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集中力を高める勉強部屋のレイアウトとは?

2022.12.10

 

 

勉強部屋と聞くと「お子さんが勉強する部屋」というイメージが強いかと思います。

一方で近年はテレワークが定着しつつあり、仕事部屋・書斎・作業スペースとして大人でもいわゆる「自身のスペース」が欲しいと考える人も多いのではないでしょうか。

最近の新築マンションなどでは、1畳ほどのスペースをワーキングスペースとして設けている間取りも多くあります。

そこで今回は、そのような大人が使用するスペースも含めて、勉強部屋を作る前に知っておきたいレイアウトの知識など、世代問わず活用の幅が広がる基本的なポイントをご紹介します。

 

 

集中できる環境には空間の色使いを考える


 

 

勉強に集中できる理想的な部屋を作るのには空間の色使いを上手く利用することが重要です。

集中力を継続させるために、部屋の色使いにも気を配ることが大切ということです。

使う色によっては、部屋全体ではなく空間の一部や家具、雑貨に取り入れた方が良い場合もあります。

具体的な色の効果をみていきましょう。

●疲れを軽減させるベージュ・グレー

長時間勉強をすると疲れが生じます。

ベージュやグレーはリラックス効果があり、部屋に取り入れやすい色なのでアレンジが効きやすいというメリットがあります。

●集中力を高める青

青色には鎮静効果があります。

落ち着いた精神状態で勉強に励むことができます。

また、ストレスを感じた時に増えるホルモンの分泌も青色を見ることでストレスを和らげることがあると言われています。

部屋全体を青色にすると冷たい印象を与えてしまうので、壁や雑貨などの一部に取り入れるのが良いでしょう。

●効率アップが期待できる赤・黄色

赤や黄色は物事に集中したい時や気持ちを向上させる効果があります。

脳を活性化する効果があるので、勉強が捗るきっかけとなります。

赤や黄色は比較的鮮やかな色なので、色をたくさん入れるというよりも空間の一部にワンポイントとして取り入れる方法がおすすめです。

 

勉強部屋のレイアウトのコツとインテリア選び


 

 

少しの工夫で勉強の効率や集中力がアップする家具レイアウトのコツをご紹介します。

1.必要なモノだけを置く

集中力を高めたいのであれば、デスクの上には余計な物は置かず必要最低限の物だけにしましょう。

必要のない物が視界に入ると上手く集中できなくなってしまいます。

スマホやゲーム、漫画などの娯楽アイテムは無意識で手に取ってしまうので要注意です。

カフェや学校の自習室、図書館など綺麗で居心地のよい場所だと思った以上に捗ったという経験があるでしょう。

勉強を始める前は部屋をきちんと整理整頓し、しっかり集中できる環境を作ることが大切です。

2.デスクは窓の近くに配置する

デスクを置くのであれば、部屋に窓があればその近くに配置することをお勧めします。

目の前に窓がある、という状況よりも自分の利き手にあわせ、右利きの人は座って左側に窓があるというような配置にすると、利き手側に丁度良い光が差し込むようになります。

窓から差し込む自然光は気分を明るくさせる効果かあり、適度な光が入ることで集中力を保ちやすくなります。

3.壁は背後になるようにデスクを配置

勉強部屋のデスクは壁に接した状態で配置していることが多いのではないでしょうか。

ちなみに壁にデスクをつけない置き方をしている部屋と言えば「社長室」です。

勉強が捗る部屋にするには、社長室のように壁に背を向けるように配置するのがコツです。

目の前に壁があると圧迫感を感じて集中力が低下してしまうこともあると言われています。

しかし、部屋の環境や作りによってはこの配置が難しい場合もあります。

そんな時は、壁とデスクの間に少し隙間をあけてみましょう。

こうするだけで圧迫感が軽減され視界が広がります。

4.収納棚やデスクワゴンは手が届きやすい位置に

勉強に使う文房具などをしまっておく収納は、取り出しやすい場所に配置します。

取り出しやすく、収納しやすいといった使い勝手の良さは勉強を習慣としていく場合、とても重要な要素です。

5.照明の明るさにも気を遣う

家具のレイアウトと同じくらい重要なのが照明です。

照明の明るさや色によって集中力が大きく変わります。

オフィスなどでよく見かける蛍光灯などのホワイト系は、集中力が高まりやすく多くの場所で使われています。

照明にはホワイト系とオレンジ系の色がありますが、オレンジ系は目に優しいという効果があります。

とてもおしゃれな印象ですが、気持ちが穏やかになるような優しい色なので睡魔が襲ってくるということも。

勉強に集中したいという場合には、ホワイト系を使った方が良いでしょう。

脳を覚醒化する効果もあるようです。

デスク周りに置く照明は、目の疲れ具合によって光量を調整ができるタイプがおすすめです。

 

 

勉強部屋は外観・内観はもちろんのこと、勉強の効率アップや機能面、過ごしやすさなども重要になってきます。

環境を整えれば自然と効率もアップすることでしょう。

家具蔵では、家具の選び方以外にもレイアウト方法などのアドバイスも行っています。

勉強部屋作りでお困りの方はいつでもご相談下さい。

 

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