テレビボードをオーダー家具にする理由とは
2021.4.30
どこの家庭にもほぼ必ずある家電のひとつ、テレビ。
このテレビもここ数年の間にどんどん進化し、つい最近買ったものですら古く感じてしまうほどです。
大型・ハイスペックのものでも手の届きやすい価格帯のものも多くなり、新築やリフォームの機会に買い替えを考えている、という方も多いのではないでしょうか?
そうしたテレビの買替えを間違いのないものにするためには、そのテレビや空間に合ったテレビボードの選定もまた重要です。
人それぞれ異なるニーズを叶えるには、オーダーメイドが一番。
今回はテレビボードをオーダーメイドで作る、その理由についてお話していきます。
テレビボードに「求められるもの」は何か
テレビボードはつまるところはどこまでいってもテレビの「置き台」です。
そのテレビを置くのに安定感があること、テレビが見易い高さのものであること、空間との調和が取れていることはテレビボードに求めるべき必須条件と言えるでしょう。
テレビよりテレビボードが小さいようだと、見た目にも実質的にも安定感を損ないます。
よくテレビを見る場所からテレビの位置が低すぎても、また、高すぎてもテレビが見難くなります。
インテリアでもありますから、空間の雰囲気に合ったものを選ぶことでその部屋全体の印象も良くなります。
こうした条件を兼ね備えたうえで、収納力や掃除のしやすさなど、それぞれが求めるものが加われば、それはその人にとって素晴らしい一台となるはずです。
「プラスアルファ」でテレビボードを使いやすく
この必須条件を満たしたものにプラスアルファを加えることで、そのテレビボードの暮らしにおける存在感は大きく上がります。
例えば「収納性」。
AV機器やゲーム機、チューナーといった外付けの家電をどの程度収納するのか、しないのか。
機器の周辺マニュアルや番組表といった冊子はテレビの近くに収納しておくのか、しないのか。
DVDやCDは?
身の回りのものを収納しておく場所にしておきたい方もいるでしょう。
テレビの設置場所であることは大前提なうえで、さらに有効活用できるのがテレビボードの利点・特徴でもあります。
そうした利点を最大限に生かすために「何を仕舞うのか」をしっかりと把握してどのような仕様のものが良いのか(引き出し・扉・棚の構成)を見極めることがスッキリしたテレビ周りと美しい見え方に繋がります。
「配線の容易性」を挙げる人もいます。
様々な機器が有線で複雑に繋がることもあるテレビ周り。
各々の配線を露出させやすく、また、外しやすいような仕様になっていると便利です。
また、「掃除のしやすさ」を求める人もいます。
テレビ本体だけでなく、テレビボードの外装または中に埃が溜まっているのは意外とよく目にします。
通電しているテレビは静電気を発生させるので、空気中の埃が集まってしまうのです。
テレビや他の家電の故障を引き起こす可能性もあり、こまめな掃除を心掛けたい箇所ですが、これを容易にするために掃除のしやすいデザインのものを選ぶと良いでしょう。
そのためにはできるだけシンプルな作りの物を選ぶのが掃除を簡単に行うためのコツです。
そのことは空間の中で悪目立ちせず、よい雰囲気を作り上げるテレビボードをレイアウトすることにつながります。
シンプルに、且つ、使いやすいものを。
そうなると、やはり「オーダー製作」という選択肢が出てくるのではないでしょうか。
既製品かオーダー品か
家具店や電気店に行けば、様々なテレビボードが展示され、選ぶことができます。
そうした、いわゆる「既製品」はある程度の予測から作られた「最大公約数」のものであり、そこに自分の事情を完璧に叶えてくれる保証はありません。
「サイズは良いけど、使いづらい」「考えているスペースに丁度良いものが無い」
そういった、いわば「不満」があるものを選ぶことはある意味で当たり前のことかもしれません。
ですが、「まあ、これくらいはいいか」というものが、小さなものでも徐々に溜まっていくと大きな不満に繋がっていきます。
それが日々のストレスや後々の買替の手間になるとしたら?
であれば最初から自分の希望が予めきちんと整ったものがあれば、そうしたネガティブな要素は無くなります。
そこでオーダー品の出番というわけです。
オーダー品なら、「ここは我慢しよう」「ここはしょうがない」という妥協は要りません。
仮に予算の制限などでそれが叶わなくても、そこには確固たる理由があるので納得して使用することができます。
どういったところでオーダーするのか
なかには「使っているうちに新たな希望が出てくるかも」という人もいるでしょう。
そうした心配も「どんなところでオーダーするか」を間違えなければ安心です。
オーダー家具は一人ひとりの希望を聞いて製作します。
当然、その希望を聞くのはその家具店にいるスタッフです。
このスタッフの経験値や知識が高いレベルにある、そんな家具店で相談することをお勧めします。
大抵の場合はそのスタッフの持っている知識や経験からベストな提案が出てくるものですが、経験値が高ければ高いほど、様々な事例を基にした話が出てきます。
いわば経験談をもとに、その時は自分が思いつかなかったことまでカバーした提案をしてくれるので、後から「こうしておけばよかった」という失敗も格段に少なくなるはずです。
それを見極めるには、たくさんの家具店を回ってみること。
もうひとつはその店舗やメーカーの持っている過去の事例の多さを確認することです。
オーダー家具にするメリットは大きなものです。
とりあえず、その場しのぎでまた買い替えるのではなく、空間にマッチし、長く愛用できるテレビボードを実現しましょう。
テレビボードや収納家具についてのお悩みは、お近くの家具蔵各店舗にお気軽にご相談ください。
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