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リビングに一枚板のローテーブルがある良い影響とは

2021.5.30

 

 

リビングでソファ前に置くことも多いローテーブル。

リビングでお茶をしたり、あるいはお食事の場となったり、その活躍の場は多岐にわたります。

リビングスペースは家族の憩いの場であり、ゆったりとテレビを見る、そして団欒するなどリビングで長い時間を過ごす方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなリビング生活には欠かせないローテーブルについてのお話です。

 

ローテーブルを置くメリットとは


 

 

高度経済成長期に団地という居住形態が生まれた頃から、日本の住まいでも「リビング」「ダイニング」という区分けが生まれるようになりました。

それに伴い、食卓の風景は椅子に座ってテーブルを囲む、といった風景が主流となります。

それ以前の日本の食卓風景は卓袱台に代表される「床に座って」テーブルを囲む食事のスタイルが一般的でした。

場合によっては家族4人の生活でも食事の後は卓袱台を片付けて布団を敷く、つまり同室が寝室となるというスタイルも決して珍しいものではなかったのです。

丸い形状の卓袱台はぐるっと車座で囲むことができます。

視線も均等に合わせられることから家族団欒の一場面として活用しやすい家具となります。

元々床に座ったローテーブルの使い方は、この様に日本人の暮らしに浸透している使い方でもあります。

椅子を用いないことから座る位置や人数の制限に自由さが出やすいことがローテーブルのメリットです。

目線が低い位置になることから室内空間の広さが感じやすいことも一つです。

その為、部屋を広く見せたい場合はローテーブルを使った生活を選ぶこともあります。

また、小さいお子様がいる家庭では、ローテーブルは遊び場所としても活躍します。

体が小さいころはダイニングチェアとテーブルとの距離感に体が合わないことが多いのですが、ローテーブルの場合は体の大きさに対して合わせやすい高さとなるので、ちょっとした遊び場や勉強の場としても大活躍します。

 

高さによって使い方が変わるローテーブル


ローテーブルは高さによって向き合う姿勢や使い勝手が変わります。

 

●床に直接座って使うローテーブルの高さ

座卓としての使い方に近い、床に直接座って使うスタイルです。

座布団やクッションを使って座る場合にローテーブルの高さは350~370mm程度が丁度良い高さです。

座る姿勢が正座なのか、足を崩して座るかによっても人の目線の高さが変わります。

その為、ローテーブルの用途が床に直接座ることが多い、という場合は実際に座った姿勢でどの高さが使いやすいかを試して選ぶことがお勧めです。

 

●ソファ前に置いて使うローテーブルの高さ

ソファの前に置くテーブルとしてローテ―ブルを使用する際には、テレビのリモコンを置いたり、飲み物を置いたりする場所としても活用されます。

その為ソファの座面の高さとローテーブルの高さを連動させることが必要です。

一般的にソファ前のローテーブルとして適切な高さは、ソファの座面高と同じか少し高めを選ぶと良いでしょう。

高さが高い方がモノを置きやすいというメリットがありますが、リビング空間を圧迫してしまう見え方にもなりますので、バランスを見て高さを選びましょう。

 

●リビングダイニング兼用としてソファで食事をするローテーブルの高さ

限られたスペースを有効活用する手段としてダイニングテーブルをソファに合わせるケースも増えてきています。

いわゆる「ラウンジスタイル」とも呼ばれるもので一か所で食事や作業もくつろぎも、という考え方を反映したものとなります。

メリットは家具の数が少なくなることで空間が広く使える事。

デメリットは椅子の様な小回りが利かず、また勉強や仕事などの作業姿勢には向いていない事。

快適な住まい方も様々な選択が出てきていますが、ソファとダイニングをミックスするレイアウトも一つの選択肢です。

食事や作業を快適に行うための最適な高さは「座る椅子の座面高プラス28~30cm」が理想です。

その為ソファで食事を摂るスタイルの場合はクッション性で沈み込むことを考慮したテーブルの高さに注意が必要です。

 

 

一枚板で作るローテーブル


 

 

テーブル自体にも様々な素材が存在します。

そのうえで特に人気を誇るのが無垢材一枚板を使ったもの。

いわゆる「一枚板テーブル」は木のありのままの形が表現されます。

直線・曲線でデザインされたテーブルとは違い、ありのままの自然のかたちを楽しむことができる一枚板はすべて一点物です。

そんな世界に一つのものを数ある中から自身で選ぶことができる、という点もその人気の一つでしょう。

空間の顔としての存在感を持つ一枚板をローテ―ブルに使用する。

皆が集まる場所の象徴として、その特徴ある雰囲気はもってこいです。

しかし、一枚板として出来上がる天板はそうそう出来上がりません。

一枚板になるだけの幅を確保できる高樹齢の大木が少ないこと、長期の乾燥を経て割れや反りが出ることで幅広の材が残らないこと、そうした経緯もあって希少性も高いのが実情です。

そうしたことも「一枚板」という響きのステイタスを挙げている要因でしょう。

そんな一枚板をどんな場所で探すか。

私たち家具蔵なら世界中から原木仕入れを行い年月を掛けて作成した珠玉の一枚板を、常時30前後の樹種を揃えて展示しています。

各店舗数百枚の中から自分のお気に入りを探すお手伝いを知識豊富なスタッフが行い、ある意味「出会い」ともいえる天板探しを、失敗の無いようにサポートしています。

一枚板をローテ―ブルで。

そうお考えになったら家具蔵各店へのお気軽にお立ち寄りください。

 

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