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腰高収納家具の魅力

2021.10.7

 

 

多くのお客様からあらゆる家具のご相談をうける我々家具蔵。

そのなかでも最近は、特に収納家具に関してのご相談をいただくことが多くなりました。

引き出しや扉の数や位置、サイズについても奥行を狭くしたり、天井までの高さでオーダーするようなこともしばしば。

これぞオーダー家具の魅力なのですが、空間と収納物に合わせて、皆さんそれぞれに収納家具をご検討されています。

そういったご相談の中でもご希望も多く、また、喜ばれるご提案として

「リビングダイニングに腰高の高さの収納を置き、家族のモノや個人のモノを上手に振り分けつつ収納量を増やす」

というものです。

定番でもあり、人気の高い腰高収納ですが、具体的にはどのような良さがあるのでしょうか。

今回は「腰高収納家具」にフォーカスを当てて、その特徴をまとめました。

 

 

 

腰高の収納の特徴は?


 

 

●飾り棚としてインテリア性を高めることができる

家族写真やお子様の成長の記録。

そんな思い出の一枚を並べるには、ちょうど目線が入りやすい高さが天板の上になるのが腰高収納です。

写真だけでなく、季節に応じたクリスマスやひな祭りなどの飾り物やインテリア小物の数々も並べやすく、見やすい高さです。

底の浅いバスケットやトレーを置いて、毎日持ち出す鍵やカード類などを置いておくのも忘れもの防止に繋がります。

収納の上を飾り棚として使用すると、空間のインテリアや季節感をより楽しみながら、そして便利に過ごすことができるのです。

●部屋を広く見せる

腰高収納は、自身が立ち上がった際に目線より下に位置するので圧迫感が軽減されます。

つまり、空間を広く見せることができるのです。

同時に壁面によく使われる明るい色合いがより広く見えることで、空間全体の広がりを感じさせてくれます。

最近では高さだけでなく、一般的な収納家具の奥行45cmから「35cm前後」に奥行を設定することで、さらに空間との一体感(それと回遊性の良さ)を演出することも多くなってきています。

この「35㎝前後」の奥行きであれば、おおよそ一般的な雑誌サイズなどはしっかりと納めることが可能なので、より広くスッキリ見せたい、使いたいという方には検討すべきサイズ感です。

●引っ越し、模様替えなどが容易

高さがある収納家具は、天井の高さなどに注意が必要です。

梁下や下がり天井といった部分も、設置場所を妨げることがあります。

つまり置きたいところに置けない可能性も視野に入れなければいけないのですが、腰高の収納家具の場合は、高さによる設置場所の制限がなく、レイアウトの自由度が高くなります。

模様替えを行う際や引っ越しの際なども、比較的容易に場所の移動が可能です。

暮らしのスタイルの変化による住み替えも以前より多くなってきた昨今。

こういった「対応力」の高さも腰高収納が人気の要因になります。

 ●屈む姿勢が頻繁に生じる

基本的に腰と同じ位置、もしくはそれより低い収納となるため、基本的には屈んでものを取ることになります。

頻度にもよりますが、屈んでものの出し入れをする行為が毎度のことになるのは億劫になりがちです。

使用頻度の少ないモノを選定して収納する、重いモノは(低い位置にあるほうが出し入れしやすいので)優先して収納するなど、ひと工夫必要な時もあります。

●収納物全体が把握しにくい

低い位置にある収納は特に扉仕様のものの場合、収納前面に置いたものは把握しやすいものの、奥に入れたものは確認が難しく、奥に何が入っているのか把握しにくいものです。

そのことを踏まえて奥に収納するモノは背の高いものを置く、またネームシールを張るなどの工夫を施すと探し物が少なく時短にもつながります。

 

収納を検討する前に行うこと


 

 

上記のように腰高の収納にはたくさんのメリットと、いくつかのデメリットといえるものも存在します。

これらのことを良く理解して、自宅の収納計画を立てることが必要です。

やはり収納家具とはいえインテリアですから、見た目が最初に来てしまうのは当然のこと。

そして、ついつい自宅のスペースとその商品のサイズが合うかどうかのサイズ合わせに考えがいってしまいます。

それはそれで間違いではありませんが、収納家具を検討する際には、まず行わなければならない3つのステップがあります。

それは以下のようなステップです。

ステップ1:全ての収納を把握する

その場所に収納する予定の「モノ」を把握しなければなりません。

一番手っ取り早いのが、収納する予定のものを全て一度並べてみる事です。

全体の量を把握すると共に種類(カテゴリー)の違いなども理解できます。

ステップ2:しっかり「要る」「要らない」を分ける

全体量を把握したところで、「久しぶりに見たもの」や「最近使用してないもの」がないでしょうか。

また、文房具などで起こりがちな「同じようなモノが2つ存在している」ことはありませんか?

ステップ2では、これらの全体を把握した際に今後必要なモノ、不必要なモノを振り分けていきます。

近い用途のものや色、デザインなど全体の所有物の中でどれだけ優先順位が高いか個々に再確認していく、いいきっかけになります。

そうして全体量を減らしていくことが大切です。

残ったものはよく使う、お気に入りの大切なモノということになります。

ステップ3:必要なモノをしまう時に必要な収納

「要る」「要らない」をしっかり分けて、全体の収納量を減らしたら、次はそれらをしっかりと収納することを考えます。

カテゴリー別(薬の置き場所や文具のみなど)、使用頻度別、高さ別…、などで降り分けて、家具の設置場所や使用する人に合わせてどのように収納するべきかを検討してみましょう。

 

 

腰高の収納家具はどのお部屋でも比較的容易に設置ができて、圧迫感を感じさせないとても実用的な収納だと言えます。

しかし安易に設置するのではなく、今持っているモノの見極め、生活に必要なモノを納める家具を用意すれば、日々の生活はよりシンプルに暮らしやすくなります。

家具蔵各店では、このような収納の際のポイントや家具に関してのご提案など暮らしをより豊かにする観点で、皆様に相談会やご提案をさせて頂いております。

収納家具をご検討の際には是非お気軽にお声がけください。

 

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