カウチ?オットマン? どちらを選ぶか
2021.9.23
家族みんなが集まり、くつろぐ場所は「リビング」という方も多いのではないでしょうか。
家族だけでなく、友人知人、親戚などが集まり、談笑するような場所もリビングかもしれません。
テレビや映画を見ながら、会話を楽しみながら。
リビングという場所で心地良さを高めてくれるのがソファの存在。
ソファでは座る・横になる・身体を休めるなど、様々な姿勢でリラックスして過ごすことができます。
そのソファにもいろいろなデザインがありますが、今人気があるのがカウチスタイルです。
カウチスタイルのソファには「シェーズロング」という座面が長く背もたれが付いた、脚を伸ばして座れる部分があるのが特徴です。
今回はカウチソファの人気の秘密、特徴などを確認していきましょう。
カウチソファとは?ソファとの違い
カウチソファとは、足を伸ばして座ることのできる「シェーズロング」がついているソファのことです。
本体の左右どちらかに、このシェーズロングが配置されます。
背もたれに対して座面の部分が長く、そこを利用して足を伸ばして座ったり、寝転ぶことができるのが特徴です。
通常のソファで足を伸ばしたくなった時に床に座って、ソファの座面を背もたれにした、というような経験はないでしょうか。
カウチソファはソファに座ったまま足を伸ばして寛ぐことができる、通常のソファとはまた異なったリラックス用途のソファです。
カウチソファの特徴
カウチソファのメリットは、通常のソファと比べ「くつろぎのスタイル」が増えることではないでしょうか。
「くつろぎ」の姿勢はいわゆる「座る」だけではなく、時にはゴロゴロしたり、時には足を伸ばしたり、胡坐(あぐら)をかきたいという方もいます。
人は同じ姿勢で長い時間過ごすことで、同じ部分に圧迫を感じて疲れてくるものです。
様々な姿勢をとることができる=くつろぎの自由度が増すというポイントがカウチソファの最大のメリットといえます。
特に畳生活の長い日本人は、寛ぐときは足を伸ばしてのんびりしたいと思うものです。
テレビ番組や映画を観るときに1時間、2時間とソファに同じ姿勢で座ったままだと窮屈に感じてしまうかもしれません。
シェーズロングがあれば寝ころんだり足を伸ばせたりするので、よりゆったり寛ぐことができます。
リビングにカウチソファがることで、より家族みんなでゆったり寛いで家族団らんのひと時を過ごせそうです。
カウチソファはゆったり寛ぐのに最適な反面、お客様をもてなすのには不向きといえるかもしれません。
くつろぎの度合いが高いため気が知れた家族や友人と過ごすのであればいいのですが、かしこまった来客の対応としては不向きとなってきます。
また、カウチソファはシェーズロングがあるため、通常のソファと比べて設置スペースの場所を取り、配置換えも難しくなります。
サイズが大きくなるため、空間に十分な広さが無いとカウチソファが部屋のほとんどを占めてしまうことになります。
カウチソファのシェーズロングの配置には左右どちらかがあり、空間の形状などによってそれをセレクトすることとなります。
模様替えやお引っ越しでレイアウトを替えようと思っても左右を替えることができないことも多く、様々な空間へのマッチングが難しくなります。
カウチソファを配置する場合には、よりしっかりと他のインテリアや家具の配置、サイズ、将来的なレイアウト変更がないかなどを考えて選ばなくてはなりません。
カウチソファのデメリットを解消する「オットマン」スタイル
「オットマン」とはソファの前に置いて使う足乗せ用ソファのことです。
足を乗せるという面では「シェーズロング」と同じ役目を果たしますが、「オットマン」には背もたれがついておらず、「シェーズロング」の足乗せ部分だけの四角い座面クッションだけになります。
カウチソファを検討されるときには同じようなメリットがありカウチソファのデメリットを解消してくれる「オットマンスタイル」も比較するとよいでしょう。
オットマンスタイルのメリット
オットマンスタイルはカウチソファに対してどのようなメリットがあるのでしょうか。
●カウチよりコンパクトに納まる
カウチソファは横幅が230cm以上、長さ(シェーズロング部分)は150cm以上のサイズのものが多いため、かなり広めのスペースの確保が必要となってきます。
実際にリビングに設置すると、想像以上に大きく、その存在感に圧倒されることもあるようです。
見た目のアンバランスさだけでなく、動線など日常生活に支障をきたしてしまうことも考えられます。
この問題を解消してくれるのがオットマンとなります。
どのようなサイズのソファにもプラスすることができるので、部屋の広さに最適なサイズを選択することができます。
●スツールとして使うことができる
来客の際にはいわゆるスツールとしても使うことができます。
カウチソファと違ってソファと切り離して単独で使用できるオットマンは、スツールとして座ることができるのです。
家族でリビングを囲むときや、友達が大勢来た時など配置を変えることで様々なシチュエーションにフレキシブルに対応できます。
また、ソファの前において本や雑貨などの小物を置くなど、リビングテーブル代わりとしての活用もできます。
●模様替えや引っ越しで困らない
カウチソファはシェーズロング部分が固定なのに対して、オットマンは自分の好みで動かせます。
たとえば、模様替えや引越しでソファの配置を考えるときに、カウチの部分の左右を気にする必要がありません。
引越し先で、「ソファは置けるけど、オットマンは置く余裕がなくなった」というときでも、オットマンだけ子供部屋や寝室などにレイアウトすることも考えられます。
家具蔵ではカウチソファとオットマンで悩んでいるなら、ソファとオットマンの組み合わせをおすすめします。
配置を自由に変えられるオットマンは、カウチソファよりも利便性が高いといえるでしょう。
空間に無理のないサイズのソファとオットマンを組み合わせれば、カウチソファのように空間を圧迫することなく、くつろぐことができます。
家具蔵では6種類のソファにそれぞれサイズ違いのものを御用意し、オットマンもお客様の声から生まれた「ロングオットマン」を追加発売して、2サイズから選択ができます。
様々な空間へのフィット感、また様々な過ごし方、暮らし方に合うソファスタイルをご提案させて頂きます。
ぜひ一度家具蔵の店舗へお越しになってください。
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