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伸長式(エクステンション)テーブルを選ぶメリットとは?デメリットは?

2024.9.11

 

 

伸長式テーブルとは


 

 

伸長式テーブルとは天板の幅を伸長することができるテーブルのことで、その時の事情や使用人数に応じてサイズを伸ばす、あるいは縮めることが可能です。

エクステンションテーブルとも呼ばれます。

じつは意外とその使用率は高く「我が家も伸長式を使用している」という人も多いことでしょう。

円卓から楕円形、正方形から長方形、長方形がさらに幅広になるものなど、その形状や伸長する仕組みも様々です。

この文章を読んでいる人にも伸長式テーブルを検討中の人もいるはずですが、導入にあたってそのメリットを改めて確認し、同時にここで紹介するような有りうるデメリットが自分にとって当てはまるものになるかどうかを把握する参考になれば幸いです。

 

メリットは状況に応じたスペース確保と提供ができる


 

 

伸長式テーブルを選ぶ=導入するメリットは何といっても「テーブルのサイズを状況に応じて変更できる」という点に尽きます。

テーブルというものは食事や作業の際に使用する「スペース」であり、広ければ広い方が心身ともに「ゆとり」に繋がります。

そこで少し大きめのサイズのテーブルを使用することもよくありますが(例えば2人使用が主でも4人着座できるサイズのものを選ぶなど)、その大きさが常にあると邪魔に感じてしまう、あるいは使い勝手の上で持て余すということも考えられます。

通常は最低限(あるいはそれに近い)のサイズのテーブルを使用しつつ、来客や作業の際にはテーブルの面積が広がれば便利です。

テーブルが小さいことは(空間とのバランスにもよりますが)部屋全体の余白を多くすることに繋がり、その分広く見せ(使え)ることになります。

ありがちな「テーブルが大きいとその上にものを置いてしまい乱雑に見える」ということもなくなるでしょう。

大きなテーブルなら椅子の数もそれなりの数を揃えないと、と考えますが普段はコンパクトなサイズのものなら来客時にはスタッキング(重ねて置いておける)スツールを使用するなどすればよく、そうすることでコストも浮かせることができ、見た目でもすっきりさせることができます。

あるいは「今は2人で使用しているが後々(出産などで)使用人数が増える予定だ」という場合も有効なものとなるでしょう。

伸長式テーブルは状況や使用人数に応じて必要なスペースを確保・提供できる点がそれを使用する大きなメリットです。

 

デメリットは天板操作の手間にあり、場合によっては選ばない方がベターかも


 

 

良いことばかりのように見える伸長式テーブルですが、人によっては導入しない方が良いケースもあります。

状況に応じてテーブルの広さを変えることができるのは大きな強みですが、その操作=天板の伸縮はたとえ「一手間」であっても何らかの作業を要するものとなります。

人というのは意外と不精なものでその一手間をついつい面倒に考えることもあるでしょう。

つまりそのことで「一度伸ばした後は縮めないでそのまま使っている」「使うと思ったが幅を広げたことが無い」ということはありえるのです。

伸長式テーブルは「都合に合わせて長さを伸ばす(縮める)ことができる」のが大きな利点ですが、それを行わなければその価値も目減りします。

もし仮にそのようなことが想定されるのであれば、通常のテーブルを配置可能な最大のサイズで導入することをお勧めします。

結果的にその方がお得な買い物となることもあり、伸長式テーブルの導入にはあるいは熟考が必要かもしれません。

また、伸長式テーブルにはのちに挙げるような「型」の違いがありますが、そのいずれも何らかの可動パーツを要しています。

それが何かの弾みで傷んでしまうケースもないとは言えません。

その時にしっかりと修繕対応をしてもらえるかどうかの確認もしておくとよいでしょう。

 

伸長式テーブルにはいくつかの型があることを覚えておく


 

一概に「伸長式テーブル」といっても天板を伸ばす・縮めるという方法には大きく分けて3つの型があります。

デザインが気に入ったものと自身の求める用途、空間との相性がマッチするかをしっかりと確認しておくことが重要です。

一般に「バタフライ型」「バタフライテーブル」と呼ばれるタイプは、折り畳み可能な拡張用の天板がテーブルの両側あるいは片側に装備されているものです。

天板を折り畳むことでコンパクトなサイズになり、片方を拡げる・両方を拡げるといった2段階での使用も可能です。

折り畳んでいる状態ではその部分に着座できない(あるいは椅子がテーブルに収納できない)こともあるのは覚えておきたいポイントです。

「スライド型」は文字通り天板を中央から左右にスライドさせ中央に空いた部分に追加の天板を載せるものです。

バタフライ型と並んでもっとも多く見ることのできる伸長式テーブルといえます。

この場合、追加の天板(内蔵されているか別で保管するかの違いもあります)を上から載せる=持ち上げる作業がある点は手間と力を要するうえでそれが面倒に感じる可能性があります。

また、ものによっては天板上で段差が生まれることもあり、天板がフラットになるものを選ぶことをお勧めします。

また「スライド型」には内蔵されている天板が折りたたまれた状態で収納してあり、それを拡げるだけ=天板を持ち上げなくても良いものもあり、そのようなものなら伸縮作業もかなり容易です。

同時に天板が広がりながら脚も同時に広がることで追加の椅子も配置しやすくなります。

 

 

私ども家具蔵では長年続くロングセラーとして最後に紹介した「スライド型+折り畳みされた拡張天板を拡げる」ものをご案内しています。

伸長式テーブルはその特性から無垢材のものは非常に少ないのですが、家具蔵は言うまでも無く無垢材家具メーカーですので伸長式テーブルも無垢材製です。

長年使用していった痕跡が味や風合いとなり、強度も高い無垢材テーブルはメンテナンスも可能で長い期間使用できます。

各店にて展示があるので、伸長式テーブルをご検討の際にはぜひ一度見にいらしてみてください。

 

家具蔵の無垢材伸長式テーブルのご紹介はこちらから

 

 

 

 

 


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