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ウォールナット材の家具でコーディネート

2021.10.29

 

 

ウォールナットとは


独特の風合いや木肌の美しさなどから、世界屈指の銘木に数えられるウォールナット。

その実は「クルミ」と呼ばれ、食用にされたり、オイルやバターなどに加工されたりと、私たちの生活にも大変馴染みの深い木です。

その高級感溢れる何層ものグラデーションを持つ深い色素は「家具材のロールスロイス」とも呼ばれています。

チェアやテーブル、キャビネットといった家具や世界の高級車のウッドパネルなどに使われ、人々の憧れの的となっています。

今回は世界中から不動の人気を誇る「ウォールナット」の家具でのコーディネートについてのコラムとなります。

 

 

木の色味による空間の雰囲気の違い


 

 

家具に使用される木は多くの種類があり、どのような色味の木の家具でコーディネートするかで空間の雰囲気、そこで過ごす人の気持ちは大きく変わってきます。

「この木の色味が一番いい」というものは無く、単純ですがそこに住む人の好みで選ばれるといいのかなと思います。

洋服を選ぶときにいつも同じような色味の洋服を何となく選んでしまっている、という経験はありませんか。

自分自身が好きな色、落ち着く色など感性や相性は人それぞれ違っていて当然です。

爽やかな空間、温かみの感じられる空間、落ち着きのある空間、人それぞれ心地良さを感じるポイントや好みは一緒ではありません。

自分らしく過ごせるような、心地よく感じられる木の色味・木目を選ばれるといいでしょう。

 

ウォールナットがつくる空間の魅力


 

 

木の色味には大きく分けると木肌の色が白い木材,温かみのある赤褐色の木材、濃く深みのある濃い茶色の木材があります。

ウォールナットの木肌は「濃く深みのある濃い茶色の木材」に分類されるでしょう。

先程も述べたように、インテリアのコーディネートでどの木が良くてどの木が良くないなどはありません。

しかし、今、人気があるという面でいうとウォールナットが一番なのではないでしょうか。

日本人だけではなく世界的に人気が高く、希少性も合間って多くの人の「憧れ」の木になっています。

では、なぜそんなにウォールナットに人気が集中するのか探ってみましょう。

●深みのある色味

ウォールナットの色素は落ち着きのある深い茶色のほか、時に黒紫色、赤紫色といった色素が複雑に絡み合っています。それが美しいグラデーションとなって平面的ではなく深い奥行を感じさせます。

また、自然の耳が付いたテーブルには白太と呼ばれるクリーミーな白太と呼ばれる白色の辺材が現れます。

その白太の色素も相まって無垢木材ならではの唯一無二の美しい表情を生み出します。

その独特で魅力的な色のコントラストは、他の樹種に着色しても再現が困難なことから、ウォールナットの価値をさらに高めています。

●経年変化

深い黒紫色のウォールナット材は、光に当たることで徐々に黒味、紫味が抜けてまろやかな色味に変化していきます。

その変化の理由は紫外線による影響が大きく、紫外線を吸収することでウォールナットの中に含まれるタンニンが酸化し、赤褐色を経由して黄味がかった明るい茶褐色へ変化します。

太陽光が降り注ぐ場所では、その変化が早く、大きく現れます。

いわゆる「経年変化」と呼ばれるもので、無垢材の最大の魅力とも言っていいでしょう。

色だけでなく、木肌の感触も使い込むことにより変わってきます。

初めは少しザラザラとした手触りですが、日々の暮らしの中で、手で触っていくごとに磨かれ、徐々になめらかになっていきます。

これらの変化が暮らしの中で「ともに暮らす感覚」や「育てている感覚」も味わえるのも人気の要因ではないでしょうか。

 

 

様々な種類の木の中でもウォールナットの人気が高いのは深い色味とその変化が楽しめる、というのが大きな理由となります。

人は年を重ねていくと色の好みは明るさではなく落ち着きを求める傾向があるようです。

長く使う家具で、毎日触れる家具ということもありウォールナットの人気が不動のものになっているように感じます。

家具蔵には、多くの家具をウォールナットで製作しています。

テーブルをはじめ、椅子、ソファ、収納家具もウォールナットでの製作ができます。

ホームページの画像では感じ取ることができない、本物の深みや艶を感じに家具蔵各店へお気軽にお越しくださいませ。

 

家具蔵の無垢材家具の情報はこちらから

 

 

 


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