家族みんなで使う家具「テーブル」という存在
2021.6.17
目次
「テーブル」と聞いて、皆さんならどんなものを思い浮かべますか?
世の中には様々なデザイン・大きさ・用途のテーブルがあります。
リビングテーブルやサイドテーブル、ベッドサイドに置くナイトテーブル、またはデスクなどもテーブルの範疇といって良いかもしれません。
ですが、自宅という空間で主役となるのは、やはり「ダイニングテーブル」でしょう。
かたちの大小やデザインの違いはあれど、ある意味「あって当たり前」ともいえるダイニングテーブル。
食事をとる、という基本的な役割以上の存在ともなる家具でもあるのです。
ダイニングテーブルとは
その名のとおり、ダイニングルームあるいはスペースで食事をとる際に使われるテーブルです。
長方形のものが多くみられますが、正円型や正方形、楕円、変形のものまで様々なデザインが存在します。
その素材も様々で、どういった素材のものを選ぶのか、という点は長く使うことができるかどうかにおいて非常に重要なポイントとなります。
また、そのサイズも使い勝手やそこから来る毎日の快適性・長く使用できるか(したいか)に関わってきます。
自宅の間取りやライフスタイルなどをしっかりと考え、適正なサイズを導き出していく必要があります。
ダイニングテーブルの用途
昔は食卓(ダイニング)と居間(リビング)が別々の部屋にあり、食卓で食事をとった後、居間に移動して寛ぐ風景がどこの家庭でもありました。
しかし現代における住まい、特に新築や改築などのあとではダイニングとリビングが間続きとなった「LDK」スタイルが一般的となり、ダイニングルームそのものの過ごし方が変わってきています。
食事をとった後もそこで家族の団欒を楽しんだり、コーヒーを飲みながらゆっくりしたり、テレビも見ることができるのでそこで映画鑑賞を楽しんだり、仕事などの作業スペースとして使われる方もいます。
要は、ただ単に食事をとるためだけのものではなくなってきた、というわけです。
ダイニングテーブルの存在意義
以前は別室での対応だった接客もここで行うことがほとんどです。
同じ空間にあるソファで、ということもありますが例えば書類にサインをする必要があったりホームパーティーなどを行う際には「テーブル+椅子」の方が色々とスムーズです。
家族団らんの場であり、ゲストに対応する場でもある。
多くの人がそこに集まり、それを利用するということはいわば「住まいの顔」であるといえます。
家族が常に見て、触れて、使用する場所。
ゲストの目に最初に、あるいは必ず目に留まる場所。
それが現代における「ダイニングルーム」あるいは「リビングダイニング」であり、そこに置かれるダイニングテーブルという存在なのです。
ダイニングテーブルに「広さ」を求める理由
よく「テーブルを買い替える際には今よりも大きくしたい」という声が上がります。
いまや「居住空間」となったダイニングテーブルにそれなりの広さを求めるのは当然のことといえるでしょう。
使い勝手や快適性はそれにより担保されるといっても過言ではありません。
居場所が広くなる、ということで快適に過ごすことができるわけですが、それは具体的には「作業性」と「心身のゆとり」と言い換えることもできます。
一人当たりの使用できるスペースが広がればよりスムーズな仕事・勉強・作業が可能になります。
そして家族であってもあまりに近い距離感はやはり窮屈に感じるもの。
それがゲストや外部の人なら尚更です。
椅子の肘掛けに肘を置いても隣の人とぶつからない。
横並びになった際に隣の人と適度なスペースがある。
そうしたことが身体的なゆとりと「心のゆとり」につながるのです。
こうした理由からダイニングテーブルは幅1500mm以上、可能であれば1650mmないし1800mm、奥行は900mm前後あることでゆとりのあるテーブルライフを送ることができる、というのが通説になってきています。
「質」を求めることで空間も、過ごす時間も格上げされる
テーブルが家族が集まる場所であり、住まいの顔となるのであれば、そこには「質」「クオリティ」を求めたいものです。
この「質」「クオリティ」とは「素材」「つくり」に代表されるマテリアルの部分とデザイン性などの「見た目」の両方を兼ね備えたものになります。
上質なテーブルがそこにあるだけで空間は格上げされ、そこにいる人たちの過ごす時間もどこかクオリティが上がるような、そんな気分にさせてくれます。
また、そもそも頻繁に買い替えるようなものではありませんので、見た目の良さと同時にその堅牢性なども重要です。
手に触れるものですから手触りが良いものである方が勿論良いですね。
そこでお勧めしたいのが「無垢材」「無着色」のものです。
無垢材・無着色のテーブルが日常にもたらすもの
世の中には様々な素材のテーブルが存在します。
同じ「木製テーブル」でも合板といわれるものとはまるで違う質感と堅牢性、そして持続性を持つのが無垢材テーブルです。
無垢材とはいわば木そのものであり、分厚いその素材感は強度の向上に大きく寄与します。
そしてキズがついても味になり、それを直すこともできる。
つまり長く使うことができるわけですが、無着色のものであればその「長く使うこと」で色合いも美しく変化します。
長く使用できることが前提で、長く使ってこそ価値が増す、そんなテーブルが無垢材テーブルです。
自然材が持つ、人工物ではない風合いや質感は見ていても触っていても心地よく、自分が気に入ったデザインであれば見ていても嬉しくなります。
「見た目も使い心地も良い」テーブルとなるのです。
テーブルは空間の顔であり、家族皆の集まる場所。
だからこそ、適切な大きさと良い質感を持つものを選びたいものです。
家具蔵では無垢材・無着色のテーブルをサイズやデザインも豊富に、正確なシミュレーションを行ったうえでご案内しています。
「良いテーブル、長く使うことができるテーブルが欲しい」
と考えたら一度ご相談ください。
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