木のキッチンから発想する空間
vol.10 東京都 N邸
新築の間取りを考える際に大事にしたのはキッチンの位置。
住まいの中心にあり、大勢で集まって囲めるデザインとインテリアに自然に溶け込むようなものを求めて、ハウスメーカーが紹介する様々なシステムキッチンを検討していましたが、
「つくりものっぽい感じが今一つ・・・」
と感じられたN様。
デザイン会社を経営されるN様は細部にまでこだわりを持っており、そんななかで家具蔵と出会います。
家具蔵のキッチンスペシャリストと共に理想のオーダーキッチンを形にしていったのです。
収納性抜群でありながらその存在感を感じさせない前面の扉と一体になった無垢材ペニンシュラキッチンはこれから月日をかけて時間の色がつきながら、えもいわれぬ風合いと優しさを醸し出していきます。
それは長く使うことで得ることのできる、じんわりとした幸せなのです。
すぐ隣にある和室の柱や鴨居との馴染の良さは、無垢材による本物の質感がもたらしたもの。
流しの前に立ち、庭の木漏れ日を眺めながらのひとときはハードな仕事と家事の両立の中で大切な息抜きとなっています。
既存のキッチンメーカーでは味わえない木の優しさあふれる無垢材キッチンは、使う人のこだわりを随所にちりばめたもの。
見た目や使い勝手も考えながら、空間と一体の家事の主役となる存在として、家族団欒の一助として活躍してくれています。
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