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無垢材オーダー家具で長く愛せるリビングボードを

2024.10.31

 

 

ある特定のものに対して愛情を抱くことを「愛着」と呼びます。

この愛着には2つの種類があると考えられています。

1つ目は、特別な誰かに貰ったものや、自分が働いて得たお金で買った初めてのものなど「手に入れた理由」から情愛が湧くもの。

2つ目は、手に入れた時期になどに関係なく「長く使い続けることで備わった」感情です。

私たち家具蔵は、人が一番安心して過ごすことのできる「家」の様々なシーンで、最も身近な距離感で人と接する道具である「家具」に愛着を持ってもらうことが、豊かな人生の大事なエッセンスだと考えています。

今回は、長い時間を一緒に過ごし、愛着を持って使い続けられる「無垢材リビングボード」をオーダーメイドで作る魅力についてお話しします。

 

無垢材オーダーボードが長く愛せる理由「丈夫さ」


 

 

長く使うことのできるリビングボードは、やはり丈夫でなければなりません。

木製のものでお探しであれば、無垢材且つ無着色のものがおすすめです。

無垢材とはいわば天然木で、「木そのまま、木そのもの」です。

わかり易く言うと丸太の木から伐り出した板材のことです。

天然木そのものの良さを最大限に活かすには、無着色での製作が一番です。

人が一人一人違うように、天然木も表情や生き様はそれぞれ違います。

木が大きく育つまでの歴史は木目の表情や素材に刻まれ、長い年月を経て育った木は、年輪や木目が同じものは一つとしてありません。

ですからその表情を生かし、そのままを味わえるように無着色で仕上げてあげると、長く使うことで色合いが変化し、それが味わいになります。

キズなどができたとしてもそれすら風合いとなるのです。

その深みや味わいは、使うほどに増す愛着につながります。

さらに無垢材は乾燥・加工に時間と手間がかかります。

木を知り尽くし、木を扱える熟練の職人でなければ扱えないものであり、それらは昔ながらの木と木の接合方法である木組みを用いることで、木材本来が持つ強さを十分に生かした長持ちして愛着の湧くものとなります。

一方で「木質系加工材」と呼ばれるシートを張り付けたり、圧着させたりするものは大量生産が可能で扱い易く、同じものを安価に作ることを目的としています。

そうしたものは大量生産のために金具を多用した家具であることが殆どです。

価格は抑えられますが、不具合が出てきたときに、「高いものでもないから」買い替えようと考えてしまいがちで、何十年と使い続けることは難しいでしょう。

例えば、表面に傷が付いて、そこから色が剥がれてきてしまったり、張り付けてあるシートがめくれてボロボロになってしまってはどうでしょうか。

手に入れた時が愛情のピークであり、目に見えて状態が悪くなるものに愛着は感じづらくなる、とは思いませんか?

 

 

「経年美化」と「メンテナンス性の良さ」が愛着に繋がる


 

 

無垢材無着色の家具は、たとえ傷が付いても削り直しを行えば、元の状態に戻すことが可能です。

汚れてしまった場合でも食器用の中性洗剤を使用して汚れを拭き落とすことも出来ます。

木の家具は、お手入れが大変という先入観があるかもしれませんが、実際はそんなに難しいことはありません。

皆さんが考えている以上に無垢材家具のメンテナンスは簡単ですのでご安心ください。

さらには着色をしないことによる、自然素材の色味や風合いの変化も楽しむことが出来ます。

人工物であれば、色の変化は「劣化」「色褪せ」かもしれません。

自然素材は使い込むほどにエイジングと呼ばれる色味の変化や風合いの変化が楽しめるものなのです。

 

 

デザインや機能に普遍性があるものが良い


 

 

たとえどんなに丈夫であっても、あまりにも武骨すぎたり、逆に豪奢な装飾が入ったデザインのものでは住空間に馴染みづらくなります。

何十年~何百年と残り続ける美しいデザインに必要な要素の一つに「普遍性」があると言われます。

日々の暮らしを送る「リビング」という空間においては、飽きることなく、自然と空間に馴染み、その存在が当たり前だけども心地良い、そんな「普遍性」こそが、家具に求められるのではないでしょうか。

人が心地良いと感じるものの根底に「黄金比」や「1/fゆらぎ」といった自然界に常在的にある模様や構図があると言われます。

それらはあらゆるものに存在し、それはまさしく「普遍性」です。

そうした木が持つ木目の流れや杢の表情は、見る人それぞれに心地良さをと安心感を与えるのです。

色を塗ってそうした木の表情を隠してしまうことなく、適材適所に木目の流れを読み、杢の表情を読みながら作りだされた無垢材リビングボードは、そこに居るだけで、空間に普遍的な安心感を提供してくれるでしょう。

また、使い心地を考えた取っ手などの各パーツも華美な装飾は排除し、必要最低限のデザイン性のみを与えます。

それでいて、内寸や高さなどもその用途や一般的な目的から考えられたものであれば、より長い期間の使用を楽しむことができ、また、次の世代にも譲ることができるものともなるでしょう。

 

 

リビングという、自宅の中でも家族が集まって寛ぐための大切な空間。

そこに置く家具こそ、家族みんなが愛着を持つことができる、無垢材無着色のオーダーリビングボードを検討してみてはいかがでしょうか。

お子様が生まれた時からそこにあり、その成長や自身の加齢と共に経年美化し、風合いや味わいが増していく家具。

いずれお子様が独立し家を離れた後も、実家に帰るといつもの家族と出迎えてくれる家具。

何十年と使い続けることができる家具は、そんな将来をも描かせてくれる、そんな存在です。

家族の歴史と思い出がたくさん刻まれることになる、愛着が湧く「無垢材無着色のオーダーリビングボード」は、家具蔵各店でも展示・御案内しております。

その心地良さ、そのボードが紡ぐことのできる物語を体感してみてください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

家具蔵の無垢材ボードのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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