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3人掛けのソファのサイズは幅何センチ? ~ソファのサイズを知る~

2021.11.24

 

 

リビングの主役となるソファ。

価格面の比較や検討はもちろん、サイズやデザインなど決めるべきポイントが多い家具でもあります。

何から決めれば良いかわからない、そういった悩みを持つ人もいます。

まずは、自身のライフスタイルを考え、ソファの役割をイメージしてみて下さい。

そうすることで「自分にとって必要となるソファ」が見えてくるはずです。

今回のお話は、そんなソファにおける「サイズ」から考える選び方についてフォーカスしていきます。

 

 

「何人用か」で異なるソファのサイズの基準は?


 

 

ソファには「〇人掛け」あるいは「〇P」という「何名用を想定しているか」という基準が存在します。

おおよそ4人掛けくらいまでがその表記で見ることのできるものであり、そのなかでも多いのは1人掛け~3人掛けのものです。

それに3.5人掛けも加える場合もあるでしょう。

そもそも1人掛け(1P)、2人掛け(2P)、3人掛け(3P)というのはどのくらいのサイズになるのでしょうか。

一般的なソファにおける、座る人数別のサイズは下記の通りです。

●1P(1人掛けソファ):60センチ~90センチ

●2P(2人掛けソファ):140センチ~170センチ

●3P(3人掛けソファ):170センチ~200センチ

基本的にこれらはいわゆる「総幅」です。

アーム付きのものであればアーム部を含めた端から端の外寸となります。

メーカーやブランドによって、座面の大きさも異なりますので、一概に「3人掛けは幅〇センチだ」とは言い切れません。

また、アームの形状や幅によってもその想定は変わっていきます。

 

ソファのサイズを決定するための3つのポイントがある


リビングにおけるソファの適正サイズを決めるには、それぞれのライフスタイルをしっかり把握することが重要です。

例えば、夫婦で同じ空間にいても、それぞれの時間をゆっくり過ごしたいのであれば1人掛けを複数置くのがベターです。

のんびり寝転がってリラックスしたい、家族団欒の時間を過ごしたいのであれば幅の長い3人掛けを選ぶべきでしょう。生活スタイルや求めるものによって選ぶポイントは様々です。

あるいは間取りの関係で設置できるサイズが限られている場合もあります。

こうした要素を加味しながら、サイズを決める3つのポイントをご紹介していきます。

 

 

ソファ周囲の回遊動線を考慮する


 

 

一般的に人が回遊する為のスペース=動線はおおよそ60センチ程度、荷物を持って行き来することがあるのであれば80センチ~90センチ、人と人がすれ違うことが多いのであれば110センチ前後は必要です。

こうしたソファ周囲の回遊動線を考慮したサイズ選びを行わないと、圧迫感を感じたり、回遊そのものがしにくくなって毎日が不便なものとなります。

同時に例えばテーブルとソファは60センチ離れていれば回遊は可能ですが、その距離が近く見え、やはり圧迫感を感じます。

ソファの総幅と設置する空間の総幅、そしてどの向きにレイアウトするのかを見極め、そこから引き算することで理想的なサイズと余白を導くことができます。

これはリビングでメジャーや原寸大の型紙を当てながらでもできますし、間取り図から導き出すことも可能ですが、やはり家具販売店のスタッフに相談するのがいいでしょう。

私ども家具蔵では3DCGを駆使したシミュレーションを行い、実際にレイアウトした際のスペースや見え方を確認しながらご案内しています。

 

「想定される使用する人数」はどのくらいか


 

 

住まいというのは基本的には家族が過ごすものですが、ゲストが訪れる場所でもあります。

さきの例でも挙げていますが、夫婦やパートナー同士だけでゆったり過ごすのであれば1人掛けを2台、寝転がったり、家族団欒で過ごすのであれば3人掛け以上のサイズが理想的です。

そのうえで何人家族か、あるいはゲストの来訪は多く、ソファでもてなすことが多いのかといった要素が加わります。

「5人家族だから3人掛けでは足りない」といった声を聴くことがあります。

たしかに全員が一斉に着座するならその通りです。

ですが、5人家族全員が一斉にソファに座る機会は多くありません。

最近はダイニングスペースで長い時間を過ごすことも多く、リビングダイニングという同じスペースにダイニングテーブルもソファも置いてあることが殆どです。

家族全員の人数ではなく、同時に使用する機会が多い人数を基準に選ぶと無駄に大きなサイズを選ぶことは少なくなります。

 

どこで長く過ごすことが多いのか、はサイズ選びで重要なポイント


 

 

これはダイニングセットを選ぶ際にも共通して言えることですが「普段の生活の中心がどこにあるか」という点は家具の大きさや配置を決めるのには重要なポイントです。

テーブルとソファ、どちらも大きいものを置くことができれば理想ですが、住まいの大きさにも限界があり、なかなか理想通りにはいきません。

そこで「ダイニングスペース」と「リビングスペース」どちらで長い時間を過ごすのか、ということを見極め、そのどちらかを大きく(広く)とることをお勧めします。

最近では、毎日の暮らしの中心がダイニングスペースという人も増えてきています。

その場合大きめのダイニングテーブルと座り心地の良いダイニングチェアを用意し、広くゆったりとしたスペースで食事はもちろん、個々の作業や趣味の時間を過ごします。

あるいはダイニングスペースはあくまで食事をする場所で他の時間はリビングスペースで過ごすというスタイルも当然ながらあります。

その場合はリビングスペースそのものを広めに、ソファを大きめのものにしてゆったり過ごすようになるでしょう。

このようにどちらのスペースを優先するかで家具選びにおけるサイズ設定は決まります。

 

アームレスタイプが今支持を集める理由は


 

 

ダイニングスペースを広めにとりダイニングテーブルを大きめのものにして、そこで主に過ごすスタイルが増えていることはさきにお話ししました。

とはいえ、ソファで寝転がったり、ゆっくりするのも至福な時間です。

そのような人には家具蔵でも最近よく選ばれている「アームレスタイプ」がお勧めです。

このタイプの3人掛けの総幅は170センチと3人掛けのボリュームながら全体にコンパクトです。

そのうえで日本人男性の平均身長は2021年現在で170.6センチですから、寝転がって脚を伸ばすこともできるのです。

アームが無いことによりソファで寝転がった際にも足を遮るものが無く、横からも座ることができます。

また詰めて座ることで3人以上の着座も可能です。

アームが無いことで重心が低くなるので圧迫感も少なく、すっきりとした印象というのも魅力です。

 

リビングに必須ともいえるソファは、空間やライフスタイルに合わせて選ぶのがベストです。

自宅にはどんなソファが合いそうか、どこを重視すべきか等ご不明な点があれば、家具蔵スタッフまでご相談ください。

それぞれの暮らしに一番合ったソファをご提案させて頂きます。

 

家具蔵の無垢材ソファのラインナップについてはこちらから

 

 

 


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