KAGURA OFFICIAL BLOG

「綺麗なダイニングスペース」をつくるには?

2022.3.3

 

 

ダイニングスペースの役割は多目的なものとなっている


 

 

住まいの中での毎日の暮らし。

その中心となる場所はどこかと考えた時に「リビングダイニング」とりわけ「ダイニングスペース」を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

引越しや新築などの住み替えで住まいの環境が変わる際には、新規の家具の購入やレイアウトを最初に検討する場所であることには多くの人に共感してもらえることでしょう。

家族がいつも集まる場所として。

あるいは友人や知人を招いた際の対応する場として。

そのことからダイニングテーブルやそれに合わせるダイニングチェアはこれまでよりも重要度を増し、その選び方も非常に多様化しています。

ダイニングスペースの使い方も単に「食事をする場所」ではなく、お子さんのリビング学習の場所として、在宅ワークでの仕事場所としてなど、その活用の幅が広がっています。

つまり、ダイニングスペースそのものが多目的な役割を果たすものとなっているのです。

 

 

ダイニングテーブルやキッチンカウンターの上にモノが溢れる、という事態


 

 

ダイニングスペースが多目的な要素を持つことになったがゆえに、良く聞かれるようになった問題の一つに「整理整頓が上手くいかない」というものがあります。

現代のダイニングスペースはキッチンカウンターもしくはそれに準ずるものが装備されているオープンキッチンと併設されているものが非常に多くなっています。

そういったものは帰宅して、あるいは屋内の回遊の際についついモノを置いてしまいがちでもあります。

同時にその近くにあるダイニングテーブルもまた、適当な広さと高さがある場所であり、モノを置いてしまってそのまま、ということになりがちな場所でもあるのです。

例えば家に届いた郵便をとりあえずテーブルの上に置いてそのままにしてしまう。

お子さんが学校から持ち帰るプリントを後で見ようととりあえずテーブルの上に置いてしまってそれが積み重なる。

つまり「テーブルやキッチンカウンターの上にモノが溢れて乱雑になってしまう」という状態ですが、思い当たる人も多いかもしれません。

そしてそれは住まいの美観やせっかく購入したテーブルの良さを目減りさせてしまうだけでなく、探し物が増えたりするなどの時間的なロスも生むものとなるのです。

 

見た目も使い勝手も美しいダイニングスペースを作るためには


 

 

そうした状態から脱却し、キッチンカウンターもダイニングテーブルの上も整然と美しく、探し物なども無くなるようにするためには「モノの居場所」をしっかりと決めておくことが重要です。

これは郵便物や配布物などの一時的な仮置き場を含めたもので、それを行うことでダイニングスペースは美しく、見た目も使い勝手も良い場所となります。

そのためにはやはり収納スペースが必要です。

実際にはどういった手法が考えられるのでしょうか。

 

ダイニングテーブルの近くに腰高のサイドボードを置く


 

 

ダイニングテーブルの後方にあるスペースに腰高のサイドボードを置く。

これは一番スタンダードでテーブル周りが片付きやすくなる方法の一つです。

サイドボードは元々17世紀初頭のヨーロッパで、食事を給仕する為の場所としてテーブルの傍に置かれていたものが始まりです。

そこから食器などを仕舞う収納へと発展をしていき、現代のような立ち位置となっています。

サイドボードはリビングボードを含めた腰高収納と一括されることもあるので、リビング側に置く収納という認識を持っている人もいるかもしれません。

ですが、この成り立ちを見てもダイニングテーブルの近くにサイドボードを置くということは古くから理にかなっている配置でもあります。

 

引き出し+扉のサイドボードの使い方は


 

 

例えばスタンダードな仕様である「引き出し+扉」というものの場合。

使用した後、ついつい出しっ放しになってしまう文房具の類。

普段は使用しないがいざという時に家族全員がすぐに取り出せることが求められる保険証や診察券の類。

あるいはダイニングスペースが散らかる元凶とも言える郵便物や配布物の仮置き場として。

引出し収納がテーブルの近くにあるだけでこういったものの「居場所」が決まり、そこに片付ける意識付けを行うだけでテーブル周りは飛躍的に美しく整理されます。

箸や箸置き、カトラリーやカップ&ソーサーを入れておいても良いでしょう。

扉収納には大きくてかさばるものを。

マニュアルや証書、ファイルの類や重いものなどを入れておく。

あるいは可動式の棚板を有効に使って所定のサイズの書籍を入れる。

これでテーブルの上にファイルや雑誌が積み重なる事態も防ぐことができます。

「ここにはこれがある」と、家族皆が分かっていれば探し物もそれに費やす時間も少なくなります。

腰高の収納は飾り棚としても活用できるので、思い出の写真などを飾ることもでき、空間に彩りを与えてくれます。

また、収納の上の壁面に絵画や大きく引き伸ばした写真、ファブリックパネルを飾ることで空間に立体感を演出することもでき、鏡を掛けても空間を広く見せるような効果が期待できます。

テーブル近くにサイドボードを置くことでスッキリ片付いて空間もさらに美しくなるのです。

 

キッチンカウンター下のスペースを活用する


 

 

テーブルの近くに収納を配置する以外にはデッドスペースになりがちなキッチンカウンター下を有効に活用する=カウンター下収納をとり入れる、という方法もお勧めです。

対面式のキッチンにはカウンターが装備されているものが多いのですが、スペースの問題などで実際にそこで食事をとるケースは意外と少なく、カウンター下には何もない、ということもしばしばあります。

ダイニングスペースを美しく保つためにカウンター下収納を取り入れることでそんな場所を有効活用できるのです。

役割はサイドボードとほぼ同様。

余白となっている部分を有効に活かすことで空間に重心ができ、見た目の安定感も生まれます。

 

オーダー家具で理想のダイニングスペースをつくる


 

 

こうした収納計画を検討する際に突き当たるのが、サイズや仕様といった収納家具そのものにまつわる問題です。

テーブル近くに収納を置きたいが既成品では大きすぎる、あるいは小さすぎる。

カウンター下収納を取り入れたいが我が家の事情に合った奥行のものがなかなか見つからない。

引き出しの位置や扉の大きさで好みのものが見つからない。

絶対に引き戸が欲しい、逆に扉はいらない、素材をテーブルと揃えたいなどなど…。

そうした悩みはオーダーメイドという手段で解決できます。

1cm刻みで対応可能な家具蔵のオーダー家具なら想定のスペースにぴったり収まる、あるいは住み替えなども踏まえた将来的な使用までを考慮したものが出来上がります。

しかも頑強さと耐久性に定評のある無垢材を無着色で仕上げますので、長く使用することで味わいも増してきます。

必要なスペース、そして収納計画は人それぞれ異なるもの。

そうした一人一人の事情に応じた、本当に使いやすいものがあれば買い替えも減り、経済面・体力面など様々なコストをカットできる。

それが家具蔵のオーダー家具です。

 

ダイニング周りに物を仕舞う場所を作ることですっきりとしたテーブルを毎日使うことが出来ます。

テーブルの上を広く使うことが出来れば、居心地も良くなり家族団欒の時間も増えるでしょう。

綺麗なダイニングスペースにしたいとお考えの際は、最寄りの家具蔵各店のスタッフにご相談下さい。

 

家具蔵の無垢材オーダー収納の特徴はこちらから

 

 

 

 


最近の投稿

カテゴリー

月別アーカイブ

  • [—]2024 (167)
  • [+]2023 (366)
  • [+]2022 (364)
  • [+]2021 (365)
  • [+]2020 (368)
  • [+]2019 (366)
  • [+]2018 (85)
  • [+]2017 (65)
  • [+]2016 (69)
  • [+]2015 (44)
  • [+]2014 (32)
  • [+]2013 (62)
  • [+]2012 (130)
copyright AIDA Co,.Ltd. All Rights Reserved.