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「小さなお子様がいても片付く」空間にするには

2020.3.22

 

小さなお子様がいるご家庭の悩みのひとつとして耳にするのが「部屋が片付かない」ということ。

「せっかくきれいに片づけをしてもすぐにおもちゃで散らかってしまう…」

「子育てに追われて時間がない!」

など理由は様々でしょう。

しかし、いわゆる「片付かない」状態が長く続くと気分も落ち着かず、掃除もし難くなります。

却って家事費やす時間を増やすことになりかねません。

かといって、いつでも人を呼ぶことができるレベルに、という気負いも必要ないのです。

少しの工夫でできることから始めてみませんか?

 

モノが返る場所を決めてあげる


きちんと毎日整理整頓することは大人でも難しいことです。

「自分の机」というテリトリーをもち、そこを整理整頓することを教えてもらうのは小学校に入ってから。

未就学のお子様の場合は、まずはモノが「帰る」場所があることを教え、その場所を示してあげると良いでしょう。

初めから

「これはここ、これはこっちに」

というのはハードルが高く、できないことを求められるお子様も、求める親もうまくいかず双方がストレスを抱えてしまいます。

まず初めは大きめな箱を用意し「ここにすべて入れればいいよ」という場所を作ってあげる、いわゆるBOX収納がおすすめです。

箱にモノを片付けるのはお子様、最終仕上げに収納BOXを大人が所定の場所へ移動する。

というようにすれば、お子様が寝る頃には片付けも完了です。

できるようになってきたら、フタをする・徐々に小分けする・ラベリングし分散させる、とステップアップしていけば片付けの癖も自然と身についてきます。

また、BOX収納のもう1点のメリットは「モノを増やさない」ことについての目安となること。

予め「おもちゃはこの箱に入るだけ」と、一緒に決めておくことが前提です。

お子様が新しいおもちゃを欲しがった時、自分のテリトリー(BOX)に所有できるかどうかを判断させることができます。

もし所有できない場合は、諦めることでモノは増えずに済みます。

どうしても欲しいのなら何かを手放す必要がありますね。

その場合、壊れていないものを処分する、という可能性もでてきます。

果たしてまだ使えるもの手放してしまう(場合によってはゴミになる)ことはどうなのかを一緒に考える。

もしくは壊れていたとしても直せば使える可能性もあります。

そんな時は一緒に解決の方法を考えてみましょう。

こういったお話をお子様とすることで「モノを大切にする」「長く愛着をもって使う」という心を育てることも自然とできるのではないでしょうか。

 

「収納しておくもの」を見直す


次のステップとして「モノが帰る場所」が適切に確保されているか、というスペースの問題を見直す必要があります。

サイズが小さくて着られなくなった服や今は遊んでいないおもちゃなど。

いつか使うと思いしまっておいたものの、置き場がなく段ボールで奥に眠っている…、なんてことも。

そういった不要なモノで圧迫された収納スペースはシーズンごとに見直すと良いでしょう。

人に譲れるものは譲り、廃棄するモノとは捨てる前に一度向き合ってみましょう。

十分に使った、というものよりも「無くてもどうにかなった・買ったけどあまり使っていなかった」というものが多い場合は買い物を見直すきっかけとなり、結果、無駄な買い物を減らすことができます。

ここでいう無駄な買い物とは、一過性のもので長く使えないモノです。

短いスパンでゴミとなってしまうのはとても悲しいことですよね。

こういった失敗を減らすためにもワンシーズンに一度の収納の見直しをおすすめします。

 

 

収納家具を変える


収納する中身の仕分けが終わったら次は外身(収納家具)の見直しが必要となります。

空いたスペースにどのような収納家具を置けば出し入れがしやすいのか。

例えば日頃から散らかりがちなおもちゃをBOXごとに収納するなら、オープンタイプの収納家具をリビングや子供部屋に設置すると便利です。

来客にも対応できるようにするなら、扉付のリビング収納家具なら、とっさの来客でも扉の中にさっと放り込むことも可能です。

細々した筆記用具や雑貨が多いのであれば引出し収納にして、「家族一人につき一段」と割り振ってあげれば自分のモノはそこに仕舞うという習慣がつきます。

このように小さなお子様が居るからといってその時のサイズに収納家具を合わせる必要はなく、長く使うことのできる外身(収納家具)の中身だけをお子様仕様へ変えてあげれば、買い換えの心配もなく長く使用できます。

無垢材の家具ならお子様が傷を付けながら使ったとしてもその傷も味となり、大人になる頃には経年変化でさらに美しくなります。

造り付けてしまった家具は自立した時に持っていくことはできませんが、置き型の家具であれば新居にも持ちだすことができ、新生活に慣れた家具があるということは大変心強いことだったりします。

 

片付けが日頃からうまくできていれば、掃除や探し物の時間も縮小できるのでストレスを負うこともなく、その時間を家族と過ごすことに充てることもできます。

もし散らかってしまっても、片付ける場所が決まっていてお気に入りの家具に収納するなら、それが楽しみにすらなるかもしれません。

いつ来客があっても慌てる必要もなくなるでしょう。

そんな心の余裕は家族の笑顔へと繋がっていきます。

ほんの少しの工夫で生活は変えることができるのです。

収納家具の見直しのご相談は家具蔵各店スタッフへいつでもお申し付けください。

経験と知識豊富なプロスタッフがそれぞれの暮らしに合ったご提案をさせていただきます。

 

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家具蔵の収納家具を使用した事例のご紹介はこちらから

 

 

 


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