機能と美しさ、どちらも叶うTVボード(TV台収納)をオーダーメイドで
2022.3.12
数ある収納家具の種類のなかでも、ほとんどの世帯・空間で必要になってくるのが「TVボード(TV台収納)」です。
TVだけでなく他のAV機器や通信機器などのハードをまとめて置くもの、DVDやCDなどのソフト類を収納するもの、はたまた不足している収納を補うもの、様々な用途がこのTVボード(TV台収納)には考えられます。
どうしてもこういった機械の類は無機質なものが多く、その周辺も味気ないものになりがちです。
家具蔵にも無垢材家具の持つ温かみを活かしたTVボード(TV台収納)をお探しの方が多くいらっしゃいます。
今回は快適な暮らしを演出するTVボード(TV台収納)についてお話をしていきます。
TVとの最適な距離感とは?
TVは時代を経るごとに大型化が進んでいます。
家電量販店でも50インチ以上のいわゆる大型TVの売れ行きが良いようです。
大きな画面はやはり迫力があり、憧れる方も多いでしょう。
しかし、適切な距離から見ないと逆に画面が見難くなったり、疲れやすくなってしまいます。
では、実際にTVを見る位置とは、TVから自分がいる位置までどのくらいの距離感が良いのでしょう?
一般的には視聴する位置からTVまでの適切な「視聴距離」は、「TV画面の高さの3倍」と言われています。
家電メーカーによってTV画面のサイズは微妙に異なりますが、例えば40インチ程度のTVの画面の高さは485mm前後。
その為、視聴する位置はTV画面から485×3=1455mm(あくまでおおよそです)離れた位置から見ることがベストと言えます。
60インチになってきますと画面高が750mm程あることが多いので、視聴距離として750×3=2250mmは離れて見ると快適な視聴が可能になるというわけです。
また画面の高さと視線のバランスをどの程度にするかも重要なポイントです。
元々、人の視線は自然と水平よりも少し低い位置を向いていると言われています。
映画館などで最前列に座った時に、目線を上の方に向けなければならない経験をされた人も多いのではないでしょうか。
楽な姿勢でTVを見るのは、画面の中央が目線より10度から15度くらい下にくることが体に負担を掛けずに視聴できる姿勢となってきます。
どこからTVを見る?
皆さんはいつもTVをどこから見ることが多いですか?
TVを置いているのがリビングスペースなので目の前にはゆったりと座れるソファを置いて寛ぎながら。
はたまたダイニングテーブルから椅子に腰掛けて・・・。
暮らしのスタイルや好みでもその違いは様々です。
一般家庭におけるTVを視聴する時間帯に関するリサーチによると、「朝6時頃から9時まで」「昼12時から午後1時まで」「夕方6時から夜11時頃に掛けて」の3つの時間帯が主にTVを視聴するタイミングと出ています。
つまり、ダイニングで食事中にニュースや情報番組を見るという姿勢と、空いた時間にソファなどで寛ぎながらTVを見るという姿勢が想像できます。
「どこからTVを見ることが多いのか?」
これによっての配置や距離感などがまた変わってくることもあり、重要なポイントになってきます。
リビング空間におけるTVボードの役割
室内の「見せ方」という点においてもTVボード(TV台収納)は空間の中心的存在となることは多々あります。
一方でよくお客様から伺う住まいの悩みにあるのが「収納スペースが少ない」というもの。
食器であれば食器棚、衣類であればクローゼットという様に居場所のはっきりとした収納スペースもありますが、収納するものを決めずに、自由に出し入れできる収納スペースがお部屋にあると非常に便利な使い方が出来ます。
その為、TVボード(TV台収納)にある程度ボリュームを持たせて、様々なものを収納することを解決策としてお話しすることも。
例えば、普段はあまり使わない食器、いざという時に便利な電話帳、緊急時には必要な救急箱・・・等々。
どんな使い方をしたいか、どんな物を収納したいかを個々の事情に合わせてオーダー家具として作ると、部屋の中が整理されるだけでは無く、「ものの住所」が決まることでいざという時にものを探すストレスからも解放される、使い勝手の良いものが出来上がります。
また、使い方としてはフォーカルポイントとして、空いている部分に観葉植物や置物などのディスプレイを楽しむ使い方も一つの方法です。
TVに対して余裕のあるサイズのTVボード(TV台収納)は空間の重心をつくることにも寄与し、同時にインテリア性をも高めたものとなってくれます。
ひとえにTVボード(TV台収納)と言っても、様々な条件やスタイルがあり、空間のなかでは主役とさえなるような重要度を誇る場合もあります。
収納性とインテリア性が並立し、使いやすくいつまでも飽きない。
そんなものをお探しであればお近くの家具蔵にお立ち寄りいただき、店舗スタッフまでお気軽にご相談下さい。
きっとその「答え」が見つかるはずです。
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