暮らし方別のテレビボードの選び方
2021.5.7
目次
テレビボード(テレビ台・AVボード)は、現代の住環境において「テレビを置く台」という役割に留まらない存在感を持っています。
空間の格や印象を上げるインテリアとして、あるいは貴重な収納スペースとして、その活躍度は高いことが多いのではないでしょうか。
近年のテレビそのものの大型化や周辺機器の進化。
あるいは壁掛けタイプやプロジェクターの普及。
PC環境でテレビを見る人や或いはWEB配信の番組をテレビで視聴する。
多様なスタイルの増加と相まって、テレビを載せるテレビボードの選択の幅も実に増えてきました。
新築・引越し、もしくはリフォームなどをきっかけとして、また、テレビの買い替えを機に、テレビボードを買い換えることを検討している人もいるでしょう。
今回は「暮らし方」に基づいた、テレビボードの選び方についてお話していきます。
家具の購入には「経験値」が不足しがち
どんなものでも買い物においては、失敗しないことが一番です。
それは家具であっても同じこと。
今回のテーマのテレビボードに限った話ではありませんが、家具は一度購入するとなかなか買い替えが起こらないものです。
であれば、なおさら「失敗しないように」という気持ちは強くなります。
しかし、実際は家具選びにおいて「サイズが合わない」「すぐ壊れた」「空間と合わない」といった失敗が起こりがちです。
それは何故でしょうか?
しかるにそこには「経験値」が不足しているためです。
家具はなかなか買い替えが起こらない=買い物の機会が少ない=購入に際しての経験値が不足する、ということが原因です。
何度も買い直せば良いものに出会えるかもしれません。
ですがそんな時間も予算も無い、という方が殆どでしょう。
その「経験値」を知識で埋めることで、失敗する確率は格段に減少するのです。
テレビの最適な視聴距離と高さ
快適にテレビを観るには、「最適な視聴距離と高さ」があることが必要です。
距離が遠すぎても近すぎても、また、高さが高すぎたり低すぎたりしても良くありません。
目が疲れやすくなる、肩や首が凝る、といった身体的な影響も大きなものになります。
最適な視聴距離は、テレビのサイズに応じても変わってきます。
現在主流になりつつある4Kテレビの視聴距離は「テレビの画面の高さ×1.5倍以上」で適正な距離が算出されます。
フルハイビジョンであれば「テレビの画面の高さ×3倍以上」が理想とされています。
テレビボードの高さは、テレビの中心を見たときに視線が少し下がるぐらいが良いとされています。
人の視線は水平よりも少し下にくるのが自然な状態で疲れにくいのです。
暮らし方の違いでテレビボードの最適な高さは決まる
テレビボードの最適な高さは、「どこで(どこから)テレビを観るか」によって変わってきます。
生活スタイルに合わせてテレビボードの高さを設定することで快適な視聴が可能になります。
床に座ってテレビを観るなら
床に直接座っての視聴が多いのならテレビボードの高さは最大でも40センチ程度まで。
それ以上になると見上げるようなかたちになるので疲れやすくなります。
ソファに座って観るなら
ソファで寛ぎながらの視聴が主なのであれば高さは40~60センチくらいが適当でしょう。
それ以下でもそれ以上でもやはり長時間の視聴では疲れやすくなってしまいます。
ダイニングテーブルからテレビを観るなら
ダイニングでのテレビの視聴ならテレビボードの高さは60センチ以上は欲しいところです。
この場合、テレビと視聴者の間に背もたれの高い椅子がある場合はその高さも考慮しないといけません。
これはダイニングからソファを挟んでテレビがある場合も同様で、ソファの高さを考慮したテレビボードの高さを選ぶことでストレスのない視聴が可能となります。
テレビボードの幅とテレビのサイズのバランスは
テレビボードのサイズ、特に総幅を決める際には設置する場所の広さなども勿論重要ですが、同時にテレビ本体のサイズも大きな要素になってきます。
テレビボードはテレビ本体の総幅から見て余裕のあるもの、つまりテレビよりテレビボードが大きいものを選ぶと、バランスが良くなり安定感が出ます。
いわゆる「三角形」の形ができあがるよう設置するイメージです。
テレビボードとテレビの幅が同じサイズでも機能的には問題はありませんが、そこに圧迫感が出ることは否めません。
テレビボードよりテレビが大きい場合も、あまり見た目が良くないうえに安定感に不安があります。
テレビボードの近くを通った時にテレビにぶつかってしまう可能性もあるでしょう。
今後テレビを買い換える予定がある場合には、現在のテレビより一回り大きな幅のテレビボードを選ぶことをお勧めします。
テレビは大画面化が進んでいる影響もあって、次回の買い替え時には現在より大きなサイズのものを購入することがほとんどです。
テレビの買い換えと同時にテレビボードまで買い換えなければいけない、ということが起こらないよう将来を見据えたサイズのテレビボードを選びましょう。
いかがでしたか?
テレビボードはテレビという「モノ」を載せることが大前提になる家具で、そこには空間そのものやそこで暮らす人のスタイルから生まれる違いをふまえたモノ選びが必須になってきます。
とはいえ、どういったものを選べば良いのかわからない、そんな時には家具店で相談です。
私たち家具蔵でも様々な事例をもとにしながら、経験豊富なプロスタッフが最適なご提案を行います。
お気軽にお声掛け下さい。
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