スツールをオーダー家具でつくるメリットとは
2021.3.4
目次
日々の暮らしに欠かせないものである家具は、愛着を持って使うことができるのが望ましいもの。
今回のテーマであるスツールも同じです。
それぞれ暮らし方というのは異なるものですが、個々の事情にフィットするものはとても使いやすく重宝します。
コンパクトなサイズなら持ち運びもしやすく、家庭で1つは持っておきたい家具といえるでしょう。
暮らしや住まいの環境に応じて、シーン別で気軽に使えるようなスツールが家にいくつかあると、いざという時に便利です。
スツールを使うメリット、そしてそれをオーダーで持つことのメリットとはどんなものがあるかみていきましょう。
スツールの用途
家具はインテリアであり、住まいを美しく彩るもの。
ただ、前提としてあるのは「道具」という視点です。
道具である以上は、使い勝手が大きく重要視されます。
使い勝手が良くないものを使い続ける日々はストレスが溜まり、そこに愛着は生まれません。
スツールは様々な用途を想定できる、ひとつでいくつもの役割を果たすことのできる家具。
つまり「使い勝手の良い」家具のひとつです。
スツールにはそれぞれの使用する場面を想定したデザインが存在し、だからこそ「オーダーメイド」という観点も生まれるのですが、まずはスタンダードなものをひとつ持っておくと日常の様々な場面で活躍してくれます。
こうしたスタンダードなスツールにはどういう用途が考えられるでしょうか。
スツールをダイニングやデスクまわりで使用する
スツールとはいわば「背もたれのない椅子」です。
当然のことながら、その第一の役割は「座って作業するのに使用する」でしょう。
ダイニングテーブルに合わせる際には来客時の予備の椅子として数脚あると安心です。
それらをスタッキング(重ねて)して保管できるものはスペースも気にすることがないので人気があります。
また、そうしたスツールを例えばワークデスクやドレッサーデスクに合わせることも。
座って作業することに対し最低限の役割を果たし、出入りなども容易で場所を取らない。
そうして何かの際にはダイニングに移動させることもできる。
そんな兼用家具としての役割を担ってくれます。
スツールを玄関で使用する
この用途も広く認知されています。
靴を脱ぎ履きの際にある程度の高さを確保した状態で腰を下ろすことができれば、非常に楽です。
玄関という場所は多くの場合スペースが限られているので、そこに置くスツールはサイズ選びもポイントです。
殺風景になりがちな空間でもあるだけに、そこにデザインの美しいスツールがあるだけで玄関先の「格」も上がるというものです。
スツールを寝室やソファ前で使用する
これは本来座るためのスツールを「テーブル」として使う想定です。
ソファ前に置くテーブルは、コンパクトで身体の近くに置けるものがスペースも有効に使用でき、より寛げるというもの。
スツールの一般的な高さはリビングテーブルなどのそれと大きく変わらないのでソファ前のテーブルとしてはもってこいです。
また、寝室で使用する場合にはベッドの横にレイアウトすることを想定します。
いわゆる「ナイトテーブル」としての用途で、時計や照明スタンドなどの就寝時の必需品を置いたり、読みかけの本、携帯電話、メガネを置いたりとなにかと便利です。
スツールを洗面スペースで使用する
洗面台はドレッサーなどを使用しない人には重要な身づくろいのスペースです。
化粧やスキンケア、ヘアセットなどを腰掛けて行うことで、よりその効率も良くなるというもの。
入浴の際の着替えの一時置き場としても使うことができます。
この用途の場合、洗面台の高さに応じた座面高の確保と水濡れに強い仕上げが必要で、さらにはある程度のスペースも必要になってきますが事情が許す人にはぜひおすすめしたい用途です。
「オーダースツール」の魅力とは
スツールには様々な用途が期待でき、一脚あるだけでも多くのシーンで活躍することが分かりました。
そんなスツールをまず一脚選ぶならどんなものが良いのか。
デザイナーズものでスタイリッシュに?
ポップで安価なものをお手軽に?
今回お勧めしたいのは「無垢材オーダーもの」です。
無垢材とはいわずとしれた、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。
無垢材でつくるスツールにも様々ありますがこれをオーダーメイドで作る際に得ることのできるメリットとはどんなものがあるでしょう。
オーダー家具の入門編として最適
オーダー家具は何も変わった変形テーブルや大型の壁面収納だけではありません。
その人のためにつくられる、世界で一つの受注生産品がオーダー家具です。
もちろんオーダー製作するスツールもそのひとつ。
自分の為だけのものを持つ喜びを、比較的安価に叶えることができるという意味でハードルがぐっと低くなるのです。
満足のいく座り心地や使い勝手
例えば手持ちのテーブルに合わせた高さに。
自分の足の裏がしっかり床に着いて疲れにくい高さに。
用途を考えてセンチ刻みで総高を変えて。
オーダー製作のスツールはこうした調整が可能です。
そうすることで快適な座り心地や使い勝手を備えたものを楽しむことができます。
好きな樹種で製作できる
一言で「木」のスツール、「無垢材のスツール」といっても多種多様なものがあります。
また、それに使用される樹種もまた多様。
それぞれことなる質感や色合いで空間ごとの相性もまた変わってきます。
そうした「選ぶ楽しみ」も無垢材オーダースツールは併せ持っています。
私たち家具蔵の無垢材スツールもご注文を受けてから熟練の職人たちが手仕事で仕上げるオーダー製作のもの。
最大8樹種から選択でき、木目までもデザインとし、着色を施さずに木本来の色合いと経年による風合いの変化を楽しんでもらうものです。
座り心地と使いやすさを重視したデザインは様々なシーンで活躍します。
実はマルチに活躍してくれる家具であるスツール。
日々の暮らしの傍らに、自分仕様のオーダースツールを置いてみませんか?
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