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家具はアフターメンテナンスの充実度で選ぶ

2023.3.9

 

無垢材チェア 塗装 チェリー 無垢材家具

 

家具は道具でありインテリア


 

 

家具というものは日常における文化的な暮らしにおいて必需品といえるようなものも多く、その目的から見る存在意義は突き詰めていくと「道具」です。

同時に空間を美しく飾る・整えるということは直接的な身体面の健康やメンタル面の調整にも寄与します。

その役割に家具の存在意義を見出すのであればインテリア性も強く意識されるでしょう。

家具というものは暮らしを支える道具であり、住まいを美しく飾るインテリアでもあります。

 

家具に対する考え方の違い


 

 

そこで家具というものに対する考え方や接し方も人それぞれ変わってきます。

大事に扱う人・雑に扱う人、金額を掛ける人・掛けない人、細部までこだわりを持って選ぶ人とそうではない人など、様々なタイプに分かれます。

また、少し視点を変えると「できる限り長く使用する人」と「都度買い替えていきたいと考える人」とが存在し、そこには道具への関心とインテリアへの関心の両面に対する意識の違いがあるかもしれません。

 

愛着は長い期間使用してきた安心感でもある


 

 

「(家具を)できる限り長く使用する人」がその理由とするのが「愛着」です。

長年使用することで手に馴染み使い心地の良くなったもの、あるいはそもそもの設計が使いやすいものには「これでなければ」という愛着が湧いてきます。

もしくは購入時に生まれたバックストーリー(苦労して手に入れた、など)でも良いでしょう。

そのような過程を経て、長い期間同じものを使用することで生まれるものには「いつも同じ」という安心感があります。

その安心感こそがいわゆる「愛着」の大きな根源になるのかもしれません。

 

長く使用することを選択するのは社会の流れにも即している


 

 

ある程度の期間を使用することはそもそもそれを可能にする耐久性があってはじめて可能になり、そうでないと愛着は湧きにくいのは事実です。

しかしどんなに堅牢に作られたものでも時間の流れや使用状況で表面に傷みが生まれたり、あるいは構造的な欠損が出る可能性もあります。

その時にその愛着の湧いたものを処分し、新しいものにするのか?それとも修復することで再び愛用するのか?はその人の判断によるものです。

かつて社会はいわゆる「使い捨て」が横行し、それ自体が技術の発展や経済の拡大に寄与してきた事実もあります。

しかし、現代は「SDGs」に代表されるようなエコロジカル(自然環境と調和する)な考えが年々広まり続けています。

少なからず多くのものは何かしらの環境への影響を与えながら作られます。

家具も木製であれば、元を辿れば「木」です。

そこで長く使用できるクオリティがあり、それでいて修繕すれば新品同様となるような家具を選ぶことは実際に多くの人が選んでいることであり、また、社会の流れに即した生き方となるのです。

 

家具は「長期使用が可能か」「メンテナンス可能か」を重視する

つまり、家具を新規で購入・選択する際には「長期にわたり使用することが可能か」という点と「何かあった際のメンテナンスは可能か」という点を重視することも忘れてはいけないということです。

たとえ、新規で導入した家具が何十年と使用することのできるクオリティを持っていても、愛着を持つことができるかどうかは実際に使用してみないとわからない部分はあります。

幸せなことにそれが愛着を持つことのできるものになった場合、できるだけ良い状態で使用し続けることができるようにするためにはメンテナンス性の良し悪しは非常に重要な意味を持つのです。

 

無垢材無着色家具の高い耐久性とメンテナンス性


 

 

家具と言うものに「耐久性」「メンテナンス性」を求めた際に選ぶべき素材のひとつに「無垢材」が挙げられます。

いわゆる木製家具にも多様な種類がありますが、無垢材は原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」とカテゴライズされます。

なかでも

「広葉樹」を使用して作られた無垢材家具は、強度があり傷がつきにくく揺れに強いのが特徴です。

広葉樹材は強度があるので重量のあるものを収める可能性のある収納家具や傷などがつく可能性も高い(つまり傷がつきにくいものが良い)ダイニングテーブルにも向いています。

そして、中身の組織の密度の濃い広葉樹は揺れにも強いので、ソファーや椅子のフレームに最適です。

家具は暮らしに携わる「道具」であり、そこでは様々なことが起こりえます。

傷も付けば汚れが生じることがあるかもしれません。

そこで素材そのままの色を活かした「無着色」で仕上げたものなら仮に傷が生じても目立ちません。

いわゆる「着色もの」は傷がつくと下地が露出し、その風合いを損ないます。

無着色の無垢材は時間の経過とともに色合いを美しく変えていくこともあり、木目の美しさも活かされます。

傷も目立たないことで美しい状態を保ちながら長く愛してもらうことができるのは、製品として生まれた際に優れたメンテナンス性を有しているともいえるのです。

 

工場直営スタイルのメーカーだからメンテナンスも安心


 

 

とはいえ、長年の使用の中でどうしても目立つ傷みが出てしまった、あるいは保護のための塗装が劣化してしまった、高い強度を誇る無垢材だとしても欠損が起きてしまった、というようなことはあり得ます。

そのような際にしっかりと修繕を掛けることのできる体制が整っている製品を購入することは、万が一の際の安心に繋がります。

私ども家具蔵も工場直営体制のスタイルで店舗を展開しており、茨城県常陸大宮市の製作工場には熟練の職人が多数在籍しています。

オーダーを受けた家具を新規で製作する傍ら、創業70年を数える歴史の中で多くの人に愛されてきた様々な家具を修繕する作業も行っています。

「100年生きた木を使用するのだから100年使用できるものを提供する」という姿勢のもと、愛着の湧いた家具をできるだけ長い期間使用してもらうことができるように万全の体制を敷いています。

 

家具蔵の無垢材家具に対する考えのご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 

 


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