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リビングボードでダイニングテーブル回りを美しく

2024.7.2

 

 

リビングボードとは


 

 

リビングボードは多くの家庭・住まいで見ることのできる家具のひとつです。

腰高の収納家具で、板扉・ガラス扉・引き出しの有無や大きさなど、そのサイズや仕様は多岐にわたります。

細々としたものも収納でき、飾り棚の役割も果たすこの家具は住空間の片づけを容易にし、空間を美しく見せるうえで欠かせないものといってもよいでしょう。

 

リビングボードの配置場所は?


 

 

基本的に多目的な収納家具であるので、どこに置かなければいけない、というのはありません。

ですがやはりリビングダイニングの収納兼飾り棚、として使用しているケースが多くみられます。

部屋の中央やソファの背面などで間仕切り的に使用するという方法もありますが、多くの場合はやはり壁際の配置となります。

そのうえで、タイトルにもあるように「ダイニングテーブルの近くに配置する」という認識も一般的にもなってきています。

そのことで得ることのできるメリットは「テーブル回りが美しくなる」ことです。

 

ダイニング周辺が雑然とする理由


 

 

食事をとるダイニングルーム、寛ぎを求めるリビングルーム、料理の場となるキッチン。

これらが間仕切りなく一体となった「LDK」スタイルが新築や改築において主流となった現在、ダイニングテーブルは家族全員が集まる場所となっています。

家族が集まるということは日常的に様々なものがその場に出現します。

そうしたものがテーブルの上に置きっぱなしになっている…、そんな光景を見たことはありませんか?

家族の暮らしの中心となっている、ということは同時に皆がそこを通過していくことでもあります。

その際に手頃な大きさで、丁度良い高さのものがあればついついそこにものを置いてしまうのは致し方ないことかもしれません。

これはダイニングテーブルが近くに置かれることの多いキッチンカウンター周りでも発生します。

モノが積み重なり、雑然としている風景はやはりあまり美しくはなく、いざという時に必要なものが見つからない、そんな不安もあります。

そうした「テーブルを含めたダイニングスペースが雑然としている」状況を救うのがリビングボードなのです。

 

テーブルの近くに収納を置く理由


 

 

テーブルの上についついものを置いてしまう、キッチンカウンターに書類や生活用品が積み重なっている。

そのような状況をなんとかしたければ、テーブルの近くにリビングボードをレイアウトしましょう。

理想はテーブルの真後ろ、またはキッチンカウンターの下のデッドスペースで、これは「テーブルから近い」ことが理由です。

ダイニングテーブルに座りながら、また立ち座りする際にすぐ横に収納があれば、その収納を活用してものを仕舞う習慣がつきやすいものです。

些細なことのようですが、この収納がTVボードの横やリビングのソファの隣など何歩か歩いて収納しなければならないようだと、人はどうしても楽な方を採ってしまい、その何歩かを諦めてしまいます。

結局ダイニングテーブルに置きっぱなしにしてしまったり、ダイニングの横にあるキッチンカウンターに置いてしまったり、結果的に部屋が散らかる原因になってしまうのです。

そのことを防ぐために収納は、空間の中心となるテーブルの近くにあった方がいい、という訳なのです。

 

家族全員が使いやすい仕様を考える


 

 

ダイニング周りをスッキリさせるためのリビングボードの導入。

それをより効果的にするためには「何を入れるか」「家族皆が使いやすいこと」を第一に考えます。

テーブル上に置きっぱなしになりがちなものとしては「文房具や小さな日用雑貨」「お子様の学校や自治会の書類」「郵便物」「雑誌や新聞」といったところでしょうか。

これらを効率よく、家族それぞれの「出したら仕舞う」「必ずここに入れる」といった意識付けを行うためには「この場所にはこれを入れる」というルール決めが必要です。

例えば定番的な「腰高の部分に引き出しが付いていてその下部に扉収納がある」もの。

腰の位置に来る引き出しは無理の無い姿勢で開閉でき、中に入っているものも確認しやすく便利です。

この引き出しには「家族それぞれのもの」「家族全体で使うもの」「郵便物などを仮に入れておく」といった役割を与えます。

そうすることでお父さん・お母さん・お子さんそれぞれのモノの「在り処」が明確になり、仮に出しっぱなしになっていても片付けやすく、また、使う時には取り出しやすくなります。

帰宅時にポストから持ってきた郵便物なども所定の引き出しに。時間がある時に仕分けていけば要不要も明確になりますね。

扉収納には「普段はあまり使わないがいざという時にすぐ出てきて欲しいもの」「かさばるもの」を入れておきます。

例えば住居や保険の証書などがそれにあたるかもしれません。

雑誌や新聞をここに仕舞うのも良いでしょう。

ボリュームがあるものはかカゴなどに入れて収納しておけば内部もスッキリし、取り出しやすく、また仕舞いやすくなります。

 

リビングボードが空間の「格」を仕上げる


 

 

自宅、または招かれた知人宅。

最初に目線に入るのはダイニングルームになることが多いのは現代の住居の特徴です。

そうした場所を美しく整えておくことは、毎日の暮らしの精神衛生上しかり、ゲストに与える印象しかり、非常にポジティブな要素に溢れます。

暮らしを営むうえでモノが増えるのは致し方ないことです。

それといかに上手く付き合うか、を解決する手段が「テーブル近くのリビングボード」なのです。

飾り棚的な役割も兼ねるものなので、その上に何を置くか、または上部の余白(=壁面)に何を掛けて飾るか、といった部分が「空間の格上げ」に大きく影響してきます。

 

 

良い家具を置くだけでは美しい空間は成立しません。

大事なのはその見せ方と効果的な配置。

お薦めはプロによるプランニングを経ることです。

間取り図をもとに上面図からの数値を含めた距離感の確認と、それを元にした3DCGによるシミュレーションを行い、他の家具との距離感や実際の見え方まで、豊富なインテリアテクニックを織り交ぜながら解説を行います。

ダイニングテーブルはそのまま空間の顔ともなる大きな面積を持つ家具です。

そんな家具を心地よく快適に使用することは毎日のクオリティを上げることに直結します。

サイズ選びで失敗しないためにも、家具選びの際には家具蔵で行っている無料プランニングサービスをご利用ください。

専門知識を活かし、あなたに合ったアドバイスをプロのスタッフが致します。

お気軽にお近くの家具蔵店舗でお待ちしています。

 

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