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リビングダイニングでテレビを見るなら椅子選びが重要

2022.11.27

 

 

食事中のテレビ視聴の是非


 

 

現代の暮らしでは当たり前の光景となっている食事をしながらのテレビ視聴。

ある調査によると、夕食の時間にテレビをつけている家庭は全体の70%を超えているとのことです。

テレビを観ながら食事するというのが行儀が悪いこととされているのは多くの人が知っていることです。

テレビというものは、ただ点けているだけでも、目あるいは耳から自然に新しい情報を得ることができるものでもあります。

朝の情報源、昼間に作業を行う際のラジオ代わり、夜は放送されている内容をもとに会話が弾む、ということもあるでしょう。

食事中にテレビを観ることで会話がしやすくなる、つまりコミュニケーションが広がるという点はメリットと言えるでしょう。

特に話すことが無かったとしても、テレビの内容や感想から自然と会話は生まれてきます。

コメディ番組を観て笑ったり、クイズ番組の回答を家族で一緒に考えるといったことも立派なコミュニケーションです。

思春期で反抗期のお子さんでも自然と同じ場所で会話をしながら過ごせるかもしれません。

また、喧嘩や諍いを起こしている時などは、その重い空気を打破する手助けにもなるかもしれません。

食事をしながらテレビを視聴することには多様な利点もあるのです。

 

 

なぜ、食事中にテレビを観ることは良くないとされるのか。

食事に集中できなくなる点が最大の理由でしょう。

せっかく作った料理の味を楽しむよりも、テレビの内容に気持ちが向いてしまうことは特に小さなお子さんでは多いかもしれません。

しっかり味わって食べなくなるので料理をつくった人に対して失礼になるケースもあります。

また、テレビの内容だけで盛り上がってしまうことは家族の間での会話、特に今日あったことを話すような機会も少なくなってしまう可能性は捨てきれません。

 

リビングダイニングでの過ごし方の変化とテレビ視聴


 

 

食事中のテレビのオンオフについては各家庭の方針や暮らしのスタイルにもよりけりでそこに良し悪しはありません。

ここで主題にしたいのは主にテレビを視聴する場所はやはりリビングダイニングである、ということです。

テレビはいまや各部屋に一台あることは決して珍しいことではありません。

その中でも一番サイズの大きなものが置いてあるのはやはりリビングダイニングでしょう。

そこにはダイニングテーブルもダイニングチェアもあり、あるいはソファも置いてあります。

リビングダイニングでは食事以外の時間でもテレビの電源はオンになっている、つまり、テレビを(なんとなくでも)視聴している状況であることも多いはずです。

その際には何か別の作業をしながら、あるいは寛ぎながらテレビを視聴しています。

その際にはソファやダイニングチェアに腰掛けて、という人が殆どです。

(あるいは床に座ってなどもあるかもしれません)

そこで自身に合った、具体的に言えば座り心地の良い、疲れにくい椅子があれば、よりリラックスしてテレビを視聴することができ、その内容もより鮮明に頭の中に入り、また記憶できるというものです。

動画配信サービスの普及により、見たいときに見たい番組や動画を簡単に観ることができるようになったこともダイニングでテレビを観る人が増えた1つの要因となっています。

リビングダイニングで過ごす際に自身の身体を預けるアイテムはやはり「椅子」です。

自分に合った椅子があることでゆっくりリラックスしながらテレビを観ることが出来ます。

最近はダイニングチェアでも肘掛付、つまりアームチェアを選ぶ人が多くなっています。

アームチェアは当然のことながらアームに腕を預けるので、それは身体を預ける=自重を掛ける場所が2つ増えることになり、それはそのまま身体の他の部位の負担を和らげます。

それが何を意味するかというと長くそこで過ごす際に疲れにくくなる、ということであり、リビングダイニング、特にダイニングスペースに滞在する時間が長くなっていることを意味します。

そこではテレビを視聴することも多々あるでしょう。

リビングダイニングでテレビを視聴するならどのような椅子選びを行うのが良いのでしょうか。

 

肘掛け付き=アームチェアは疲れにくい着座姿勢をもたらす


 

 

食事をしながらテレビを視聴する、そしてそこにそのまま着座している…。

それは時間にして数時間にのぼるかもしれません。

そこではその数時間を楽に疲れにくく過ごすための椅子選びが必要です。

椅子には大きく分けて「肘掛け付椅子(アームチェア)」と「肘掛無し椅子(アームレスチェア)」の2種類があります。

長い時間の着座が基本ならす「肘掛け付椅子(アームチェア)」を選ぶのがよいでしょう。

背もたれに背中を沿わせて、腕を肘掛けに乗せることでしっかりと体重の分散が出来ます。

体重の分散が出来た状態は体に負担が少ない状態ということとなり、長い時間座っていても疲れません。

逆に「肘掛無し椅子」の椅子で長く座っていることは自然に「腕の重さ」「腕の置き所」をテーブルに求めてしまいます。つまり、テーブル上に腕を置いてしまうことで姿勢が崩れて疲れやすくなるのです。

 

足裏が床に着くかは重要


 

 

椅子を選ぶうえで足の裏が床に着くかどうかは非常に重要になってきます。

特にテレビを視聴する=長い時間になる場合はなおさら大事です。

足の裏が床に着くことは体圧を掛けることのできる部分が2つ増えることで身体の他の部位の負担を減らすことを意味し、逆の場合は他の箇所の負荷を増やすこととなります。

足の先だけではなく踵までしっかりつくことが理想です。

もし、気に入った椅子があっても踵まで足がつかない場合は必ず椅子の脚をカットして座面高を調整してもらうようにしましょう。

 

家族それぞれが自分に合った椅子を選ぶことが何よりも大事


 

 

人それぞれに「楽と感じる姿勢」は異なります。

性別・体格・座り癖、あるいは着座時間の(平均的な)長さ。

家族全員が同じ椅子を選んでみな座り心地が良いのが理想ですが、そのようなケースはむしろ稀です。

それぞれがそれぞれに合った座り心地の良い椅子を選ぶことで、テレビを視聴する時間はもとより、普段の食事も美味しく感じ、そこに滞在する時間が長くなり会話も弾むなど、心身共にリラックスできる空間を享受できるはずです。

家族で同じデザインを揃えるのではなく、各自が自分の姿勢やくつろぎ方に合った椅子を選びましょう。

 

 

私ども家具蔵は常時8種類の無垢材を使用した無着色仕上げのチェアを50以上ラインナップし、その一つ一つが人の体の体圧分散をしっかりと計算してつくられています。

椅子選びの際にはご家族皆さんが自分に合った椅子を選べるよう、スタッフが丁寧にご説明します。

ご注文時の椅子の脚のカット調整も無料で行っていますので、自分にぴったりの椅子に仕上げられます。

食事中にテレビを観る方も観ない方も、ぜひ一度、無垢材チェアをご覧に家具蔵までご来店ください。

 

家具蔵の無垢材チェアのラインナップはこちらから

 

 

 


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