一枚板テーブルが与えてくれるものとは
2021.8.2
コロナウイルスの第三波が到来している今冬。
春先に続き、今また外出を控えている、そんな方も増えているのではないでしょうか。
私たち家具蔵でも在宅時間が増えたことから家の中の居心地を良くしたい、というご相談を受けることが多くなってきました。
特に食事や家族で団欒をする時間はストレス解消にも繋がります。
そんな舞台になるダイニングテーブルを素敵なものにして、食卓で過ごす時間がより豊かになるように。
そんな傾向が強くなっている印象です。
ダイニングテーブルといっても様々な素材・仕様・デザインがあります。
今回は無垢材テーブルの王道であり、憧れている人も多い「一枚板」にスポットライトを当てたいと思います。
一枚板テーブルとは
「一枚板」とはその名前の通り、接ぎ合わせが一切無い、「一枚の板」でできている無垢材(原木から切り出した木材)の板を表します。
一枚板テーブルの良さは、樹齢数百年の木が生み出す、杢の表情・複雑かつ美しい色調・自然の力強さを感じることのできる樹形等、唯一無二の存在であることでしょう。
自然のありのままを活かし、自然の形状を活かしたテーブルは当然一枚一枚木目や形状が異なるため、全てが一点物になります。
その圧倒的なエネルギーと、天然素材が持つ独特の深みや質感が感じられる一枚板の家具は、使うほどに味わいが増
し、その温もりは、テーブルを囲む人の心を穏やかに、また誇らしげに安心感と満足感を与えてくれます。
一枚板が持つ希少価値の高さ
多くの魅力をたくさん持つ無垢材の中でも、一枚板はまた特別。
テーブルとして使える幅の一枚板になるために、木は100年以上の歳月を要します。
それだけの長い年月をかけて自然によってつくられたものですから、いかに希少かがお分かりいただけるかと思います。
また、木の板は原木から取り出したそのままでは、水分を非常に多く含んでいるので乾燥の工程がたいへん重要です。
家具蔵でも製材された板は家具蔵の自社工場のある茨城県常陸大宮市の豊かな自然の中で、光や風にさらされながら、自らに蓄えた水分を発散します。
含水率が12~13%になるまでゆっくりと自然乾燥させるなかで、この期間は板と板との間に桟棒を入れ積み重ねて保管します。
これは板同士が残った水分で腐ったり、乾燥度合いにばらつきが出たりしないようにするためです。
さらに、木が現代の気密性の高い室内で、エアコンや床暖房などにさらされることを考慮し、含水率が6~7%になるまで機械乾燥と養生をおこないます。
1本の丸太から1枚も一枚板が採れないこともよくあることです。
グレードの高い大木を選び抜き、手間暇をかけて愛でるように、磨くようにして、あの美しい木肌が生まれまるのです。
それまでには想像を絶する時間と手間が必要となります。
一枚板の家具を使うメリットは?
一枚板の家具は、耐久性に優れ、一般的な家具より寿命が長いこと。
また、多種多様なデザインの製品が発表され、一枚板を活かしたデザイン性の高さにも定評があること。
使い込むことで、より味わい深く変化していくこと。
これらが大きな特徴です。
また、一枚板の家具を実際に使用してみて感じるメリットがあることも知っていてほしいのです。
それは、家具の使い心地の良さ。
自宅に戻り、家具を眺め、触れ、使用することで感じる一枚板の魅力は、メリットとしてかなり大きな割合を占めるものと思われます。
自然の木の温もりに癒され、心からリラックスできる一枚板の家具。
自信をもっておすすめしたい家具の一つです。
一枚板テーブル 選び方のポイントは?
一枚板テーブルや無垢材テーブルは、樹齢数百年の樹を自宅に配し、自然の力強さを感じる事の出来るものです。
同じものは存在しない世界で一つだけのテーブルですので、幅広い年代の方から大変な人気があります。
また、近年日本人のモノに対する考え方が変わり、
「壊れたら捨てる」から「いいものを一生使う」
に変わってきているように感じます。
特に家具においては、
「道具としての役割だけでなく、心を満たしてくれる本物の木で製作された家具」
を求める方も多くなってきています。
そのため、一枚板テーブルや無垢材テーブルの人気があるのも納得できます。
また、一枚板テーブルは単なるテーブルとしての「モノ」にとどまらず、数百年かけて自然が表現する
「芸術品」
としての要素も加わります。
ですので、通常のテーブルに加えて高い価値がありますので、本当に好きな方は時間をかけて最高の1枚を探しています。
一生付き合う一枚板ですので、「これだ!」という一枚板に出会うまで妥協せずに探したい、と思っているはずです。
家具蔵では、木に真摯に向き合い、100年生きた樹を家具として100年お使いいただきたいと考えています。
時間を掛けじっくり原木を乾燥させることで、反り止めや幕板にみられる補強材を使わない一枚板テーブル、無垢材テーブルを製作しています。
お客様の最高の一枚板に出会うためにこのページをご覧いただき、一枚板・無垢材テーブルの知識を深めていただければ幸いです。
関連する記事
最近の投稿
- ラウンドテーブルの「脚」は何が正解か? 2025年4月3日
- 無垢材家具は樹種の堅さで選ぶべきか 2025年4月1日
- 一枚板テーブルは「乾燥」が重要である理由は? 2025年3月30日
- なぜ無垢材家具にはリピーターが多いのか? 2025年3月28日
- 無垢材は耳にも優しい!その理由とは? 2025年3月26日
- 大きなテーブルを選ぶときはここを確認! 2025年3月24日
- 「人が集まる」木をダイニングテーブルにする理由とは 2025年3月22日
- 「6人掛けテーブル」のサイズの正解は何センチか? 2025年3月20日
- 家具の周辺に必要なスペースの「目安」を知る 2025年3月18日
- 「座り心地が良い」という感覚は何から生まれるか 2025年3月16日
カテゴリー
- 未分類 (1)
- 家具の選び方・置き方 (1,570)
- インテリア&住宅情報 (634)
- 人と木と文化 (396)
- ニュース&インフォメーション (447)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (635)
- オーダー収納関連 (615)