チェリー材のデスクという選択肢
2020.9.25
無垢材デスクとは
昨今の社会事情のなかでいわゆる「在宅勤務」「テレワーク」が多くの企業で導入され、家庭で仕事を行う、という方が格段に増えています。
私たち家具蔵のお客様でもそのような方が多く、しっかりと仕事や作業に没頭できる自分用のデスクが欲しい、という方が多くいらっしゃいます。
また、今後も入学や新生活、様々な要素で「作業机」「学習机」いわゆる「デスク」を新調する機会はあるでしょう。
すぐに使う事ができなくなる、または使いたくなくなる…。
そうならない「長く使うことのできるデスク」を選ぶなら「無垢材」「無着色」のものがお勧めです。
無垢材とはとは(削除)、伐採した天然木から角材や板など必要な形状に切り出した木材のことです。
無垢材は木そのもの、つまり生きているので「木のぬくもり」をダイレクトに感じることができます。
なんとも言葉にしがたい「あ、気持ちいい」という感覚。
これを享受できるのが無垢材です。
これが「長く使うことのできる」「長く使いたくなる」家具となるのです。
そのうえで使用している素材や美しいフォルム・心地よい手触り、細部にまでこだわりを感じることが出来る作り。
すべてが使う人のことを考えて作られている、まさに一生モノの存在です。
そして何よりも熟練の職人が手掛けたもの、本物の木工家具は丈夫で長持ちです。
そして無着色で仕上げたものは経年での表情の変化を楽しむことができ、キズでさえ味になる。
勿論、メンテナンスも可能です。
木製のデスクは作業時の集中力を高める、といわれます。
その効果も無垢材、そして無着色のものであればさらに増すというものです。
どんな無垢材デスクを選ぶのか
まずは「シンプルなもの」を選ぶこと。
現在多くの家具メーカーが、住まいの空間のどこに置いても雰囲気を損なわないような華美な飾りなどを排除したものをリリースしています。
この「シンプルであること」は実際に勉強や作業をする際に作業域を拡げ、且つ、必要なものを使い易いように整理し整頓しておくことにもつながります。
また、デザインがシンプルであれば、それは「飽きがこない」ことにも繋がり、結果として長く愛用できるものになるわけです。
次に「長く使うことができるもの」。
シンプルなデザインでもすぐに傷んでしまっては長く使うことはできません。
長い期間、それこそ子供が大人になってからも使い続けることができるような頑強なつくりでの(削除)ものを選んであげることが将来的な視野からも「良い選択」となります。
頑強な銘木で、熟練の職人がつくりあげ、且つ無着色で製作したものは、経年による木肌の色味の変化をお子様や自身の仕事や暮らしの成長となぞらえて楽しむことが可能です。
キズなどができても、それ自体が味になり、メンテナンスも可能です。
チェリー材のデスクを選ぶということ
家具蔵の無垢材デスクもウォールナット・チェリー・ナラ・ハードメープルという堅牢さと美しさを併せ持った銘木から素材を選ぶことができ、デザインやサイズのバリエーションも豊富です。
そのなかでもチェリー材を選ぶ人がたいへん多く、人気の樹種となっています。
正式名称は、「アメリカンブラックチェリー」。
その他、ブラックチェリーやワイルドチェリーとも呼ばれています。
日本では、アメリカンブラックチェリー、チェリーと呼ばれることが多く、バラ科サクラ属の広葉樹です。
主な産地はアメリカの東部全域。
チェリー材の特徴は主に4つ。
・心地よい手触り
・淡く優しい木目が絶妙
・インテリアコーディネートのしやすい樹種
・経年変化で艶のある美しい飴色になっていく
ということです。
すべすべの質感は心地よく、優しい木目と濃い赤褐色はどんな空間にもすんなり溶け込みます。
そして最大の特徴はその経年変化。
「チェリー材の良い所は?」と詳しい人に聞くとかえってくる言葉、それが「経年変化」です。
つまりは、時間が経つにつれ、色が変わるということで、無着色の無垢材にはすべからくあるものですが、チェリーはそれがもっとも顕著な樹種のひとつです。
出来たてのチェリー材の家具は薄いピンク色に近い色合いをしています。
それが、時間が経つとともに段々と艶のある濃い茶色になっていきます。
他の樹種も月日が経つと色が変化します。
しかし、その中でもチェリー材の色の変化は大きく、その様はまさに「劇的」。
従来の赤褐色のイメージは、使い込んで味の出た状態であり、これが空間での暖かみややさしさを演出してくれるのです。
チェリー材の無垢材デスクは、空間に馴染む色味や木目の美しさが特徴的です。
無着色で仕上げる家具蔵の無垢材デスクなら、長年使い込むことでその良さも増してきます。
デザインも豊富に、フルオーダーも含めたご案内が可能です。
一生もののデスクをお探しなら家具蔵へお気軽にお問い合わせください。
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