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新居の家具選び、いつから始める?

2023.5.19

 

 

家具を検討するのはいつなら「失敗」を避けることができるのか


 

 

新居への入居にはそこまでの決定事項が煩雑なことも多く、家具選びは後回しになってしまう、あるいはなってしまった、という人も多いのではないでしょうか。

家具というものはそれほど頻繁に買い替えるものではありません。

入居直前という差し迫った時期に焦って選ぶことは、妥協点も多くなることから後々(もしくは意外と早い段階で)後悔してしまうこともありえます。

日々の暮らしを快適にするためのツールであり、見栄えも重要な家具は時間を掛けて選ぶのが正解です。

では、入居時期をひとつの目安として、本格的に家具を検討する段階はいつのタイミングであれば、いわゆる「失敗」を避けることができるのでしょうか。

 

「入居前」「入居後」という家具の選び方


 

 

新居への入居に向けた家具の準備・購入は大きく分けて「入居前」「入居後」に分けることができます。

「入居前」に揃える=入居の時には新しい家具が揃っている、あるいはそう離れていない時期に家具が揃う、というのが常道です。

真新しい室内と同じく新品の家具が並んでいる様子は、嫌が応にも新しい暮らしへの気分を盛り上げてくれます。

一方で家具の準備を「入居後に行う」という手段もあります。

これは実際に入居したのちに実際の空間の様子や暮らしの在り方を見据えながら、それに合った家具を適宜用意していく方法です。

入居後しばらくはあるべき家具が無い、もしくは古いものを持ち込んで使用したのちに処分の手間が掛かるという留意点はありますが、実情に即したものが手に入るという点では確実な方法とも言えます。

 

入居前に家具を揃えるなら納期を事前に把握しておく


 

 

どちらを選ぶかはその人の意向次第ですが、もし「入居前」に家具をそろえておく必要がある、あるいは揃えておきたいのであれば、家具が実際に手元に届くまでにどの程度の日数を要するかを把握しておくことが大事です。

家具には大きく分けて在庫などのストック品を用いる、いわゆる「既製品」と、その人の事情に応じた特注製作も可能な「オーダー家具」の2種類があり、たいていの場合、その両者で「納期」は異なります。

家具を購入するうえで実際に使用できるまでの期間、つまり「納期」は重要な要素の一つであり、その点を考慮すると

「既製品」は在庫をそのまま配送してもらう、あるいは持ち帰ることで、比較的早くその家具を使用することができます。

オーダー家具は自身の要望をカタチにしたのちに一から製作されるので完成まで数か月を要する点に違いがあります。

つまり入居前に家具を揃える場合、既製品なら入居間際でも良く、オーダー家具なら数か月前から検討を始めるというのがおおまかな図式です。

ここで気を付けたいのが、既製品でも入荷待ちなどで納品まで数か月掛かることがある、ということです。

人気の商品が在庫切れの場合や、輸入家具などでも新たに入荷するのに数か月を要するケースは少なくなく、納得のいく家具選びを行うためには既製品でもオーダー家具でも入居の数か月前から準備をしておくのに越したことはないのです。

 

美しさも使い勝手も求めるならオーダー家具


 

 

家具というものはインテリアであるという観点からは、住まいの空間を美しく、あるいは自身を表現するものとして、そのルックスは重要視されてしかるべきです。

見ていて満足できるものが常に身近にあることは、特に精神面において豊かな日々と言えるでしょう。

同時に、家具は突き詰めていくとそれは暮らしのための「道具」であり、そこには「使い易さ」「使い勝手」が求められます。

どれだけ美しい椅子でも座り心地が悪ければ満足のいくものにはならない、という具合です。

家具をその使い易さや使い勝手で考えた場合、やはり既製品よりオーダー家具の方が個々の事情に応じた設計が可能になる分だけ、オーダー家具に軍配が上がります。

たくさんのデータの中から生まれた規格に沿った既製品は極端に使いにくいことはないまでも、どこか物足りず、そこは妥協して使い続ける、というものにもなっていきがちです。

ちょっとした妥協=不満が少しずつ重なっていくことがストレスに繋がることは往々にしてあるものです。

毎日使用する家具であれば、その「少しの差」が日々のクオリティに影響を与えるかもしれないと考えると、家具は美しさも使い勝手も両方高いレベルで求めていきたいものとなります。

 

家具選びに早すぎるということはない


 

 

家具選びは入居してからの毎日の暮らしのクオリティを左右する大事なプロセスです。

家づくりが固まってきた段階、あるいはマンション購入などでも新居のイメージがある程度決まってきたら、「少し早いかな?」という段階でも、WEBでの情報収集や実際の家具販売店を巡ってみて、気になる家具の納期を確認しておくことをお勧めします。

間取り図面があれば事前のシミュレーションも可能であり、そこで適正なサイズや効果的なレイアウトを見出すことができます。

内装が判明していればそれに合う色や素材を選ぶことも可能です。

家具選びに早すぎるということはありません。

遅くとも入居の数か月前、具体的には最低でも3か月程度前からは始めておくのがベターです。

入居後の家具購入を予定しているとしても、どの程度の期間を要するかを知っておくことは有益な情報となります。

あるいは、決定した家具から住まいの内容も決めていく、という方法もあります。

テーブルやソファは本当に使用したい大きさがあったとしても、住まいの内容が決まってからだと制約が出がちです。

家具から決めていき、それに従って住まいの内容も決めていく手法では家具の決定にも自由度が高く、また、暮らしやすい家具配置に合わせた照明位置の決定やコンセント位置の決定なども実情に沿ったものとなりやすくなります。

本当の意味で後悔のない住まい作りを希望するなら、直接毎日触れ、使用する家具を先に選ぶのもひとつの手段です。

私ども家具蔵でも間取り図面からの各種レイアウトプランニング、もしくは3Dシミュレーションの作成も無料で行っており、安心して家具をお選びいただくことができます。

入居まで期間がある場合でもそれに合わせて家具を製作する、あるいは1年間無料で家具をお預かりするサービスも行っております。

新居での家具選び、お気軽に家具蔵にもお声がけください。

 

家具蔵の無垢材家具を使用している暮らしの事例はこちらから

 

 

 

 


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