KAGURA OFFICIAL BLOG

空間コーディネート「5つ」のポイントとは

2023.1.22

 

 

自身が暮らす住空間は少しでも素敵な雰囲気にしておきたいと誰もが思うものです。

しかしながら実際にそれを行うとなると何から手をつけて良いか分からなくなったり、その時のトレンドや実際に掛かるコストの大小など分からないことだらけだったりします。

空間コーディネートを考えることの第一歩は空間全体の方向性となる「コンセプト」を決めることにあります。

そのコンセプトがブレて「アレもコレも」と目移りすると、結果としてまとまりのない室内になりがちです。

まず、大まかな傾向としてモダンスタイルなのか、ナチュラルテイストなのかなど自身と家族のライフスタルや好きなテイストに合わせて決めていく(あるいはそれにどれだけ寄せていくのか)ことが大切です。

空間コーディネートではとても大切なポイントが5つ存在します。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

 

ポイント1.統一感と変化を加える


 

 

空間コーディネートの印象を左右する、最も大きな要素を占めているのがカラー、つまり色です。

統一感を出すには、まずはこの「色の選択と統制」がとても重要になってきます。

インテリアにおいては特殊な例を除いて「選ぶ色は3色まで」というのが、原則的な考えです。

空間をスッキリと見せたいなら、構成する色(正確には色のトーン)を3色に抑えるのがポイントです

そしてその3色の配分は「70%・25%・ 5%」が良いとされています。

インテリアの色は

・床や壁、天井などの基礎となる「ベースカラー」

・ソファやカーテン、家具などインテリアの主役となる「メインカラー」

・クッションや小物など、メインカラーを引き立たせる「アクセントカラー」

の3つの要素で構成されます。

まず、「メインカラー」を設定し、その他2色でアレンジを加えてきます。

目に心地よく理想的とされるのは、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%程度という割合が大切です。

アクセントカラーはポイントで差し込むことで空間の見え方に変化を加えることができ、良い演出に繋がります。

 

ポイント2.バランスを確保する


 

 

「フォーカルポイント」とはインテリア用語の場合「注視点」を意味します。

ある空間に入ってパッと見た瞬間に思わず目がいく場所のことです。

フォーカルポイントをつくる時の注意点は、対象物を曖昧にしないことです。

フォーカルポイントにしやすいものとしては、観葉植物、絵画などがありますがイチ押しは「鏡」です。

視覚効果が楽しめるうえに空間も広く感じることができ、全体にバランスをもたらします。

例えば壁に絵を掛ける場合でも、小さな絵をいくつも掛けるのではなく、大きな絵を1枚掛けること。

そして、それ以外の装飾はできるだけ抑えて、人の目を集中させます。

それにより空間の広さや奥行きにゆとりが感じられます。

空間としてバランスを見る上で、大切なことは入口の「対角」に何を置くかで印象が変わるということです。

部屋の扉を開けたときに「まず何が見えるか」で、その印象は決まります。

人はある空間に入った時、無意識に一番遠い場所に目を向けるといわれています。

一般的な四角形の部屋の場合、入口の「対角」が一番遠い場所です。

ここに、段ボールや子どものおもちゃなどがあると、ごちゃごちゃとした雑多な印象になってしまいます。

最初に目につくこの「対角」スペースには、空間の主役となるものを置くと良いでしょう。

例えば、ソファがあると「おかえりなさい」「いらっしゃい」という「ウェルカムな雰囲気をもったあたたかな印象」です。

そばに大きめの観葉植物や壁に絵や写真を飾ることはその効果を高めます。

対角線上に置きたくないものは死角に移動します。

対角ではない部屋の隅や壁際、ソファ脇などの「死角」は多少散らかっていても目線に入りづらいというわけです。

 

ポイント3.機能性は重視する


 

 

空間コーディネートをするうえで美しく見せる、センスよく見せるのと同じくらいに大切なことは、その空間の使い勝手やストレスを感じないようにしていくことです。

例えば、ダイニングスペースでダイニングテーブルから椅子の出し引きに必要なスペースである「引きしろ」は、概ねの寸法で70センチ前後は必要と言われます。

この寸法が確保できないと、どんなに気に入ったテーブルと椅子があっても毎日の生活に不自由を感じることになります。

同時に周囲を回遊しやすいかどうかもふまえたサイズ選定やレイアウトが必要です。

そのような生活動線を考えた配置も十分考慮する必要があります。

 

ポイント4.五感で感じる快適度


 

 

五感とは、視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つの感覚の総称です。

見ためや質感、香りを心地よく感じ、少なくとも不快ではないことが重要です。

無着色仕上げの無垢材家具でコーディネートされた空間ならまるで家にいながらにして森の中にいるような、心身ともにリラックスできるような感覚を体感することができます。

 

ポイント5.経済性に長けたものを


 

 

ここで言う「経済性」とは単に安価なものを揃えるということではありません。

あくまで長い目で見たコストパフォーマンスを重視するということです。

室内というものは内装や建具のほかに家具をもって初めて完成されると言えますが、家具は日用品などのように頻繁に買い替えるようなものではない一方でその耐久性次第では買い替えが多くなることもあるでしょう。

いわゆる大量生産品と呼ばれるような一般的な家具はそのコストや製法ゆえに使い続けていくうちの劣化や故障などが必然的に起こりやすくなります。

そのため比較的早いペースで買い替えを行う可能性も高まります。

私ども家具蔵でご案内する「無垢材家具」は一般的な量販店で販売されるような家具よりも、購入価格、つまり初期投資については比較した際に多少の差はあります。

ですが、無着色仕上げの無垢材家具は非常に長持ちです。

経年によるエイジングがある家具ですので使い込むほどに味わいを増し、時間が経っても古さを感じさせません。

またそもそも無垢材自体が非常に耐久性に長けた素材であり、それを熟練の職人が伝統の工法を活かして組み上げるものですので強度も折り紙付き。

いざとなればメンテナンスも可能なので長い目で見た際には非常にコストパフォーマンスに優れたものとなります。

 

空間コーディネートには「統一感と変化」「バランス」「機能性」「五感性」「経済性の5つのポイントがありますが、無着色仕上げの無垢材家具を中心にコーディネートすることでそのポイントは叶えやすくなります。

家具蔵では、無垢材家具を活かしながら、上記のポイントをふまえた無料インテリアプランニングも随時行っております。

お気軽にご利用ください。

 

トータルインテリアコーディネート無料相談会(3D PLAN)のご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (168)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.