一枚板
SINGAPORE MAHOGANY
一枚板 シンガポールマホガニー
- SIZE:
- W1000 ~
- TYPE SELECT:
- 脚のデザイン・高さ・位置が選べます。
- 分類:
- センダン科 散孔材
- 原産:
- シンガポール
16世紀後半にスペイン人によりヨーロッパに持ち込まれたのち、18世紀以降から家具用として最も愛される木材のひとつとして君臨しています。
このシンガポールマホガニー、その名前の由来はシンガポールの規律の整った都市計画にあります。
緑に溢れオアシスのような快適さがあるその暮らしは、世界中から多くの人を惹きつけてやみません。
都市環境が整った「ガーデン・シティ」という魅力をアピールすることで、海外からの融資や企業の誘致を得て先進国となるべく、1960年代から積極的な緑化政策に取り組んできた結果なのですが、高温多湿のシンガポール国内に生育する植物の種類や数はもともと限られています。
環境の似た他の近隣諸国やカリブ諸島などの地域から植物をシンガポールに持ち込んで、シンガポールの気候や土壌に適するかどうか、実験に実験を重ね、なんと合計約8,000種類もの植物が海外から持ち運ばれてきて、緑を街に根付かせました。
そのひとつがこのシンガポールマホガニーだったのです。
樹高が20~45m、直径は2mにもなる常緑の大木であり、大きな魅力のある一枚ともなります。また、柾目取りした際の木目に定評があり、加工性にも優れているので、オーダーテーブルやキャビネット等の家具のほか、その特性を活かして建具、造船、彫刻等、様々な用途に用いられています。
東京駅のステーションホテルの内装等に用いられているのが身近な例といえるでしょう。
産地ごとに材質や密度、色調、堅さが若干異なるのも面白いところで無垢材家具でこそ、その魅力が伝わります。ちなみに「マホガニー」という言葉はスペイン語で「黄金色」を意味しています。
実際に「カリブの宝」とも称される銘木で、その市場価値や名声・美しさ共に、一枚板のテーブルとして代々引き継いでいける逸材です。
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