KAGURA OFFICIAL BLOG

ぬくもりのある生活をサポートする無垢材家具

2019.3.7

 

このページでは、「ぬくもりのある生活をサポートする無垢材家具」と題して、それをつくる「無垢材家具」にスポットを当てて考えていきたいと思います。

「ぬくもりのある空間づくり」に欠かせないのが、木などの自然素材です。

建築物、そして内装を構成する建具やフローリングなど、空間の回りには自然素材で作られたものがたくさんあります。

ファッションアイテムでもオーガニックに拘った商品や革製小物などもあり、自然素材のものに触れない日はないとい言っても過言ではありません。

食事でも有機栽培のものを好まれる方も多く、口に入るものだから尚のこと大切、と思われている方も多いでしょう。潜在的に人間は、自然への憧憬を持っているといわれます。

休日にハイキングや海や山に旅行することも、その「自然への憧憬」に起因しているかもしれません。

毎日使うものだからこそ自然のものをという自然志向の方も増えています。

特に家具では無垢材と呼ばれる「木そのもの」を使った家具が人気を博しています。

当然、一日の1/3以上を過ごす家の中は、特に自然素材のものに触れる機会の多い場所です。

今回は、家族の暮らしに寄り添う「無垢材家具」の魅力や、効果的な取り入れ方をご紹介します。

 

 

無垢材家具の最大の魅力は「ぬくもり」と「温かみ」


自然素材が住空間に存在するだけで、ぬくもりと温かみを享受することが出来ます。

無垢材のフローリングに素足で歩くと気持ちいいと感じますよね。

特にお子様のいるご家庭では、木の持つ優しい質感とほのかに漂う木の香りを持つ無垢材家具にこだわる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

小学校などの教室で使われる木のデスク・チェアをどういったものにするか、あらためて見直されている現状を見ると納得できます。

金属や非自然素材の家具は、触れたときに冷たくどこか無機質な感じがあります。

触れたときにひんやりとしない素材感は、そこにあるだけでホッとできます。

そもそも、無垢材と一般的な木質系家具の違いはどういったものを言うのでしょうか。

まずはその違いについて、ご説明したいと思います。

 

木質系家具と無垢材家具の違い


木の質感を持った家具にはたくさんの種類がありますが、大別すると2種類となります。

ひとつは、木質系材料で製作される木材製品と、山や森で育った原木(丸太)から使用する大きさに挽き割った材料で無垢材と呼ばれる木材です。

木質系材料はエンジニアリングウッドとも呼ばれています。

木を原材料として、木そのものを使うのではなく、二次加工を施すことで安定性と意匠性を高め、構造強度を向上させたものです。

その代表格に「集成材」があります。

「集成材」とは断面寸法の小さいラミナと呼ばれる木材を接着剤で貼り合わせたもので、厳しい規定と検査基準が設けられている構造用と、強度について規格のない造作用に分けることができます。主に家具に使用されるのは、造作用になります。

そして、無垢材は一本の原木を、必要な形の角材や板にカットしたもので、接着剤などの化学物質を一切使用しない自然素材です。

無垢の木材には小さな空洞があり、湿気の多い時には水分を吸い、乾燥すると水分を吐き出すことで湿度を調整してくれます。

また、断熱・保温効果にも優れているという特徴を持っています。

木は70%以上の水分を持っていますので、この水分を抜くことが大変であり、製材・乾燥・木取りなど多岐にわたる工程を経て、製品化していきます。

 

無垢材の特徴


森林で育った原木(丸太)から、使用する大きさに挽き割った天然材料が無垢材です。

古来より日本の建築文化に深く根付き、現存する歴史的な寺社・仏閣もみな無垢材による木造建築です。

日本史でもおなじみの日本最古の木造建築物「法隆寺五重塔」など約1400年以上も存在し続けています。

年月が経っても朽ちることなく、荘厳な佇まいは、見るものを今もなお圧倒し続けています。

無垢材は、耐久性の非常に高い材料なのです。

工業製品とは違い、いわゆる「Only One」であり、同じものが2つとして存在しません。

同じテーブルやチェアであっても、木目や杢の表情が違うので、一点一点が個性豊かに感じらます。

そういう意味では人間と一緒といえます。

 

子供への影響


人間は2歳を過ぎた頃から6歳頃までの間に、五感(聴覚、視覚、味覚、臭覚、触覚)が急速に発達します。

この多感な時期に、五感を刺激するものにたくさん触れさせてあげることが大切です。

このような五感の働きは、人が生きていくうえでたいへん重要です。

人や自然のものと関わることで、感性が豊かになります。

近年では、子供用家具や子供のおもちゃにも無垢材を使用しているものが多く、最初に購入するものとして人気が出ています。

また、「木育」という言葉があるように、「子供をはじめとする全ての方々が、木に触れあい、木に学び、木と共に生きる」ということを学ぶ取り組みが北海道から生まれています。

幼い頃から木材を使った製品に触れさせることで木材を通して、「知育」「体育」「道徳」の3つを効果的に育むことができます。

 

無垢材家具を使う


無垢材家具の魅力のひとつは、自分の体や好みに合わせて長さや高さを自由にオーダーすることが可能な点。

事前に大きさを空間に合わせて製作したり、暮らしの変化に合わせて高さや大きさを変更することが可能です。

そうやって長年使い続けて愉しんでいけるのも無垢材の家具の魅力。

無垢の木の家具は手入れして使うことで、何世代にも渡ってご使用いただける魅力を持っています。

家具蔵の無垢材家具も、フルオーダーやセミオーダーでお作りする、「ワン&オンリー」のものばかりです。

永く愛着を持って使うことのできる家具を選んでみてはいかがでしょうか。

きっと空間に、「ぬくもり」と「温かみ」をもたらしてくれますよ。

 

家具蔵の無垢材家具への「こだわり」をもっと詳しく知るにはこちらから

無垢材家具のある暮らしの事例集はこちらから

無垢材家具に囲まれた住まいの実例が多数掲載された無料実例集5点セットのご請求はこちらから

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (167)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.