎてしまうので親しい友人間などで譲り合い、長く使うこともできます。

そのように棚卸をしていくと

「これは電子書籍で充分だった」

「この娯楽の雑誌は購入して一度しか読んでいないな」

など自分で気づく部分もあり、余計な出費や、不要なものを増やさずに済む習慣がついてきます。

不要なモノの購入を減らすことは環境保護にもつながり、森や木など自然を守ることにもなります。

 

サイズ分けと既製品の本棚で起きること


蔵書の整理ができたら次はサイズ分けです。

持っている書籍はどのサイズが多いのかという点を確認します。

書籍のサイズは雑誌などのB5やA4、単行本、新書や文庫、画集・写真集など大きさは様々です。

多くの場合、収納家具はいわゆる「既製品」がほとんどで、それに合わせて収納量や内容が決まります。

すると「あれは入ったがこれは入らない」「中途半端なスペースが空いてしまった」ということが起こります。

これは本棚、ブックボードでも同じです。

既製品の収納家具は、おおよそのニーズを目安に、大量生産を図ることで安価な商品提供を行っています。

そのため、一人ひとり異なるニーズには対応できないことが出てくるのです。

本棚においてはおおむねそのサイズは決まっているものの、その所有量や取り出す優先順位などは異なります。

中途半端に空いている部分に無理やり書籍を詰めた結果、乱雑に見え、取り出しにくい、そんな本棚も少なくありません。

また、安価で手に入れたものは買い替えを容易にしてしまいます。

こうなると徐々にインテリアの組み合わせがチグハグになったり、しっかり収納しているのに乱雑に見えるといったことが起こり得るのです。

 

オーダーメイドで本棚をつくる


そこでオーダーメイドという選択肢の出番です。

自分のニーズ、本棚やブックボードの場合は蔵書量や、そのサイズ、もちろんどこに置くのかで異なるサイズや仕様などを自由に指定できます。

有効に空間のスペース活用ができ、無駄なく最大限容量を増やすことも叶います。

さらには、扉・引き出し・オープン棚の仕様の組み合わせやその大きさ・位置も指示できる(もしくは提案してもらえる)ので、使いやすさや保管性についても大きく向上します。

例えば普段あまり出すことはないが大切に仕舞っておきたい本。

扉の中なら紫外線による変色やほこりの侵入も防ぐことができます。

色々な種類の本を雑多に収納するのに目隠しにも使用できますね。

綺麗な表紙や収集している本を見せたい場合はガラスの扉のなかに。

そうすれば、飾りながら収納することも可能になります。

逆に普段からよく取り出す書籍はオープンにすることで出し入れがスムーズになります。

棚の位置を可動棚を使い変えられるように製作しておけば、入れる本の種類が変わったとしても、その都度高さを変えて使用できます。

このようにオーダーメイドの本棚なら使う人や収納する本が変わっても使い方を変えることで本棚自体は長く使い続けることができるのです。

 

無垢材でオーダーメイドの本棚を作る


長く使うものだからこそオーダーメイドの際には素材にはこだわりたいものです。

着色したものや、木目プリントを施したような材料では、使用していくうちに段々と角や端の部分が剥がれ、いわゆる「みすぼらしい」状態となってしまいます。

無垢材且つ無着色の家具は、いわば「本物の木」なので、そういったことがありません。

使うごとに経年変化といって色味も深まり、味わいが増していきます。

本物の木ならではの優しい色合いは今まで置いていた他の家具とも調和し、どんな空間にもよく馴染みます。

中に入れる書籍と共にオーダーメイドの本棚も成長を楽しめることで、より一層愛着も湧いてきます。

大切にしている本を綺麗に収納し、インテリアとしても美しい。

そんな本棚なら、やはり丁寧に仕立てられた自分仕様の本棚を選ぶべきではないでしょうか。

きちんと整頓されたお気に入りの本たちを眺める時間さえも愛しくなることでしょう。

これは小さなお子さんがいるお住まいにも有用です。

お子様が普段から出し入れする場所に本物の木を使い、ものを大切に扱うことを小さなうちから体験できることは将来的にもプラスになることに間違いありません。

本と過ごす時間はとても豊かなものです。

一生使える無垢材でオーダーメイドの本棚を製作し、より一層豊かな時間を楽しみませんか?

家具蔵の無垢材本棚(ブックボード)のラインナップはこちらから

 

家具蔵の無垢材オーダーボードのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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