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玄関収納はフルオーダー家具で製作する方が良いのは何故か

2022.11.29

 

 

玄関は家の顔、だから…


 

 

玄関は言わずと知れた「住宅の出入り口」を意味する言葉です。

なぜ「玄関」と呼ばれるのでしょうか?

玄関という言葉は老子の「玄の又玄なる衆の妙なる門」に由来した言葉で、日本では鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教語でありました。

「玄」は「奥が深い悟りの境地」を意味し、「関」は入り口のことを指します。

つまり悟りの境地へアクセスする場所、というわけです。

現代ではそこまで仰々しい意味合いは無く、単純に住まいの出入り口として使われる言葉ですが、玄関という場所は

その住まいの第一印象を決定づける家の顔とも呼べる場所であることは事実です。

 

 

フルオーダーなら理想の玄関収納ができあがる


 

 

 

玄関という場所は玄関ドア・玄関床・上がり框などから成っている場所ですが、ここは外への出入りがある場所ということで主に靴などを収納する玄関収納が置かれます。

下駄箱、シューズボックス、シューズインクローゼットなどその呼び名も大きさやデザインによってもまちまちです。

玄関横に1帖から2帖程度のスペースを設けた納戸としても使用できるようなシューズクロークがある住まいもよく見かけます。

この玄関収納は新築戸建・分譲マンションいずれの場合においても各メーカーの規格品が備え付けてあることも多く、新規でオーダーするとしても規格の範囲内での提案と設置になることがほとんどです。

ここで生じる問題は「実際のスペースに完璧に合致しない」「実際の収納事情と合わない」可能性があることです。

例えば、規格品であるがゆえに中途半端なスペースが生まれてしまう、サイズが大きい靴が入りきらない、希望の数量の靴が入りきらない、といったケースはありえます。

あるいは印鑑などの小物を収納しておく機能が欲しい、傘などをスッキリと収納できるものが欲しいなどの希望も出てくるでしょう。

このような要望は規格品、あるいは規格の範囲内で提案を行うセミオーダー品では完璧に叶えることは難しいこともあります。

しかし、オーダー家具、それも「フルオーダー」ならすべての要望を完璧に叶えることができるのです。

 

玄関収納の主な種類は3つ


 

 

ここで玄関収納の大まかな種類を見ていきましょう。

玄関収納家具には大きく分けて「3つ」の種類があります。

それぞれの特徴によって、家に最適な玄関収納を選ぶのがポイントです。

●カウンタータイプ

高さ900mm前後の腰高の玄関収納。

高さを抑えることで圧迫感がなく、すっきり広々とした玄関に仕上がります。

またカウンターの上に季節の花や、趣味のインテリア小物をディスプレイして華やかな空間を演出することも出来ます。

一方でものを飾ることができる、ということはものを「置けてしまう」ということでもあります。

ともすれば散らかりがちになるので要注意です。

高さを抑えている分だけ縦方向の収納量も減少しますので靴を多数収納しておきたい、という人には不向きかもしれません。

●トールタイプ

大人の身長から天井くらいまで、数値にして1600~2400mm程度の高さのある背高タイプの玄関収納です。

収納量としては考えられる限りでは縦方向には最も大きくもできるので、靴を大量に収納する場合やコートやジャケットを掛けておくような機能を持たせたり、扉に鏡を装備させたりと様々なケースを実現できます。

玄関があまり広くはない場合でも収納量を確保できるのが魅力ですが、色味や素材によっては圧迫感が出るかもしれません。

また、地震の時に倒れて出入口を塞ぐのを避けるために壁面施工ないし耐震グッズを使用して壁に固定するなど徹底した転倒防止をしたほうが良いでしょう。

●カウンター+吊り戸タイプ

カウンタータイプとトールタイプの「いいところ取り」とも言えるタイプです。

腰高のカウンター収納と吊り戸収納がセットになったものです。

収納量は全面が収納となるトールタイプには劣りますが、カウンタータイプ以上の収納量でディスプレイ棚としても機能し、圧迫感も無くした、まさに「ハイブリッドタイプ」といえるスタイルです。

玄関に採光窓がある場合にはそれを避けて設置したり、既存のカウンター収納がある家にも後付けで吊り戸収納を設置することができます。

ここから派生したコの字型、L字型なども想定され、導入時の施工こそ必須ではありますが、デッドスペースともなる場所を有効に使用できるスタイルです。

 

 

家具蔵の玄関収納の考え方とご提案


 

 

住まいというものは一軒ごとにその様子は異なり、仮に分譲で各スペースの数値は決まっていてもそこで求められるものも変わります。

そのニーズにしっかり応えることができるのがオーダー家具であり、それは玄関という場所においても変わりません。

「住まいの最初の印象を決める場所」であるなら殊更美しく見せたいものです。

外出をスムーズに、荷物の受け取りなどをスマートに、帰宅したときにホッとできるような玄関収納はオーダーメイドでこそできあがります。

私ども家具蔵の商品ラインナップには「玄関収納」という明確に銘打たれた品物はありません。

それはお客様一人一人にとって理想とする玄関収納には違いがあるからです。

お客様の家の間取り図を見ながら、時には現地に採寸に向かって理想のサイズや仕様を導き出します。

プロのスタッフが収納するものなどの要望を細かにヒアリングしたうえでご提案します。

家具蔵でご案内している暖かみがあり表情豊かな無着色仕上げの無垢材は時間の経過と共に色合いも変化していき、傷すらも思い出の一つとして許容させてくれる力強さも兼ね備えます。

そんな無着色仕上げの無垢材をふんだんに使用し、熟練の職人により製作された自分だけの理想の玄関収納は、いつまでも住まいの第一印象を決める顔として大活躍してくれるでしょう。

家具蔵各店には多様な知見と経験を持った専門スタッフが常駐し、あなたの理想の玄関収納のご相談をお待ちしております。

お気軽にお声掛けください。

 

家具蔵の玄関収納の事例はこちらから

 

 

 


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