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一枚板のサイズ選びで失敗しないために見るポイントとは?

2021.6.21

 

 

100年を超えるような高樹齢の木材を熟練の職人が見定め、製材されたのちにじっくりと時間をかけて乾燥して作られる一枚板。

自然の中で育った高樹齢の天然材料だからこその迫力ある木目・木の温かみ・生命力など、素材の持つ力が一枚板の最大の魅力です。

日本では古くから代々引き継いで使用されるテーブルとされてきました。

日々の生活で付いた傷すら家族の歴史や思い出になり、またそれを見て昔の出来事を家族で話す…。

一枚板はそんな家族団欒の時間を増やしてくれるといわれています。

そんな一生モノともいえる「一枚板」。

その表情に一目ぼれしてしまうような「出会い」といえる瞬間もあるでしょう。

しかし、「一生使っていく」ためには、用途に合わせた「サイズ選び」もまた重要です。

今回はそんなサイズの選び方をお話ししていきます。

 

 

リビングテーブルとして使う場合


 

 

リビングテーブルとはソファの前に置いたり、座卓として使用されるテーブルのことをさします。

一般的に高さはソファの前に置く場合は390mm、床に座って使用する場合は300~350mmのものが適していると言われています。

幅や奥行き、いわゆる「大きさ」については、毎日の食事をとる場所とする場合、ダイニングテーブルと同様の捉え方となっていくので後述することにしましょう。

ここでは、「ソファ前に置く場合」のサイズ感をお話していきます。

ソファの前のリビングテーブル、用途としては軽くお茶を飲んだり軽食を取ったりといったところで、あまり大きなスペースが必要ないことがほとんどです。

ソファの総幅より40%ほど小さくすることで、シルエットのバランスが良く、出入りもし易いので目安としてください。

奥行は600mm程度のものが多いでしょう。

その場合、ソファとテレビボードの間が1400mm離れていた場合、テーブルとソファ、テーブルとテレビボードそれぞれに400mmずつのスペースが残ります。

400mmあれば、テレビボードの引出や扉を開けることもでき、また人が通ることができるスペースとなります。

リビングルームの中心に置かれる家具の為、動線に干渉することのないサイズを選ぶことが重要なのです。

 

デスクとして使う場合


 

 

デスクは、パソコン、仕事、勉強など日常生活において集中力を高める必要がある際に使用する、とても大切な家具のひとつになります。

その為、光の反射を和らげ、目にも優しい無垢材や一枚板を選ばれる方も多くいます。

デスクの奥行は600mmから700mm前後、というところが主流。

一方で間取りや収納とのバランスを考慮した、450mm程度の奥行の浅いものなども増えてきています。

幅についてはコンパクトな700mm程度のものから1500mmを超すような大型のものまで見ることができ、使用方法や設置場所に合わせて選びます。

標準的なサイズは1200mm程度。

パソコン、ビジネスフォン、ファイルボックス等、デスクワークに必要な定番アイテムを抑えつつ、書類を広げて作業する場合にも十分なサイズになります。

この総幅であれば、奥行き600~700mm程度のものが長方形としてもバランスの良いものとなるでしょう。

 

 

ダイニングテーブルとして使う場合


 

 

ダイニングテーブルを選ぶ際、知っておくと便利なのは「1人が食事するのに必要なスペース」です。

各種食器とグラスを並べて食事する際に必要なスペースは、1人あたり幅600mm、奥行き400mm必要といわれています。

4名の場合は対面に2人ずつ並んで座れば幅1200mm、奥行800mmというテーブルサイズが最低限のサイズになります。

ただしこれはあくまで「最低限」。

実際にこのサイズでは隣り合う同士の肩や肘がぶつかったり、距離感も近すぎたりと「快適な過ごし方」は少し難しくなってきます。

互いのゆとりあるスペースや鍋料理などを囲む際のことを考えると、4名でも1500mm~1650mmくらいは必要になってきます。

LDKの間取りが多くなった昨今、一枚板のダイニングテーブルは、まさに「家の顔」になります。

家族で一枚板テーブルを囲み、お食事をして、そのままテレビを観たり団欒したり。

来客時の対応やお子様のお勉強など、常に人の集まる場所です。

そこでダイニングテーブルは大きいものを選ぶ方が非常に多くなってきています。

最低限のサイズを知り、動線や間取りをもとに、最大限のサイズを選ぶということもたいへん有益なのです。

 

量産の効かない唯一無二の一点ものであり、一生ものの無垢材一枚板テーブル。

世の中に数多くある一枚板の中から選択した一枚は、より一層の愛着を持ち、気取らず一生付き合っていけるテーブルになっていきます。

また、そこは居心地が良く、自然と人が集まり、留まることのできる場所です。

人が集まることで視線が交わり、そこでお互いの表情に気付き、会話が生まれます。

会話が生まれることでお互いの理解が深まり、その関係性もより深いものになっていきます。

サイズは様々ありますが、単純に最小のサイズにして部屋を広く感じさせるということを最優先に考えるのではなく、そこでの過ごし方・暮らし方など自分の理想の暮らしを叶えてくれるようなテーブルサイズを選ばれるとよいでしょう。

大きめのテーブルでつくりのしっかりとした一枚板テーブルであればさらに心地良さが高まり、いつもみんなが集まる場所となるのです。

家具蔵各店では熟練の職人が仕上げる無垢材一枚板テーブルを様々なサイズ、素材にて多数展示しています。

実際にその表情を見て、触れて、一枚板の魅力を体験してみてください。

 

家具蔵の一枚板の詳細はこちらから

 

 

 

 

 

 


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