新婚・子育て・シニア「世代別」のおすすめオーダー家具収納
2021.12.30
目次
乱雑に散らかっていたものがスッキリと片付くことで広々と感じる空間はとても心地が良いものです。
どこに何を収納しておくかを予め決めたうえで、それに見合った収納家具や設備を取り入れることができれば、モデルルームやインテリア雑誌のように良い意味での生活感が希薄な空間をつくることも夢ではないはずです。
量販品では本当に自分に合う家具は見つかりにくい
家庭内の収納物は生活スタイルや世代、家族構成によっても様々です。
それぞれの目的やスタイルに応じた収納家具はあってしかるべきですが、いわゆる既製品ではなかなかそうはいきません。
既製品はいわゆる「最大公約数」でつくられるものであるからです。
「シングル向け」「ファミリー向け」といった違いはあるかもしれませんが、「世代」や「家族構成」「暮らし方」まで、全てのニーズに対応しているものは、なかなか量販品では見つからないものです。
既存のものに合わせて仕舞うもの(あるいは仕舞うことができるもの)を決めるのでは、本当に使い勝手の良いものにはなりません。
既存の家具の組み合わせでデッドスペースができてしまうといったことも考えられます。
その解決策として、日々の暮らしが心地よくなる使い勝手、間取りに合うサイズで製作できるオーダー収納が最適です。
ライフステージの変化に対応するオーダー家具
「ライフステージ」というのは時間とともに変化し、その時々で必要なものも変わります。
学生と社会人でも必要なものは異なります。
独身時代と結婚してから、2人で暮らす新婚時代とお子さんが生まれてから、お子さんが大きくなってくる頃には自身の身体の様子も変わってきます。
そこで「必要」に応じてサポートしてくれる収納家具があると住まいはさらに居心地良くなります。
それをかなえるのがオーダー収納なのです。
新婚夫婦におすすめのオーダー家具収納は
新婚夫婦の場合は、二人の共有物と個人の私物を、どの程度の分量でどこに置くかを決めることがポイントとなります。
共有物は、主に2人で過ごす場所であるリビングダイニングの共有スペースに収納されることになるでしょう。
例えば銀行印や住まいに関するマニュアルなどは共有物として扱い、どこに何があるかお互いが把握している方が便利です。
また、文房具や体温計といった日用品もしかりです。
そのような「よく使う、あるいは置き場所を把握しておくべき共有物」は、やはりよく過ごす場所に必要なものであり、それを使って何か作業をする場合はダイニングスペースであることが多いでしょう。
ダイニングテーブルやキッチンカウンターは「丁度よい場所に丁度よい広さのものがある」状態であり、日用雑貨のような細々したものをつい置いてしまいがちです。
予め収納場所を決めておかないと、そのような「丁度よい場所」にモノが溜まり、いつも雑然とした中で食事をすることになってしまいます。
せっかく気に入って購入したテーブルや2人で決めたインテリアの魅力も半減してしまいます。
おすすめはテーブル付近に腰高の収納家具を導入すること。
特にキッチンカウンターの下はデッドスペースになりがちです。
ここを有効に生かす意味でもカウンター下収納をオーダーメイドで用意してはどうでしょうか。
デッドスペースになりがちな場所を有効に使えるだけでなく、作業動線としてもとても便利です。
オーダーメイドであれば「あれとこれはここに収納したいから引き出しをここにいくつ」といった要望はもちろんのこと、カウンター下の高さに合わせること等、後々の使用方法を想定したもので製作することが可能です。
今後の家族構成の変化などに応じ足りなければ買い足しできるよう、余白を持ったサイズにしても良いでしょう。
子育て世代におすすめのオーダー家具収納
子育て世代の収納は、成長と共に必要なモノが増えていくお子さんが中心となってきます。
未就学の頃からでも、少しずつ自分のものは自分で片付ける、という習慣がつけば自室を持った後もしっかりと片付けができるようになります。
例えば幼稚園や保育園から帰ったらここに制服と鞄を掛ける…、絵本はここに…、というように「モノの居場所」を決めてあげることでお子さんも自然と片付けの習慣がつきます。
そのような意識を身に付けさせると同時に「それがしやすい状況」を作り出してあげることも大事です。
また、小学生になると増えるのが学校などで配られるプリントです。
それぞれ重要な連絡事項が書いてあり、どれも目を通さなければいけませんが、放っておくと溜まる一方で、確認した書類とそうでないものの区別もしにくくなります。
そこで引き出しを複数持った収納家具が便利です。
未確認のものと確認済みのもの、あるいは確認したのちに近々必要になるものなどをそれぞれ仕分けて収納できれば紛失することも探す手間もなくすことができます。
お子様には「まず帰ってきたら学校でもらってきたものはそこに入れる」という約束をしておけば、共働きの人でも慌ただしい時間の後にゆっくりと確認ができます。
お子様関係の収納の役割を終えた後でも、引き出し収納は様々なものを小分けにしておけるので長い期間、用途を変えながら使用することができます。
シニア世代におすすめのオーダー家具収納
「シニア世代」の人によく伺うのは「住まいの中で何がどこに置いてあるか把握できない」というお悩みです。
ご夫婦間でも「○○の場所は奥様が把握しておりご主人はさっぱりわからない、だから不意に手伝ってもお互いのストレスに…」などという声もちらほら伺います。
そのような場合は内容物が視認できるガラス扉を使った収納がおすすめです。
特に食器類であれば外から見ても把握がしやすく、出し入れも楽になります。
見える(見せる)収納なので、美しく飾ることでも気分も上向くというものです。
長年仕舞って忘れていたお皿が収納の奥から不意に出てくる、などということも少なくなり断舎利も進むのではないでしょうか。
また、高齢になると高いところのものを取るのは危険が伴ったり、身体の健康状態によってはしゃがむことがつらいということもあるでしょう。
そのような「日々の少しの不便」を解消するため、高齢の人こそ、自分に合う、自分の身体が自然に動く可動域を活かした設計や仕様が必要になってきます。
例えばクローゼットなら低い位置にハンガーパイプや棚を設置する。
よく使うものは取り出し易い位置に取手を設ける。
引き出しはレールを使い、扉はプッシュ式にして開閉の作業をスムーズにする。
少しの工夫をすることで暮らしがぐっと楽になります。
こうしたことで片付けもより容易になり、すっきりとした居心地の良い空間で過ごすことができます。
毎日使うものを仕舞う収納は日常の生活をスムーズにする道具です。
皆がスムーズに出し入れできれば片付けも億劫にならず、整った空間で日々快適に過ごすことができるようになります。
片付けが苦手、理想の収納に出会えないと考えている人は「オーダー収納家具」を考えてみてはいかがでしょうか。
家具蔵では知識と経験が豊富なスタッフがしっかりと理想の収納に出会うことのできるお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。
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