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抑えておくべきソファ選びの「ポイント」とは?

2024.6.20

 

 

ソファを選ぶ際に比較・検討すべきポイントはいくつか存在し、人によって重視する部分も異なります。

デザイン・素材・柄や色・サイズ、そして価格。

ざっと挙げただけでもこれだけあり、レイアウトの方法や搬入経路(部屋の間口から入らないこともある)など考えておくことは他にもまだあります。

ソファは空間を占める面積も大きく、その選択が部屋全体の印象を左右する可能性が高い家具です。

また、座り心地と耐久性が高いレベルで両立しているものを選びたいところ。

これは家に居る時間の大半をソファで過ごすということであればなおさらでしょう。

他の家具にも同様のことが言えますが、要はソファを選択する際に「失敗しない」ためには抑えておくべきポイントがあるのです。

 

 

設置する場所の情報を把握する


 

 

まず、どのような場合・状況であっても絶対に必要なのは「設置する環境を把握しておく」ことです。

当然のことと思うかもしれませんが、それが意外と曖昧であるケースもよく見られます。

「何帖の部屋に設置するのか」「配置予定の場所の幅は何センチか」「間口の大きさは」

と事前に確認をしておくとその後のサイズやデザインの選定がグッとスムーズになります。

あるいは家具販売店のスタッフなどの力を借りて確認を行うのも良いでしょう。

間取り図面からの確認や現地での採寸を行っておくことで「間口から入らなかった」「実際に置いたら大きすぎた(小さすぎた)」という失敗を防ぐことができます。

 

最適なサイズの目安を知っておく


 

 

ソファを設置するスペースが何帖あるのか、あるいは何センチほどあるのかを把握しておくことで、自ずと「置くことができるソファのサイズ」が分かってきます。

あくまで目安ですが、6帖分のスペースがあれば幅180~200センチ程度までは設置可能です。

8帖分のスペースなら240センチ程度まで、10帖分のスペースがあれば3m前後のものも置けるでしょう。

あるいはソファの横を回遊することが必須なら最低60センチは欲しいところです。

テーブルなどの近くに置く際には互いが100センチほど離れていれば圧迫感がありません。

こうした情報はインテリア関係のサイトなどを見て確認することもでき、また、「場所の環境把握」と同様に間取り図などを基に適切なサイズを相談することでサイズ面での失敗の可能性を最小限に留めることができます。

 

どのように過ごしたいかをイメージする


 

 

言うまでもなくソファは「座る」ためのものですが、それだけでなく寝転がることなど自由な姿勢で過ごすことをサポートしてくれる家具です。

あるいはソファの前=床に直接座ってソファの座面に寄りかかるのが好き、という人もいるかもしれません。

様々な寛ぎ方があるなかで「普段どのような姿勢でソファを使用していることが多いか」「どのような姿勢が楽と感じるか」といった事前の確認も重要です。

それによってデザインもカウチタイプやオットマン付きが良いのかなどが見えてきます。

そこからクッションの硬さや、ヘッドレストの有無、アームの高さなどもベストのものを割り出すことができるようにもなるでしょう。

個々で暮らし方や過ごし方が異なるように「寛ぎ方」も変わります。

人気のソファを選べば良い、ということではなく、それぞれの事情に合ったソファを選ぶことでより快適に暮らしが豊かになっていくのです。

 

クッションの素材を確認する


 

 

内部のクッション材を確かめずにソファを購入することは非常に危険である、と言ってよいでしょう。

どのような素材や組み合わせでできているか、そしてその耐久性がどの程度か、ということも把握しておくと座り心地と耐久性が兼ね備わったものを選ぶことができます。

しかし、実際にはクッション材を確認したとしてもよく分からないことも多く、ポイントをすべて覚えておくのもたいへんです。

ここでは「クッションを触った感触」と「クッション材の外観」に絞ってその判断材料とすることをお勧めします。

まず前者ですが、密度の低いクッションは食器洗い用のスポンジのように柔らかく、あまり弾力がありません。

フニャッとした感じと言えばわかりやすいでしょうか。

一方、高密度のクッションは手で押し込んでみると吸い付くようなモチっとした感触を感じることができます。

感触を確かめたら、次は外観をチェックします。

ソファのクッション材の多くはウレタン材を使用しています。

大きく分けてピュアウレタンとチップウレタンがあり、前者は継ぎ目もなく一枚のシート状です。

こちらはクッションが割ける・ボロボロになる、といった心配はほとんどありません。

つまり長持ちします。

チップウレタンはウレタンの端材を接着して作られたものです。

安価に製作できるのでコストカットに繋がりますが耐久性に劣ります。

このチップウレタンは触り心地や弾力性はピュアウレタンと非常に近いため、座っただけではほぼ気付くことができません。

そのためソファ選びの際は、必ずクッションカバーを店舗スタッフに外してもらい、内部の素材まで確認しましょう。

そのことで長期間使用できるソファを選ぶことができます。

 

メンテナンス性は重要


 

ソファは都度のメンテナンスを行うことで、より快適に長く使用することが可能になります。

そしてそれは可能な限り簡単に行うことができると尚良いでしょう。

そのためにはカバーの交換を自身でできることなどが必須条件ですが、その方法も実際に販売店のスタッフに見せてもらうのがベターです。

スタッフが大変そうに交換作業を行っていれば、自身がやる際はそれ以上に大変である可能性があります。

普段から取り扱いに慣れたスタッフがどのように作業しているかを確認することで、今後のメンテナンスが簡単にできるかが決まります。

一度試してみてください。

それも含めてやはり最終的な判断には実店舗へ商品を見に行くことが大事です。

インターネットやカタログの情報だけではイメージしていたソファと違うものが届いてしまう場合もあります。

メーカーの意図と異なる伝わり方となっている可能性もあるのでメンテナンス性の確認含め、可能な限り実店舗で商品を試してから購入するように心がけてください。

 

 

家具蔵では、家具選びのプロがソファに関する疑問を一つ一つ解決いたします。

ソファ選びの際は一度家具蔵へお越しください。

 

家具蔵の無垢材ソファのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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