家具を長く使いたいならオーダーメイドが良い理由とは?
2021.5.16
最近ではいわゆる「おうち時間」が長くなってきたことで、今までであればプライオリティが低かったような空間の隅々まで気になる人が多くなっています。
その中で、「家具の見直し」を検討する方は、決して少なくはないように思えます。
「ここがこんなだったらいいのに」「こんな家具を選んでおけば良かった」など…。
その時は決して妥協もせず気に入って購入しているはずなのに、なぜかそんなことを思ってしまいます。
それは購入の段階で、自分たちの暮らしのイメージや理想を「今」で考えてしまって「先=将来」ではなかったからではないでしょうか。
とは言っても、これは誰しもが共感できて経験のあることです。
そんな寂しい結果にならないようにするには思い切って、自分自身の求めるものを形にする事の出来るオーダーメイド家具を検討してみてはどうでしょうか。
オーダーメイド家具のメリットとは
オーダーメイド家具の一番のメリットは、自分にとって理想の家具を製作・手に入れることができることです。
そして、それは家具によっても様々です。
まずは住まいや部屋、もしくは店舗や会社(オフィス)などそれぞれの事情に合わせることができる、ということ。
色やデザインの統一感は勿論、個々の事情に合わせたものがあることは、その家具の活用頻度や効率化にも繋がります。
同時に、空間全体に統一感を持たせることができる、ということ。
一つ一つのデザインが主張しあう空間も個性的で良いですが、やはり空間全体の色やデザインの統一感を持たせることで、よりお洒落で落ち着いた印象を与えることができます。
次に、自分の理想となるスペックを持ち合わせているということ。
これはオーダーメイドの最大のメリットとも言えます。
既存の商品でそういったものに出会えないわけではないですが、確立としては非常に少ないでしょう。
100%自分が望むものが形となり、手に入れることができる、ということは家具に限らず、非常に贅沢なことです。
素材やデザイン、色や耐久性など自分が求めているものになるということは、それが自分にとって唯一無二の家具となり、既存の商品では決して感じることのできないことでもあります。
続いてのメリットは、デットスペースを有効的に活用できるということ。
住まいにおけるデットスペースは予想以上に多いものです。
特に自身で設計から立ち上げるような戸建て新築に比べ、建売やマンションのようないわば「箱が決まっている」環境であれば、特にそれは感じることが多いのではないでしょうか。
例えば、このデッドスペース問題で一番多いのが、キッチンの対面カウンターの下。
一見お洒落ですが、活用するとなると奥行きが狭い事でバーカウンターのように使用する人は殆どいません。
ということはカウンターチェアのようなものを置くわけでもなく、多くの場合、下のスペースがデットスペースとなります。
最近ではそこを活用しようと、オーダーメイドで収納やディスプレイ棚を製作し活用する方が多くなっています。
他にも洗面台と洗濯機のスペース、冷蔵庫や食器棚の配置により生まれたスペースなど個々の事情によってですが異なりますが、それに合わせてぴったりと合う収納家具などが手に入るのがオーダーメイド家具のメリットではないでしょうか。
オーダーメイド家具であれば、自分だけの家具であると同時に自分の生活を想像して製作・選び抜いたものだからこそのさらなる生活の豊かさ、が生まれます。
一般的な家具店のような在庫があり、その場で受け取ることができるようなものではないからこそ、自分にとって唯一無二の家具となります。
家具蔵の無垢材の家具
家具蔵が提供する無垢材の家具には、更なるメリットがあります。
無垢材は耐久性に優れ、無着色でつくるものには【経年変化】という色の変化を楽しむことができます。
その変化は、味わいが深くなることと同時に、傷などが付いた場所の色を元の色味と馴染ませ、目立たなくさせる効果も併せ持ちます。
長く使うことで色褪せ、古びていくのではなく、魅力を増していく。
それは家具という耐久消費財を使用するうえでは非常に有益なものです。
日々の生活の中で、モノに傷一つつけない生活を送ることは難しいことです。
例えできたとしても、そこに意識を持ちながら生活をするなんて窮屈でストレスがかかります。
傷みすらも味になり、場合によっては綺麗に直すことができる。
そして100年以上の時間を経て育った「木」を、100年以上使い続けられる「家具」として使う。
そのために「木を木で締める」というビスや釘を使用しない木組みで家具を製作する。
そんな大量生産の工業製品には決して真似が出来ないものだからこそ、「自分仕様」のものには「長く使うことができる」という更なる付加価値が生まれるのです。
「私の将来にはこういう空間が必要!」
「こういう家具が欲しい!」
といった未来予想図から生まれるニーズにフィックスしたものは、想像していた以上に愛着を駆り立てます。
「先を見据えて」購入したものですから必要が無くなることはないでしょう。
家具だけに限らず愛着=思い入れがあるモノはそういう大切なものになっていくのです。
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