「家族の歴史を刻む無垢材の家具」
2018.6.12
みなさん、こんにちは。
先日、関東も梅雨入りし、今年は雨の日も多くなるような話もどこかしこで聞きます。
雨が憂鬱、という方も多いと思いますがアジサイをはじめとしたこの時期ならではの美しい色彩を持つ花や、雨露に濡れた緑の美しさを楽しむこともできる時期です。
少し目線を変えた楽しみ方を探してみるのも面白いかもしれませんね。
『木の家具を選ぶ理由』
さて、今回は、余計なものは何ひとつ置かず、すっきりと片付けられたリビング・ダイニングが特徴的なF様のお住まいを紹介します。
仕事と家事の両方をそつなくこなす奥様。
掃除のあとは、お気に入りのアームチェアでコーヒーを飲みながらゆっくりと寛ぐのが楽しみと笑います。
「片付け魔」というご主人とは対照的に奥様自身は、いらなくなったものでも捨てずに大切にしたい、と考えるタイプとのこと。
「祖母からもらったお人形が、そのうち祖母そのものに思えてきたり、子どもの頃からモノを大事にする感覚が強いんです」
実家のご両親は、奥様が小さい頃から長年、木の家具を大切に使っていたそうで、当時は特に意識もしないなか、新居購入の際にいざ家具を選ぶという時に実家の木の家具のことを思い出したといいます。
システムボードには、ご主人のお母様から贈られた博多人形や焼き物が飾られている
『長く使うからこそシンプルに』
それは家族との思い出としていつもそこにあり、古くなっても家族の一員のようにぬくもりや愛着を感じさせるものでした。
「妻の性格を考えても、家具は長く使えるものがいいと思っていました」とご主人。
「結婚してから新居に移るまでの6年間、いい家具を買うのを我慢して、住宅雑誌などでイメージを膨らませていたのがよかったのかもしれません。
シンプルで味のある職人モノがいいと思っていて、家具蔵さんに伺った際に職人さんの技や手間の話を聞いたときには、何か縁のようなものを感じたんです」
ご納品当時と比べると、「木の表情が違うんです」とおっしゃるご主人の横で、奥様も
「拭き掃除をしていて、木肌の美しいテーブルの木目が鮮やかに見える瞬間、その度に“いいな”と思えるんです」
と楽しそうに語ってくれました。
4本脚で軽やかに見えるTVボードや特注のシステムボードなどにも囲まれた無垢材のある暮らし
「家具を見ていると自分たちの歴史が感じられて、ますます愛着が湧いてきますね」
これからもご夫婦の新しい歴史が、家具とともに刻まれていくでしょう。
F様、ご協力ありがとうございました。
シンプルでありながら、つくりや使い勝手にこだわる家具蔵の家具。
末長くご愛用頂けますと幸いです。
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