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「カウンター下」を有効に使うにはオーダー家具がお勧めである理由

2022.9.16

 

 

私ども家具蔵でもよくお伺いする要望のなかに

「ダイニングテーブルの近くに普段使いの食器やカトラリー、文具を収納できるオーダー家具が欲しい」

というものがあります。

ダイニングとキッチンを一つの空間と捉えた対面キッチンを装備した間取りは当たり前となり、キッチンとダイニングは高さ100から110cm程度のカウンターで仕切られていることも多くなりました。

このカウンターは、その場で食事を行うなどが主な役割ではありますが、食事ができるだけの奥行きが無いカウンターや、そもそもダイニングテーブルが近くにあることでそこで食事を行う機会自体が無い、ということも多くあります。

つまり、カウンター自体が配膳台、あるいは調理スペースであり(それ自体は悪いことではありませんが)カウンターの「下部分」が中途半端な空間となってしまうことで「活用できていない」いわゆるデッドスペースとなっているケースも多く見られます。

今回は、このデッドスペースを有効活用して、より暮らしやすい空間を手に入れる術をお話ししていきます。

 

ダイニングテーブルは暮らしの中心の場である


 

 

昔の日本の住宅は、食堂と応接間が分かれているのがひとつの基本形でした。

現代ではその区別がある住まいも少なくなり、ダイニングテーブルは食事をすることは勿論、ゲストの対応、お仕事やお勉強など、ありとあらゆる用途に使う生活の中心の場となっています。

そのため、食事の道具は勿論、勉強の道具、日用品までダイニングテーブルの近くに置いてあってすぐに取り出せるほうが便利、ということが多いのです。

近くに収納が無いことでテーブルの上にものが乱雑に散らかってしまったり、なにか作業を始めようとしても、使う道具がどこにあるか見つからないなど、不便な思いをすることもままあります。

そこでダイニングテーブルの最も近い位置にあるデッドスペース「カウンター下」にオーダー収納をつくることでその場所を有効に利用しない手はありません。

 

カウンター下収納は、ジャストサイズが見つからないことも多い


 

 

カウンター下収納に求められる特徴は、他の収納家具と比べた際にその奥行きを浅くし、回遊動線を妨げないこと。

たいてい収納家具というものは奥行き40cmから45cmのものが多く、そのようなものをカウンター下に置くといわゆる「出っ張っている」状態となりがちです。

運良く奥行きが合うものを見つけても、今度は幅や高さがしっくりこない…、とういうケースもありえます。

同じ形状・大量生産でつくられた合板や樹脂製の一般的な家具では、個々に異なる細かいサイズまでニーズにこたえられないのは当たり前かもしれません。

 

デッドスペースを最大限に生かす


 

 

一方で

「隙間を活かしたくて何となく間に合わせで買った収納だけど…意外と入れられるものが無くて…」

という相談を頂くこともあります。

これはデッドスペースを上手く活用できておらず、勿体ないお買い物になってしまっている例です。

収納家具は設置スペースにサイズを合わせることと同時に、どのようなものを収納したいのか、収納物はどれくらいの数量があるのか、引き出しが良いのか・扉が良いのかといったことまで思案しなければなりません。

オーダー家具であればサイズは勿論のこと、使い勝手や使い心地まで徹底的に理想を叶える収納が叶い、悩みの種であったデッドスペースを最大限に活用することができるようになります。

 

無垢材家具の温もり


 

 

毎日使うダイニングテーブルの素材です。

こだわりを持って探された、あるいはこれから探す人も多いでしょう。

では、その毎日使うテーブルと同じように毎日見て、使うことになる収納家具はどうでしょうか?

冒頭でもお話ししたように、ダイニングとキッチンは一つの空間であることが多く、ダイニングテーブルとカウンター下収納を同じ素材で合わせることで、統一感のある非常にまとまった空間になります。

無垢材・無着色の家具は使い込む程に味わいが増し、傷すらも個性として寛容に受け入れます。

色を付けていない本物の木材は経年美化と呼ばれる色味の変化も楽しむことが可能です。

突板などの「木質系の加工材料」と呼ばれる着色した家具とは違った、長く付き合うことのできる家具、長く快適に過ごすことのできる空間づくりが叶うでしょう。

 

家具蔵のオーダー収納でできること


 

 

家具蔵の家具は全てお客様よりご注文を頂いてから製作を開始します。

無着色でつくる無垢材家具だからこそ、使い始めからの色味の変化も楽しんで頂きたいという想いからです。

更に収納に関してはお客様によって収めたいものも本当に様々。

「腰高の高さに引出が欲しい」

「中身を隠せる板扉も欲しいけどコレクションを見せるガラス扉も欲しい」

「中に配線を通したい」

「重たいものを収納するので、耐荷重の大きい棚板でないと駄目」

などあらゆるニーズにお応えできるのはオーダー家具ならではです。

樹種もナラ・ハードメープル・チェリー・ウォールナットの4種の厳選した銘木から選ぶことができますので理想とするお部屋の雰囲気を実現できます。

 

家具蔵各店にはそれぞれ収納家具のプロフェッショナルがいます。

インテリアのお悩みは、日々の生活のお悩みでもあります。

しかしながら実は自分では気づかないところにお悩みの原因があることもしばしば。

「暮らしの中で何となく不便を感じる」と思ったら、まずは家具蔵にいらしてみて下さい。

専門知識を持ったスタッフがお悩みの原因を一緒に考え、解決のお手伝いをさせていただきます。

 

無垢材・無着色の家具に囲まれた温かい豊かな暮らしを、少しでも多くの方にご提供することが私たちの使命であり、喜びです。

 

家具蔵の無垢材オーダー収納の詳細はこちらから

 

 

 

 

 

 

 


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