KAGURA OFFICIAL BLOG

テレビボードこそ無垢材のものが良い理由は

2022.5.23

 

 

インターネットの普及、パソコンやスマートフォンなどの技術の進化に伴い、かつては一家に一台以上が当たり前だったテレビも、敢えて持たないという人も増えてきているかもしれません。

その一方でインターネットを介して映画を観たり、動画を視聴するといった場面において、それをテレビで行うというスタイルもVODなどの普及もあって、市民権を得るようになっています。

ワンタッチでVODの選択画面に飛ぶことができるように、テレビのリモコンにも専用のボタンが装備されているほどです。

テレビの需要という点では55インチや65インチといった少し前までは考えられないような巨大なサイズのものが売れ筋ともなっています。

その買い替え需要の増加は同時にテレビボードも大きくしたいという「買い替え」需要の増加に繋がっています。

事実、私ども家具蔵でも様々なスタイルのテレビボードをオーダー製作しますが、その相談を受ける回数が明らかに増えていることを実感します。

私ども家具蔵でテレビボードの購入を検討する、ということは木製の、もっと言えば無垢材のテレビボードが欲しいと考えることに他なりません。

今回はテレビボードを無垢材家具で作るメリットをご紹介します。

 

テレビボードの歴史と存在意義


 

 

テレビボードはその名の通り、テレビを置く台です。

平成初期までは奥行きの深いブラウン管型がテレビの主流でした。

テレビボードも必然と奥行きがあり、部屋の隅に配置するような台形をしているものが殆どでした。

その後、薄型化と大型化が進み、部屋の隅ではなく壁際に配置するような細長い、幅のあるものが主流となりました。

テレビは高い位置に配置すると首や目が疲れてしまいますし、低すぎてもまた然りです。

座ってまっすぐ前を見た時に、テレビ画面の中心が目線の若干下に位置するのが最も疲れにくいとされます。

単純なことですが、リビングやダイニングから見やすい高さにテレビの高さをセッティングしてくれるのがテレビボードの存在意義です。

また近頃はテレビを壁面に固定する「壁掛け式」を選ばれる方も多くいます。

その場合、テレビボードはいらないのでは?と思われがちですが、結局はレコーダーやケーブルテレビの受信機、ゲーム機器などの置き場として、そして空間の重心を整える意味でもテレビボードを設置する人が殆どです。

その場合はテレビボードの上にセンタースピーカーや、高さを抑えた、這うような観葉植物を飾るのも良いでしょう。

 

無垢材の魅力とは


 

 

無垢材とは、簡単に言うと「木のかたまり」のことです。

削っても彫っても中まで同質の木材で構成されているもので、所謂「木質系加工材料」とは大きく異なります。

「木質系加工材料」とは薄い単板を重ねたベニヤ板や木材を繊維状、あるいは粉状に砕いて圧着してつくる「パーティクルボード」や「MDF」といった芯材に、木目の入ったシートを張り付けたものの総称です。

原木から切り出したままの自然な状態の木材である無垢材と、木質系加工材料との最も大きな違いはその「風合い」と「耐久性」です。

まず、本物の木が作り出した表情は、人工的につくられたシート状のものとは全く風合いと奥行き感が異なります。

さらに無着色で作られたものであれば中まで同じ色味を持っています。

そのことで傷が付いても目立たず、むしろ段々と馴染んできます。

シートを貼り付けたものが傷ついたり剥がれたりした後に元と同じように修復するのはなかなか難しいものですが、無垢材であれば削り直しを行うことで元通りに修復することも可能です。

年々大型化するテレビは、例えば55インチのものでその重さは20kgから30kgとなります。

さらにレコーダーやゲーム機などを配置すると、かなりの重量が掛かることになります。

そのことからテレビボードには耐久性も求められますが、分厚い無垢材でつくられたテレビボードであれば、その程度の重さは全く問題ありません。

 

無機物と有機物を合わせることの意義


 

 

自宅のインテリアを温かみのある空間やナチュラルな空間にしたいと考えている人にとって、テレビは異質なものとなってしまうことも多々あります。

それには理由があり、それはその質感に起因します。

テレビ画面が点いている時はまだ良いのですが、テレビを消すと当然画面は黒くなります。

幅120cmにもなる55インチのテレビの電源が消えているさまは、まさに黒い壁のようです。

フレームも金属で作られていることが多く、まさに無機物のかたまりといった風情となります。

元々が天然木、つまり有機物を原材料として使用した無垢材のテレビボードには、テレビの冷たい、重いという見た目の印象を軽減してくれるという効果もあります。

家族全員の視線が集まるテレビを支えるテレビボードにこそ、無着色の無垢材で作り出された風合いの良いものを選んでみてはいかがでしょうか。

 

私ども家具蔵では使い込む程に味の出る、日本の職人が作る、無着色の無垢材オーダー家具を作り続けています。

インテリア全般に深い知識を持ったスタッフが各店に常駐し、あなたの頭の中にある理想のインテリアイメージをヒアリングし、かたちにしながら最適なオーダー家具をプランニングします。

当然、店舗にはテレビボードだけでなく、様々なデザインのオーダー家具がたくさん展示されています。

実際に触れ、試しに来てみて下さい。

スタッフ一同ご来店を楽しみにお待ちしております。

 

家具蔵の無垢材テレビボードの情報はこちらから

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (168)
  • [+]2023 (365)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.