無垢材家具がもたらす「おうち時間」の充実
2020.6.23
なかなか出かけられない時期が続いた今年前半。
まだまだ状況は予断を許さず、誰もが自宅での過ごし方について試行錯誤したのではないでしょうか。
みなさんどのようにいわゆる「おうち時間」を過ごされていますか?
断捨離、ガーデニング、料理など今までできなかったことを思う存分やることができた、という人も多いのではないでしょうか。
また、いろいろと試してみた結果、意気込んで少し疲れてしまった方もいるかもしれませんね。
「おうち時間」といった特別な名前がついたからといって、何か特別なことをしなくてはいけないわけではありません。
自宅で過ごす時間を充実した気持ちで過ごしたいと思ったら、まず整えたいのが長く過ごすことになる自室やリビングダイニング。
断捨離をして今の自分に必要のないモノを手放すのも良いでしょう。
そのうえでおうち時間が少しでも楽しくなる「家具」を見直してみるのは、いかがでしょうか?
毎日使うものだからこそ、やはり家具はこだわりたいもの
そこで今回は無垢材家具がもたらす「おうち時間の充実」についてみていきましょう。
無垢材家具がもたらす癒し効果
木は昔から人の暮らしと共にあり、様々な恩恵を与えてくれます。
現在地球温暖化が問題視されていますが、その要因とされるCO2を吸収するばかりではなく、家具製造時のエネルギー消費量・CO2排出量が桁外れに少ないエコマテリアルでもあります。
また無垢材は人のストレスや不安をやわらげる作用や視覚的にも穏やかな光をもたらすことが認められています。
私たちの暮らしに快適さをもたらす無垢材には4つの効果があります。
無垢材家具の効能1. 優れた断熱性
鉄やコンクリートなどに触れた時、ヒンヤリとした冷たさを感じます。
これは、物質に人間の体温が伝わり、触れた箇所から熱が急速に逃げていくためです。
これに対して、無垢の木材には、触れることで感じる温かさがあります。
木の優れた断熱性は、私たちの体から必要以上に熱を奪うことがありません。
木は鉄の330倍、コンクリートの10倍ともいわれる高い断熱・保温効果を発揮するのです。
木の床などに腰を下ろすと、冬でも温もりが感じられるのはそのためです。
無垢材家具の効能2. 湿度調整
無垢の木材はその内部に、たくさんの小さな空洞(細胞)がある多孔質という構造を持っています。
この空洞が、空気中の湿度が高い時は湿度を吸い、空気が乾燥してくると水分を吐き出す働きをします。
木材が「呼吸している」といわれるのは、こうした調湿のメカニズムのため。
室内にできる限り無垢の木材を取り入れていけば、高温多湿の夏や乾燥する冬にその力を発揮し、快適な住空間をサポートしてくれます。
無垢材家具の効能3. 視覚効果
無垢の木材は、視覚的にも優しさをもたらします。
原木から伐り出された断面は、表情がひとつとして同じものがありません。
木目の模様や木肌の色の濃淡などには「1/fゆらぎ」とよばれる動きのパターンがあり、これが人の目に心地良い刺激を与え、気分をリラックスさせてくれます。
さらに、木材の表面にあるミクロの凹凸は、太陽や照明などの強い光を分散し、人の目に最も心地良いとされる反射率50~60%にまで抑えてくれます。
それらの木の効能・魅力を知ることで、木が人の暮らしには欠かせない存在であることをご理解いただけます。
無垢材家具の効能4. 香り効果
無垢の木材にはさまざまな化合物が含まれており、樹種ごとに特有の香りを作り出しています。
かすかに漂い続けるその香りは、ストレスや不安をやわらげる心理的作用があります。
木の香り成分には、アレルギーの原因となるダニやカビの繁殖を抑える働きもあります。
心地良い木の香りは、現代のストレス社会において気分をリフレッシュさせるだけでなく、清潔で快適な室内環境を維持するためにも大いに役立ちます。
無垢材家具の取り入れ方
快適な暮らしに一役かってくれる無垢材家具。
まずは自分のお気に入りの場所からそこにある家具を見直していきましょう。
そんなお気に入りの場所での過ごし方をより快適にしてくれる、そしてすぐに取り入れやすいのが「無垢材チェア」です。
毎日使うチェアだからこそ
「なにか落ち着かない」
「座っているとお尻や腰が痛い」
などストレスを感じることは避けたいものです。
ここでは座る時間が長いことを想定した椅子選びをご紹介します。
同じ場所に30分~1時間以上座り続ける場合は、腕が支えられるだけでなく「姿勢を変えることのできるアームチェアがいい」と言われています。
人が同じ姿勢でいられるのは30分程度と言われています。
それ以上の時間になると人は無意識に体を動かすことで、滞留してしまう血行を改善しようとします。
そのため、長時間座る際は体をストレスなく動かすことの出来る背もたれの低いラウンドバックチェアが良いでしょう。
実際におうち時間が増えた最近は、チェアはただ腰をかける道具でなく、シーンに合わせてより快適に、さらに作業性に富んだものや、ゆっくりリラックスできるチェアを求める方が増えています。
家具蔵の無垢材チェアは座ること以外にも、触れることで木の温もりを感じられ、日々の暮らしに癒しを与えます。
職人が手仕上げでつくるそれは日本伝統の木工技術を椅子製作に昇華させた、木組みの丈夫なものですから強度も抜群。
万が一の際のメンテナンス体制も万全です。
木の表情そのものを活かした無着色仕上ですので、全8種から選ぶことのできる樹種選びも空間や好みに合わせたものにすることができます。
おうち時間を機に暮らしをサポートする家具を見直す際には、まず椅子選びから始めてみてはいかがでしょうか?
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