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ダイニングテーブルの近くに「腰高収納」を

2022.4.7

 

 

現代の住宅環境の間取りで主流になっているのが、LDKに家族が集い、食事や寛ぎの時間が過ごせるような、LDKを中心とした空間づくり。

そのため家族が集まる場所には、様々なモノも集まり、だんだん繁雑になってくるのは致し方ないことです。

しかしそのモノで溢れる空間にストレスを感じ、常に頭を悩ませる方も多くいらっしゃいます。

そのようなLDKに最適な収納家具として、最近注目されているのが「腰高の収納家具」です。

それでは、腰高の収納家具のどういったところがよいのでしょう。

具体的にその利点を知ることで、ご自宅に設置した時を思い浮かべ、家具を検討してみることも一つの方法です。

今回はそのようなご検討の際に手助けとなる、腰高収納の設置の利点をまとめてみました。

 

 

腰高収納を設置すると


 

 

●飾り棚として活用できる

腰高収納の高さは、目線が行き届きやすい「ホットスポット」と呼ばれる高さになります。

この高さは「飾りつける場所」としては特等席になります。

ご家族の写真を飾ることも出来、ひな祭り、クリスマスなどの季節の飾り、籐のカゴを置いて、頻度の高い日用品を入れておく(携帯電話やご自宅の鍵など)のもお部屋をすっきりと見せるには丁度いいですね。

●家電を設置するのに向いている

ダイニングテーブルの周りでは、携帯電話の充電器や電話・FAX、時計、オーディオなど、日常でよく使用する家電等を設置するにはとても都合がいいのです。

しっかり設置するものと場所を想定しながら家電を置くと、サイズはもちろん配線の納まりがスッキリします。

同時に日常的に使うものだからこそ便利な場所への設置も行えます。

●空間が広く感じる

腰高収納は目線の高さは壁面がしっかりと見えますので、空間の圧迫感を軽減してくれます。

つまり、空間を広く感じさせてくれます。

最近では使い勝手がよく、尚且つ空間を広く感じたいという事から、カウンター下収納のようなニッチな場所を活用した腰高収納の人気が高まっています。

●収納量の管理ができる

高さがないことは、自ずと壁面に天井まで設置した収納と比べ、収納量の差がでます。

そのため腰高収納にする場合は、収納するものの選定を定期的に行うことが必要となります。

一見面倒に感じるこの選定(片付け)ですが、考え方を変えるとモノの要不要を検討するいい機会となり、常に必要なモノ、大事なモノが手元に残ることを意味しています。

それに比べて、必要以上に大きい収納では要不要を考え直すことをする必要が少なく、お部屋の中には何年も使用していないモノやさほど気に入ってはいないものの「なんとなく取っておいているようなモノ」が増えてしまいます。

それでは、お気に入りのモノに囲まれるお部屋ではなく、単にモノに囲まれるお部屋になってしまいます。

●模様替えや引っ越しなどの対応力が高い

腰高収納は高さを抑えている分、模様替えに即対応できます。

同様に、いざ引っ越し、というような時にも気軽に対応可能です。

横幅を広く作られる場合には、搬入を考えていくつかのパーツに分け、お部屋に入れてから組立とするのが良いでしょう。

事前に引っ越しが多い方など、将来的に腰高収納を分けて使用できるよう、固定の金具などを想定しないケースもあり、そういったものはフレキシブルな対応が可能となります。

 

腰高収納を設置する前に「やっておくこと」は


 

 

このように腰高の収納を使用することで得られることは非常に多くありますが、これらの話は全て腰高の収納が空間に収まってからのお話です。

実は収納をお部屋に受け入れる前に、必ず必要な収納のポイントがあります。

●全てのモノを選定する

腰高収納を収めた場合、そこに入れる予定となるモノを全てテーブルや床に並べます。

その中で日頃それ程使用していないモノ、同じ種類のモノ、その場所に必要のないモノと本当にその場に必要で1年先も使っているモノか「要る」「要らない」を選定します。

基本的にすぐに判断できるようなものはいいのですが、迷うようなモノは日頃の使用感が薄いモノであるため「不要」、もしくはこの場には必要ないということになります。

●グループに分ける

選定が終わり、残った選りすぐりのモノを引き出しや扉内などのスペースに合わせてグルーピングを行います。

文房具、リモコン、書類など実に様々なグループができるはずです。

●収納場所を決め、固定化する

グループに分けられたモノを、腰高収納のどの場所に収めるかのマッチングを行います。

収納物のサイズ、使用頻度、動線からの距離を考慮し、そのグループの収納場所を決定していきます。

新しい腰高家具にものを収め、使用してから1.2ヶ月程度は、その使用感を含め検討していき、グループの場所の移動を行うのは「有り」です。

しかし、3ヶ月目以降はその収納場所を変えずに、「ずっとその場所にそのモノがある」ことを自身や家族と決めておくことで、探し物は減少し、そして決まった場所に戻す、というルールを徹底すれば空間はスッキリと保たれます。

 

 

ご自宅の収納になにかしら不満を持っている人は全体の8割以上と言われています。

その不満の多くが、収納場所が少ないことです。

そのような悩みを解決してくれる手立ての一つとして、ダイニングテーブルの周辺に腰高収納を考えてみてもいいのではないでしょうか。

家具蔵各店でもそのような収納のご相談はもちろんのこと、レイアウトのパターンやCGで実際の住まいを再現し、同時に家具の納まりの確認をして頂くなど、様々な角度から収納計画をお手伝いしています。

住まいの収納にお悩みの時はお気軽にお声がけください。

 

お部屋改善!整理収納無料相談会のご案内はこちらから

 

 

 

 

 

 


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