KAGURA OFFICIAL BLOG

チェリーのダイニングテーブルのコーディネートは?

2020.9.16

 

チェリーとは


北米大陸には約30種のサクラ類があり、その中でも絶大な人気で最高の木材のひとつとして数えられるのが、アメリカンブラックチェリーです。

この種は、日本のヤマザクラなどと同じくバラ科に属しています。

元々、アメリカの原住民であるネイティブ・アメリカンたちにとって、家具としてではなく食料として果実のサクランボが重要視されていました。

その実は、スーパーなどでもよく目にする、さくらんぼの「アメリカンチェリー」なのです。

また、木片は燻製の時にチップとして使うと、まろやかな味に仕上げることができます。

やがて、その木の加工性の高さから工芸細工に用いられるようになりました。

そして、経年変化により深い優美な色合いになっていくことから、家具職人たちは世界三大銘木のひとつである「マホガニー」にも引けを取らない木材とし、チェリーを「ニューイングランドマホガニー」と呼び、好んで使うようになったのが家具材としての始まりとも言われています。

 

 

チェリー材の特徴


チェリー材の最も有名な特徴としては経年により、劇的に変化して行く木肌の色味があげられます。

淡い薄桃色が飴色風の濃い赤褐色になり、無着色の無垢材ならではの特性を日々感じられるのです。

次にあげられるものとしてはその木肌の滑らかさではないでしょうか。

非常に緻密で滑らかな木肌を持ち、家具を使用しているだけで美しい光沢が増してゆきます。

また、水に強く耐久性にも優れています。

成長の過程や気候の変化で起こる、「さざなみ紋(リップルマーク)」と呼ばれる独特の紋様が表れることもあり、光の当たり方によって浮き立ち、美しい表情が多くの人を魅了しています。

樹液を多く含んでいるため、生命力の強い木ほど黒い斑点「ガムポケット」が見られるのも特徴です。

その生き様を木目に残すことで、チェリー独特の存在感を強調し、時を重ねじっくりと楽しむことができる木材として、世界的に高い人気を集めています。

つまり、形状は同じダイニングテーブルであったとしても、使われているチェリー材によって、それぞれまったく異なる表情をみせてくれるということです。

加工した木材にはない独特の模様や風合いは、天然の木材ならではの味わいで、まさに「自分の為だけの家具」ができあがります。

これはチェリー材をはじめとした無垢材家具の大きな特徴です。

 

チェリー材のダイニングテーブルのある空間


一般的にチェリー材を内装材に用いると、それだけで空間のランクを一つ上げる程の風合いがあるといわれています。

その為、家の中心となるダイニングテーブルをチェリー材にするということは、日々の生活に「ラグジュアリー感」をプラスさせることになります。

また、光や緑との相性の良いチェリーはどのような空間、雰囲気とも相性がいいとされている為、コーディネートの幅も広くなります。

つまり、和風、洋風どのようなシーンにも映え、カジュアルなものとも、合わすことが出来るのです。

そのため、特別な技術はいらず、簡単なテーマを決めるだけでいいのです。

例えばランチマットのカラーを、季節によって春はパステルカラー、夏はクールカラー、秋はアースカラー、冬はウォームカラーなどを組み合わせたり、クリスマスにはレッド&ゴールド、桜の時期にはピンク&グリーンのような行事・イベントにちなんだ組み合わせにしたりするだけでいいのです。

さらに特別感を出したい日には、キャンドルや小さなグリーン、お花などを飾るだけでワンランク上のテーブルコーディネートになります。

手の込んだご飯を準備したり、ディスプレイしたりするのは大変でも、ちょっとしたアイテムをさすだけで、チェリーのダイニングテーブルは特別感のある素敵な空間を作る事ができるのです。

またチェリー材の柔らかい木目は、食卓を彩る料理の色彩を邪魔することもなく、その紅褐色は食欲を引き立たせてくれる効果あるともいわれています。

 

そんなチェリー材でレイアウトされたダイニングは温かみのある、やさしい空間となります。

どの様な空間にも合い雰囲気を更に高める事が出来る稀な素材でありながら、使う人を魅了する滑らかな手触りと色味の大きな変化を楽しむことが出来るチェリー材のダイニングテーブル。

そんなお気に入りダイニングテーブルがあるだけで、暮らしが豊かに変わります。

「ダイニングテーブル」で過ごす時間が長くなり、お食事、団欒、仕事、勉強と、家族皆様の過ごし方が変わります。

ご家族でテーブルを囲む時間が長くなるということは、それだけで視線が通い会話が生まれます。

家で過ごす機会の多くなった昨今、「居心地の良い空間がある」それだけで大きいアドバンテージといえるのではないでしょうか。

家具蔵では詳しい専門の知識をもったスタッフがチェリー材のダイニングテーブルについてもその良さ、コーディネート方法、適切なサイズやデザインなどを詳細にご案内。

お気軽にお声がけください。

 

チェリー材の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちら

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (173)
  • [+]2023 (358)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
  • [+]204 (1)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.