デスクに「無垢材」がおすすめである理由とは
2021.1.27
デスク=机というとどのようものを想像するでしょうか。
会社の仕事用のオフィスデスク、パソコンデスク、お子様の学習デスク、大人の書斎デスクなど、様々なデスクがあります。
デスクは用途や使う人、また置かれるお部屋によってさまざまな名称で呼ばれています。
また、デスクはその材質が名称につながることもあります。
無垢材デスクという言葉を一度は耳にしたことがある方も多いかもしれません。
では、無垢材デスクと聞くとどのようなイメージが湧いてくるでしょうか。
木の雰囲気が漂っている、丈夫で頑丈そう、価格が高く高級な感じなどいろいろなイメージがありそうです。
無垢材デスクとはどのようなものでどのような魅力があるのか、少しみていきましょう。
無垢材とは
無垢材とは原木から切り出した純粋な木そのもの、のことです。
原木から直接木の材料を切り抜いたものといえば想像しやすいでしょうか。
そのように聞くと「木ってすべて無垢じゃないの」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実は今日、無垢材の家具はとても少なくなっているのです。
「合板」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
木を細かくしたり、薄くしたりして貼り合せながら木製家具の材料にしていくことが以前から多くなってきています。
なぜ無垢材そのままを材料ではなく、わざわざそのようなことをするのか。
それは家具を大量生産する際には同じようなもの、均一化されたものをたくさんつくることでコストカットや効率化が図れる、という考えから合板や、プリントを表面に貼った木質系材料を使っていくのです。
無垢材デスクが少ない理由
無垢材はいわば「木そのまま」になるので、ひとつひとつ表情が変わってきます。
それが木の生き様を垣間見て愛でることであったり、天然素材そのものの美しさにつながります。
そこにはその木の生き様や成長の過程が見え、自然界のエネルギーさえ感じることが出来ます。
使い込んでさらに深みを感じることができ、それでいて味わいを増し、愛着が継続され手放すことが出来ない。
そんな価値を発揮してくれます。
しかし、1つ1つに個性が出る無垢材で家具をつくるとなると熟練した職人が適材適所に材料をどのように使うか、木目をどのように並べていくなどきちんと考えながらつくらなくてはなりません。
そのような理由から多くの企業は手間がかからず、生産とコストの効率の良い木質系材料を採用し、無垢材でこだわってデスクをつくっているとことは少なくなっているのです。
無垢材デスクのメリット
無垢材デスクのメリットは何といってもその木目の美しさとそこから感じられる心地良さではないでしょうか。
木目の模様と木肌の濃淡には「1/fゆらぎ」という動きのパターンがあり、これが人の気持ちを心地よくし気分をリラックスさせてくれる働きがあります。
デスクでお仕事や勉強をする時にはデスクライトを使用するかと思います。
そのデスクライトの光がデスクに当たり、その反射光が目を疲れさせてしまうということもあります。
無垢材の表面にはミクロの凸凹があり光の反射率を50%~60%に抑えてくれます。
反射光が柔らかくなることで目への負担が軽減され、お仕事や勉強への集中力アップが期待できます。
お子様の成績アップも期待できるかもしれません。
また、無垢材のデスクは丈夫で耐久性もあります。
木を一度バラバラにしたうえで固めたり貼ったりした木質系材料は、本来つながっていた繊維が1度切り離されてから再度成型されたものになるので強度が低下してしまいます。
また、貼り付けたものはいずれ剥がれたり、傷が付いた際に中の「地」が見えることは否めません。
無垢材はどうでしょうか。
無垢材は木の繊維が切断されることなく木目が詰まっています。
何かを貼ったりしたものではないので、そこが剥がれてくることも、傷が出来てもそれが目立つものにはなりません。
素材そのものの強度だけでなく、木を木で組む「木組み」も可能になり、それが強度の向上・丈夫さを生むのです。
いずれ買い替えようということであれば別ですが、長く使っていきたいということであれば無垢材デスクを選ぶことをお勧めいたします。
そして家具蔵の無垢材デスクを選ぶ
デスクだけではなく、家具は長く使っていくものになりますので品質と耐久性にも注目して選ばれるといいかと思います。
どのような会社で、どのような想いで、どのような素材でつくられたデスクなのか。
いろいろ調べ、聞き、知ったことを活かして足を運び検討を重ねて選んだ家具は、買い物への物語があり、傍にあるだけで人の気持ちを心地よくしてくれる力を持っています。
家具蔵のデスクは無垢材で製作しています。
デザインはシンプル。
その分素材感が引き立つように仕上がっており、どんな空間にも馴染みやすいものです。
素材は世界の銘木から選りすぐりのウォールナット、チェリー、ナラ、メープルから選択可能。
それぞれの無垢材は全て無着色で仕上げていますので、使い込むことで風合いが増していきます。
多様な住空間に対応しやすいように幅や奥行きのサイズバリエーションが多く、引出しが有るもの・無いものや付属アイテムの用意も豊富。
オーダー家具ですので、特注で思いのままの無垢材デスクをおつくりすることも可能です。
毎日の発想を豊かにしてくれる無垢材デスク、あなただけの一点ものの無垢材デスクとの出会いがあるかもしれません。
家具蔵各店にてお待ちしています。
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