オーダーキッチンとシステムキッチンの違いとは?
2021.7.31
キッチンという場所の重要性
新築やリフォームの計画。
それを進めるなかで間取りのプランや床・壁などの仕上げ材についてはじっくり時間をかけて選ぶことでしょう。
しかし、キッチンについてはハウスメーカーや工務店のプランの中から最後の方に選ぶということも実は少なくありません。
本当はキッチンについても希望や理想がいろいろあるのに後回しにしてしまい、いざキッチンを決めるときになって諸々の制約が出てしまい希望する機器が導入できないなど急なプランの変更を余儀なくされるということもあります。
キッチンで過ごす時間は、家にいる時間の中でも比較的長いものになります。
また共働きの家庭であれば、キッチンの作業動線や機器の使い方を工夫するだけでも時短につながり、時間を有効に使うこともできるのです。
キッチンを決めるにあたっては、設計者やハウスメーカーのおススメから選ぶのもひとつですが、せっかくであれば使いやすいもの、自分のスタイルに合ったものを選びたいものです。
そのためには自分でもある程度プランを考えたり、打ち合わせの中で?と思うことがあれば自分で調べたり、そのキッチンを使うユーザー側もある程度の知識を持つことで、後から「ここはこうすればよかった」という後悔を減らすことができます。
今回は、キッチンをプランにするにあたり、システムキッチンとオーダーキッチン、それぞれの特徴についてお伝えします。
簡単なポイントですが、賢いキッチン選びをするための第一歩として、参考にしてみてください。
システムキッチンの特徴は?
●決まったシリーズやサイズの中から選ぶため、選択肢が事前に絞られていることが楽(と感じることもある)。
●製作可能な仕様が決められているので、コストを抑えることができる。
●間取りに適応するサイズや仕様が限られるので、打ち合わせ回数も少なくて済む。
●納期が短いため、竣工までに時間がなくても製作可能。
●サイズ変更が可能な範囲が限られるため、特殊な間取りや形状に対応ができない。
●シリーズごとの縛りがあるため、機器・面材・ワークトップの仕様が限定的になる。
●面材はトレンドを意識したものが多いが、リペアの際に同じものが選べないことがある。
●インテリアや家具の素材と合わせたくても同じものが選べない。
オーダーキッチンの特徴は?
●いちから設計する為、収納のサイズはもちろん引き出しの高さなどの内部の仕様も自由度が高い。
●機器や面材、ワークトップの素材や形状なども自由に選べるため、間取りや設備の位置に縛られることが少ない。
●キッチン単独で考えるのではなく、インテリアの一部としてダイニングやリビングの家具、そしてキッチンの背面収納と合わせてトータルでコーディネートすることができる。
●自分なりの使い勝手やこだわりを反映させることができる。
●システムキッチンと比べると平均的にコストが掛かる点は否めない。
●打ち合わせに要する時間と労力や製作に要する時間・納期は考慮しておく必要がある。
それぞれにこのような特徴が見られます。
完成までどのようなステップで進むべきか、ゴールから逆算して考えたときに自分にどちらの方法が合っているか、
そして納得できるのはどちらか、というポイントを踏まえたうえで、新築やリフォーム計画の早い段階から考えることで、結果的に満足のいくキッチンにたどり着くことができるのではないでしょうか。
「セミオーダー」という選択肢も視野に
また、悩んだ結果システムキッチンのコストパフォーマンスも、オーダーキッチンのこだわったプランも捨てがたいという場合には、良いとこ取りの「セミオーダー」という選択をする人もいます
「そんなに都合の良いことが?」と思うかもしれません。
確かに、それが叶うメーカーは多くありませんが、家具蔵であれば可能です。
ベースとしてはセミオーダータイプとし、サイズや仕様がどうしてもお客様のご要望にフィットしない部分については特注で製作する。
お任せで良い部分はセミオーダーでつくり、こだわりたい部分は特注で誂ることで、ある程度価格は抑えつつ「完全自分仕様」のキッチンが完成します。
私たち家具蔵がお客様とのお打ち合わせの際、特に重視するのはこだわりポイントの優先順位。
価格が少し上がっても叶えたいことなのか、「できたら良いなぁ」というくらいのことなのか。
例えば、コンロや食洗機横の収納はお任せで良いけれど、シンク下にはダストボックスを3個入れたいという場合は、調理ベースやコンロベースの収納はセミオーダータイプを活かし、シンク下だけをダストボックスが3個入るようにサイズや仕様を調整する、というように元々が受注生産で作るメーカーであればこうしたことも普通にできるのです。
日本ではキッチンはもともと家に備え付けられているものという考え方ですが、海外ではキッチンは家具と同じく、そこに住む人が付け加えるものというスタンスが一般的です。
家具にもいろいろなメーカーがあるように、キッチンも今回比較しているシステムキッチンメーカーのものやオーダーキッチンだけでなく、自分でパーツを選んで組み合わせてネットで購入できるものや建材メーカーが作るものまで、今ではその幅はとても広く用意されています。
まずは広い視野をもって、いろいろなキッチンを見比べてみるところから始めることをお勧めします。
その際には一度、家具蔵各店、またはキッチンギャラリーにもお立ち寄りください。
関連する記事
最近の投稿
- ラウンドテーブルの「脚」は何が正解か? 2025年4月3日
- 無垢材家具は樹種の堅さで選ぶべきか 2025年4月1日
- 一枚板テーブルは「乾燥」が重要である理由は? 2025年3月30日
- なぜ無垢材家具にはリピーターが多いのか? 2025年3月28日
- 無垢材は耳にも優しい!その理由とは? 2025年3月26日
- 大きなテーブルを選ぶときはここを確認! 2025年3月24日
- 「人が集まる」木をダイニングテーブルにする理由とは 2025年3月22日
- 「6人掛けテーブル」のサイズの正解は何センチか? 2025年3月20日
- 家具の周辺に必要なスペースの「目安」を知る 2025年3月18日
- 「座り心地が良い」という感覚は何から生まれるか 2025年3月16日
カテゴリー
- 未分類 (1)
- 家具の選び方・置き方 (1,570)
- インテリア&住宅情報 (634)
- 人と木と文化 (396)
- ニュース&インフォメーション (447)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (615)