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無垢材ダイニングテーブルは「子供が大きくなってから」?

2022.5.11

 

 

家具を購入することは新しい暮らしのスタート


 

いわゆる「家具を購入するタイミング」というものは人それぞれです。

古くなったものの買い替え、あるいは模様替え。

そして新築・リノベーションやリフォームなどの改築・引っ越しといった「新生活」のスタート時。

家具を変える、あるいは新しく部屋に入れるということは今までよりも変わった、いわゆる「新しい暮らし」の始まりとも言えます。

住まいを変えることはもちろん「新しい暮らし」「新生活」のスタートとなりますが、家具を変える・新しく導入することも気分を一新する意味で「新しい暮らし」が始まることとなるはずです。

 

 

テーブルを購入する際の選択肢で人気の無垢材テーブル


 

 

新しい暮らしをスタートするにあたって、導入や買い替えを真っ先に思い浮かべる家具のひとつに「テーブル」、それもダイニングテーブルがあります。

今までは床に座って食事をとっていたが、ダイニングテーブルとダイニングチェアの暮らしに切り替える、という暮らしのスタイルの変化は紛れもなく、今までとは異なる新しい暮らしです。

また、新しい住まいの「顔」としてダイニングテーブルを新調する人、デザインやテイスト、サイズなどそれまで使用していたものが新しい住まいに合わないという理由でダイニングテーブルを買い替える人もいるでしょう。

ダイニングテーブルを選ぶ際の選択肢はそれこそ山のようにあります。

たくさんのメーカーが様々なものを世に出しているなかで、高い人気を誇るのが無垢材を使用した「無垢材テーブル」です。

 

無垢材テーブルの購入を躊躇する理由は「子供が小さいから」?


 

 

無垢材とは、原木(丸太)から切り出したままの自然な状態の木材をさしたものです。

それを使用して製作した家具は「無垢材家具」と称され、なかでもテーブルは「無垢材テーブル」と呼ばれています。

一枚板テーブルも無垢材テーブルのひとつです。

この無垢材テーブルをダイニングテーブルの新規導入の際に検討するも、ある理由で躊躇している、もしくは先送り、断念している、という話をたまに耳にします。

それは「子供がまだ小さいから」というものです。

 

無垢材テーブルの購入は子供が小さくても大丈夫


 

 

お子さんというのは、当然ながら大人と比べて分別がつかず、仮にそれが高額品だとしてもそんなことは気にしません。

他のものと同じように、時には乱暴に扱うことがあるかもしれません。

それはつまり、キズや傷みが生まれやすいことを意味します。

強めに言って聞かせても限界はあり、常に目を離さずにいる、ということも事実上不可能です。

お気に入りのテーブルに、思いがけない場面で思いがけない傷みが生じる可能性もあります。

あまりそれについて叱ることが多くなっても…、とも考えます。

そういったことを加味すると、無垢材テーブルを購入するにしても子供がもう少し大きくなり丁寧に扱うことができるようになってから…、というのは理解できるお話しです。

しかし、それは不要な心配かもしれません。

 

小さい子供がいるからこそ無垢材テーブルを選んで欲しい理由


 

 

あえて言うのであれば「小さいお子さんがいるからこそ」無垢材テーブルを検討していただきたいと考えます。

それも「無着色」で仕上げたものを選んでいただきたいのです。

その理由は2点挙げられます。

まず1つめの理由としては、無着色で仕上げた無垢材テーブルは傷みすらも味わいになるものです。

無垢材はいわば「木のかたまり」です。

シートや突板合板を貼り付けているものではなく、表面もその中身も同じ「木」です。

従って、貼り付けたものが次第に剥がれてくる、あるいはキズが付いた際に下地が見えて風合いを著しく損なう、ということはありません。

キズやへこみはいずれ生まれるかもしれませんが、それも良い「味」となるのです。

また、同時に経年変化による色味の変化はキズなども目立たなくしてくれます。

 

メンテナンスができることも大きな理由


 

 

2つめの理由は、「メンテナンスが可能」という点です。

前述のとおり、無垢材はある意味で木そのものなので表面を削っても、そこから出てくる中の「地」は同じものです。

つまり、木の表面を削ることはそのままキズやへこみを無くすことを意味します。

そうした「削り直し」と改めての仕上げ塗装を行うことで新品同様に生まれ変わります。

 

子供が小さいうちから無垢材テーブルを使用することで得ることができるものは


 

 

これは、ウレタン塗装などを施したものでも、オイル塗装でより自然の風合いを追求したものでも同様です。

仮にキズや傷みが生まれたとしても(最初はショックを受けることも多いのですが)、そのキズも味になり、修復することもできる、と考えれば使用に際して神経質になりすぎることもなくなる、というものです。

ウレタン塗装のものであれば、製作元に預けての補修。

オイル塗装のものであれば、自宅でもサンドペーパーと家具用のオイルを使用して補修ができます。

これは、ある意味で情操教育にも役立つはずです。

ものを大事にする気持ち、傷みが出ても直して使用するという考えを持たせることはお子さんのこれからの豊かな人間形成にも一役買う…、というのは言い過ぎでしょうか。

自宅でオイルメンテナンスを親子で行うのも、良い思い出になるかもしれません。

また、「〇〇の木でできている」ということが明確であることが多い無垢材テーブルは、近隣の身近な自然と自宅で普段使用しているものをリンクさせることができます。

そこからお子さんにとって新たな発見や興味が生まれるかもしれません。

 

何よりも小さい頃から「いつもそこにあった家のテーブル」という思い出を家族皆で共有できます。

そこでお子さんがいたずらしてつけたようなキズがあっても、それにはその子の成長と共に唯一の趣や面白さすら感じられるものです。

事実、私ども家具蔵で行うテーブルメンテナンスでも「この部分は直さなくても良い」というリクエストがあるほどです。

無垢材ダイニングテーブルは、よく「一生もの」と言われます。

「一生もの」だからこそ、早く手に入れて長く使うことは、豊かな時間をより長く享受することに他なりません。

大人が使用していても、キズや傷みが絶対につかないわけではありません。

キズや傷みが見た目にも気持ちの上でもストレスにならないのが無垢材テーブルです。

家具蔵各店には多くの無垢材テーブルの展示があります。

ぜひ一度、木の温もり感じられるテーブルを見にいらしてください。

 

家具蔵の無垢材テーブルのある暮らしの事例はこちらから

 

 

 


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