長く使うことのできるオーダー家具は無垢材で選ぶ
2022.5.15
目次
家具というものは昔から私たちの身の回りにあるもので、便利な暮らしを営むためには欠かせないものです。
そしてそれは暮らしを支える道具としての役割に留まらず、住まいを美しく飾るためのものでもあります。
家具、と一言で言ってもその種類は多岐にわたり、世の中には非常に多くの家具が存在します。
それだけに、いざ家具を選ぼうと考えてもどのようなものを選べば良いのか分からなくなる、そのような人も少なくないはずです。
今使っている家具に満足していない人も多い
家具を選ぶ基準は様々です。
インテリアですので見た目の美しさや空間との調和、自身の好みとの整合性はもちろん大事です。
見ていて楽しくないもの、美しいと思えないものや他のものから浮いて見えるものは選びたくないでしょう。
使い勝手も重要です。
家具はつまるところ、暮らしを支える道具ですから使いづらいものでは日々不便を抱えて生活することになります。
この「使い勝手」は幅、奥行が室内の回遊の邪魔にならない、あるいは自身にとって丁度良い高さであることや、引き出しや扉の開閉が容易であることという「使いやすさ」と同義です。
そして、この使い勝手においては程度の差こそあるものの、様々な理由から「満足していない」という声を耳にすることもままあります。
些細な不満を解決していくことが人生を豊かにする
例えば、(それがどのようなものであれ)家具を使うにあたって「あと少し大きければ(小さければ)」「あと少し高ければ(低ければ)」というサイズに起因する不満。
「ここに引き出しがあると便利だな」「収納物を上手く仕分けたい」というような収納性に関する要望。
そういった不満や要望は、毎日のようにその家具を使うなかで最早気にならないような些細なものとなっているかもしれません。
しかし、その些細なことも積み重なれば大きなストレスにもなり得ます。
その些細なことを解決することは暮らしを豊かにしていくことにも繋がっていくのです。
家具は日々の暮らしにダイレクトに関わってくるものです。
日々のちょっとしたことのクオリティを求めていくことは、少し大げさかもしれませんが人生を豊かにすることにも繋がります。
オーダー家具が生むストレスフリーな暮らし
そこで「オーダー家具」の出番となります。
住まいの事情や自身のニーズを踏まえた設計になっている家具は、使いやすく、愛着も湧いてくることで長年使用したい、そのような思いを持つことができるものとなります。
使い勝手の良いものを毎日使用することは(たとえそれが小さなものでも)ストレスを軽減し、精神衛生上にメリットをもたらします。
また、ずっと使い続けたい愛用品が身近にあることは、それだけでその人の暮らしや毎日は豊かに味わいのあるものとなっているとは言えないでしょうか。
使い勝手が良い、愛着の湧くものは長く使用したい。
そう思うことは当然のことであり、誰もが叶えたいもの。
それは家具においても同様です。
それを可能にするには素材選びが重要であり、その素材こそが無垢材です。
無垢材は高耐久材である
まず、無垢材は耐久性が高い素材であることがよく知られています。
一般的な「木の家具」とは、合板の表面に化粧シートや突板を「貼り合わせた」もの(木質系加工材料と呼ばれます)が多いのですが、無垢材は原木(丸太)から切り出したままのものです。
それを使用した家具は「無垢材家具」と呼ばれます。
そもそもが分厚いものなので剛性があり、貼り合わせた木質系加工材料のものと違い、表面が剥がれてきたり、捲れたりすることはありません。
仮にキズが生じても、中身も同じものなので決して目立たず、むしろ味わいにもなります。
さらに傷みが出た部分を削って修復できることで、美しい状態を保ちながら長く使用することが可能になるわけです。
無着色だから時間とともに魅力を増していく
同時に、無着色で製作したものであれば、徐々に色合いを変えていくことも大きな特徴の一つです。
その変化は、味わいを深化させると同時に、傷などが付いた場所の色を元の色味と馴染ませてくれることで目立たなくさせる効果も併せ持ちます。
長く使うことで色褪せ、古びていくのではなく、魅力を増していく。
それは家具という耐久消費財を使用するうえでは非常に有益なものです。
日々の生活の中で使用するものに傷一つつけない生活を送ることは難しいことです。
例えできたとしても、そこに意識を持ちながら生活をすることは非常に窮屈であると言えるでしょう。
傷みすらも味になり、場合によっては綺麗に直すことができる。
そうしたことで「長く愛用できる」ものとなっていくのです。
家具蔵の無垢材オーダー家具作り
私ども家具蔵の無垢材オーダー家具は、日本で古来から伝統的に伝わる木工技術を家具製作に昇華させたもの作りを行っています。
長い期間使用できるように、できれば何世代にもわたって使用してもらえるよう、普遍的で使い勝手の良いものを。
デザインと耐久性が高いレベルで融和した、日常使いに相応しいものを。
願わくば「一生もの」となるように。
そのような家具を家具蔵各店ではご案内しています。
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