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大きなテーブル・小さなテーブル どちらを選ぶのが正解か?

2024.7.30

 

ダイニングテーブルは現在の日本の住宅において、住まいの中心となる家具のひとつです。

「リビング学習」というフレーズが定着するほど、食事以外にも団らんを楽しむのはもちろん、勉強したり、趣味の事をしたり、とひとつのテーブルでありながら、まるで各々の小さなアトリエのような使い方をしている方も多いのではないでしょうか。

かといって空間に対して大きすぎるテーブルは、日常生活を不便にしてしまう場合もあります。

「狭い我が家は大きいテーブルを諦めるしかない」という方も中にはいらっしゃると思いますが、もちろん小さなテーブルにもメリットがあります。

大きなテーブル・小さなテーブルそれぞれのメリットを考えます。

 

 

大きいテーブルのメリットとは


 

 

●ゆったりした食事スペースが確保できる

一般的に一人分の食事スペースは「幅60センチ・奥行40センチ」と言われています。

4人家族の場合は、理論の上では幅120センチ、奥行80センチあれば食事がとれる大きさとなります。

では、想像してみてください。

レストランやカフェで食事をする際、自宅で使用しているテーブルより広いテーブルに通されると嬉しくなり、ゆったりと会話などをしながら時間を気にせず食事ができますよね。

逆に小さなテーブルに通されると、次のものが来るまでに早く済ましてしまわなければ、と気にしながら急いで食事をすることとなり、落ち着きません。

朝ごはんなど、限られた時間で各々がさっと食事だけを済ませたい場合は上記のサイズでもよいでしょう。

しかし、夕食や休みの日に食事をするのであれば、余裕のある食事スペースで家族と会話をしながら心地良い時間を過ごしたいですよね。

大きいテーブルなら家族みんなでテーブルを囲んでも余裕があり、毎日の食事もお腹と心を満たす豊かな空間に導いてくれます。

ダイニングでゆっくり食事をしてくつろぎたいのになぜか落ち着かない、という方はサイズを大きく見直してみたらいかがでしょうか。

●勉強、趣味、作業等フレキシブルに使える

近頃ではすっかり定着したお子様のリビング学習。

特に小学校低学年のうちはご両親が宿題を見てあげることもあり、一緒に座って教えることのできるダイニングテーブルで宿題を行うお子様も多いようです。

宿題をする際はテキストとノート、時には辞書や他の教材を広げることのできる、十分な余裕が必要となります。

また、夜にお父さんが帰宅して、そこで食事を始めるとなるとお子様の集中力を切らさないためにも十分な距離感が必要です。

また、趣味のことをする際やPCの作業をする際も、道具や資料を広げるスペースが必要になります。

作業をしながらはテレビなどを同時に楽しむ「ながら」作業を行う、という方もいるはずです。

大きなダイニングテーブルなら、勉強机・作業台を兼ねる余裕が十分に持てます。

また、作業をしていない周りの家族とも十分な距離感が保てるので、お互いが気になりにくいです。

大きなテーブルならそこが「自分だけの小さなアトリエ」になります。

●ゲストが来た時も安心

ホームパーティとは言わずとも、自宅に親族や友人を招いて気兼ねなく一緒に食事や団らんの時間を過ごすことはとても豊かな気分になりますよね。

小さいテーブルではお皿が乗り切らず、スムーズな配膳ができないことはゲストにも気を遣わせてしまいますが、大きなテーブルならゲストが来た際も安心です。

わざわざカフェやレストランに行かずとも、大切な方のおもてなしができます。

 

小さいテーブルのメリットとは?


 

 

●会話がしやすい

戦後の日本のちゃぶ台を思い浮かべてみてください。

小さなちゃぶ台にお皿があふれ、家族がそのテーブルを皆で囲み、会話をしながらごはんを食べているシーンが浮かびませんか?

きっとその光景は笑顔があふれているでしょう。

大きなテーブルでは大人数で囲むと距離が遠く、一つの会話を全員ですることが難しい場合もあります。

小さなテーブルなら家族やゲスト皆で揃った時も一つの話題を全員で楽しむことが可能です。

●家具移動が楽

日常で皆が通る動線が広くとれるので、大きいテーブルのように角で脚をぶつけてしまうことが減ります。

また、余白ができたことで部屋が広々と感じられます。

大きく重たいテーブルは移動も大変ですし、その配置スペースも限られてきます。

小さなテーブルなら模様替えも簡単です。

気軽に動かし、向きを変えることで窓から見える景色が変わったり、作業効率が上がったりと、同じ部屋にいながら、引っ越しをしたくらいに気分を変えることができます。

●掃除や片付けがしやすい

大きなテーブルでは作業中のものを横に避け、そのまま食事をしたり、広さに甘んじて徐々にものが増えていってしまうという方も。

小さなテーブルなら限られたスペースを有効に使うため、逐一片付けが必要となり、モノが散らかるのを防げます。

また、掃除も楽になります。

 

 

 

「何をして過ごすか」を明確に


 

 

大きいテーブル・小さいテーブルそれぞれにメリットがあります。

ご自身の暮らしを考えたうえでダイニングスペースで何をして過ごすのか、また現在のことだけでなく、お子様が大きくなられたとき、ご夫婦二人になられたときなど、少し先のシーンを想定することで買い換えずに長く使うことができます。

家具蔵ではそんなお客様一人ひとりのくらしにあったテーブルをオーダーで製作しています。

サイズや置き方でお悩みの方へは訪問・採寸を行い適切なアイテムをご案内しております。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのラインナップはこちらから

 

 

 

 

 


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