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モンキーポッドの一枚板の魅力とは

2020.9.15

 

とても有名な樹であるモンキーポッド


某電気メーカーのCM「この木何の木、気になる木~♪」でお馴染みのモンキーポッド。

木陰で人が休むことから、ハワイでは「人の集まる木」としても親しまれています。

葉を広げると50m程にもなり、大木になりやすいことから家具材として広く使用されています。

育った環境によって木目に大きく個体差が出ることが特徴です。

黒いラインやグラデーションに見える木目が空間のアクセントとして引き立たせてくれる樹です。

ちなみに実際のCMに使われている木はハワイ州のオアフ島にある「モアナルア・ガーデンパーク」で見る事が出来るそうです。

マメ科の植物で左右対称に大きく広がった形。

シダに似た形をしている葉は、日の出とともに開き午後になると閉じます。

雨が降る前にも葉が閉じるので、「レインツリー」とも呼ばれています。

天候を知らせる木として古くから人間との関わり合いもたいへんに強い木です。

その大きな木陰に守られるように木の下で寛ぐことは現地の人々や観光で訪れる人々にも最高の贅沢であり、人気となっています。

 

 

アーティスティックで不思議な魅力をもつモンキーポッドの天板


モンキーポッドの魅力はやはりその独特の表情とユニークで雄大な木目感。

不規則に現れる褐色の縞模様の織り成す表情が抜群の存在感を醸し出します。

この木目は見る角度によって違った光沢が現れるだけでなく、濃淡の茶褐色からこげ茶と複雑な柄が絡み合い、美しいグラデーションを生み出しワイルドな雰囲気の中にもどこか気高く上品さがあります。

辺材は白く、心材は黒味がありコントラストも楽しめます。

フィジーや中南米諸国、ハワイや東南アジア諸国といった気温の高い地域で良く見ることが出来ます。

その呼び名は、猿(モンキー)がその実(= ポッド)を好んで食べることから来ていると言われています。

家具だけではなく、民芸品や工芸品・食器などにも幅広く使用されているモンキーポッドですが、やはりその魅力が最大限に発揮されるのは一枚板テーブルになった時です。

濃淡の強い木目と空間に確かな存在感を与えるその色合いはまさしく空間の象徴となるものであり、見る人、そこに集まる人に拠り所となる安心感を与えてくれます。

無垢材家具特有の木肌の手触りや温もりと相まって、モンキーポッドの木の下で過ごすような癒しを与えてくれるはずです。

無垢材一枚板のダイニングテーブル素材として人気を誇るモンキーポッドは、一枚板テーブルで使用される樹種のなかでは比較的育つ速度が早いので、大きいサイズの材木として利用しやすく、それが価格にも反映し、コストパフォーマンスは高いといえます。

独特の木目や色調が格調高いものになり、個性が強い素材です。

 

芸術的な表情は、空間のアクセントになる


天然木のダイニングテーブルで使用される天板は、唯一無二のもの。

同じものはありません。

一点一点が個性を持った木ですから、それぞれ表情が異なります。

お気に入りの一枚を探すことも、一枚板を自宅で迎え入れるストーリーの一部のように思えます。

もちろんインスピレーションも大事ですが、やはり一生モノとなるものですから慎重に選びたいものです。

まずは、設置する空間のイメージと特徴的な木目の相性が最適なチョイスであるか、つまり空間とのマッチングがとても大切になってきます。

モンキーポッドは、心材は金褐色や褐色で、辺材は白っぽい色です。

どこで切り出された材木かで色の濃さや、グラデーション模様の雰囲気はそれぞれと異なります。

特徴的な模様が自然そのものを感じさせると同時に、色合い的には強いイメージを生み出します。

まるで色彩豊かな墨絵を思わせるような雰囲気は、きわめて芸術的であり重厚感も漂います。

テーブルが周囲から浮いてしまわないように、部屋のフローリングの素材・色調や、壁紙の色合い、ウィンドウトリートメントの柄などとのインテリアコーディネーションを考える必要があります。

 

無垢材家具、特に家具蔵のように無着色で仕上げるものは経年変化で色調が変化していき、日々の暮らしのなかで生じる傷みすらも味になるのが良さであり特徴です。

そうは言っても、最低限の注意を払いながら使い続けたい、と思うのが人情というもの。

材木は硬さでも分類されます。

ハードメープル、黒檀など非常に硬いものから、桐などの柔らかいものまでさまざまです。

モンキーポッドはアフリカンマホガニーなどと同じくやや硬質な属性に該当します。

木肌はやや粗いのでプロの職人による精緻な加工が求められます。

つまり素材を活かすのは、職人の技量によるところが多分にあります。

その意味でも、一生ものの一枚板を選ぶ確かな目と、木材をベストの状態に仕上げることができるプロの職人を抱える専門店に足を運ぶことが大切です。

また、一生モノとして使用するものですので、アフターサービスが充実しているところを必ず選ぶべきです。

 

家具蔵では目利きの職人が(世界で主要となる各地で原木市場、または林業家から直接・削除)自らの目で確かめた良質の丸太(原木)を仕入れ、 国産材・輸入材を含め全てを自社管理のもとで製材・乾燥を行います。

加工した板を仕入れるものと違い、原木が持つ最高の木目を引き立たせ、日本の空気感・気候に合った安定した木材となるよう手間を惜しまない工程を組んでいるのが、家具蔵なのです。

そんな家具蔵だからアフターフォローも完璧。

100年育った木を使うのだから100年使ってほしい。

そんな思いで天板選びからその後までをサポートします。

モンキーポッドはじめ、世界中から選りすぐった銘木たちが一堂に会する家具蔵各店。

リモートでのご案内も可能です。

お気軽にお声がけください。

 

家具蔵の一枚板天板のラインナップはこちらから

 

 

 


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