一枚板テーブルを購入するために必要な期間とは
2022.9.9
目次
ダイニングテーブルは妥協せずに選びたい
これからダイニングテーブルを購入予定、という人の中には、無垢材テーブル、とりわけ一枚板天板を使用した「一枚板テーブル」が気になっている、という人も多いのではないでしょうか。
テーブルを新規に購入するきっかけは引越しや新築といった住み替え、あるいは既存のものが古くなっての買い替えなど、その理由は様々でしょう。
家具は基本的には頻繁に買い替えるものではありません。
その中でも特にダイニングテーブルは毎日のように使用するものであり、その空間における面積も大きなものになるので、どのようなものを選ぶのかはたいへん重要です。
毎日使うものとして、また自宅の顔として、納得のいくものを妥協せずに選びたいところです。
引っ越しや入居の時期に納品が間に合うか、それまでに必要な期間は
そのうえで住み替えを理由とした一枚板テーブルの購入の場合は、引っ越しや入居の時期に納品が間に合うかどうかも大きなポイントとなってきます。
食事の場として、または仕事や勉強などの作業の場としてダイニングテーブルの活躍度は高いものです。
また、新築などの場合はゲストを招いてお披露目をする機会もあるでしょう。
その際にいわゆる「家の顔」がそろっていないとやはり物足りなさを感じます。
そうでなくても真新しい住まい、これから始まる新しい暮らしには同じように真新しい家具がそろっていればやはり嬉しいものです。
では、実際に一枚板テーブルを購入し、無事に自宅に届くまでに必要な「期間」は、どのくらいなのでしょうか。
一枚板天板購入から納品までの期間は「最低でも数週間~数か月」
結論から言うと一枚板天板を購入し、実際に納品されるまでの期間は「最低でも数週間」「たいていは数か月」であり、そこから導き出されるのは「検討を始めるのは早ければ早いほうが良い」ということになります。
いざ検討を始めて実際に見ても自身が「これだ」と思うことができるものに出会えるとは限りません。
普段は仕事や家事があるので毎日様々なところを見て回るというのは現実的ではありませんし、休日もそれだけを行うわけにはいかないでしょう。
新築などの場合はそれに対しての打ち合わせもあり、体力的な制約も出てきます。
運良く自身の欲しい一枚が短い納期で引っ越しに間に合えばベストですが、そうならないことも大いに考えられます。
新築やリノベーションなど住まいの完成予定や引っ越しの予定が決まったらできるだけ早く動き始めることで好みのすり合わせや他に必要な買い物、あるいは設備の増減などの予定もたてやすくなります。
事前の情報収集の重要性とその内容
一枚板テーブルに限らず、家具を選ぶ際にはやはり事前の情報収集は必要です。
一枚板天板のようないわゆる「一点もの」の場合にはある日突然「出会い」があり、そこで即決ということがないわけではないですが、高額品であり長い期間を使用することが前提のものであれば事前の下調べを行わない、というほうがむしろ稀ともいえます。
今はインターネットで様々な情報をその場にいながらにして得ることできるので豊富な情報を獲得できます。
好みの樹種はどのようなもので、他のものと比べて手に入りにくいのか否か、その相場はどの程度か。
そのような見た目や経済的な面だけではなく、サイズなども重要です。
これは実際に店舗に見に行く場合には販売店のアドバイスを聞いてから決定してもよい部分ですが、銘木店やネット購入の場合はそこまで確認してもらえないこともあるので自身のダイニングの大きさ、あるいは家族の人数から考えてどのようなサイズのものがベストなのかを把握しておく必要があります。
実物を確認する際のポイント
事前の下調べを完了したあとには実際に一枚板天板を扱っている場所に実際のものを見に行きます。
銘木を扱っている材木店・一枚板専門店・一枚板天板も扱う家具販売店、その販路も様々です。
ネット上で出ているものがそのまま店舗に出ているケースは、実際の雰囲気が自身のイメージと合致しているかどうかをそこで確認します。
あるいはネット上では見られなかったもので、より魅力的なものに出会うことがあるかもしれません。
実際に店舗のスタッフに話を聞いて新たな知識や興味を得ることが一生物の出会いを生むこともありえます。
やはり可能な限り自身の足で実際の店舗で本物の天板を見て、触れて、確認することをお勧めします。
その際にサイズに不安があるようなら間取り図面を持っていきましょう。
そこから空間や暮らし、さらには大型のものの場合は搬入経路などもふまえベストな提案を行ってもらえるので自身だけでの決定よりも失敗の確率も格段に減ります。
また、情報の取得についてはあまりに過多になりすぎると逆に何が良いか決められなくなってしまう可能性をはらんでいます。
人は「どれを選んでも良い」と言われると「あれも良い」「これも良い」「何が良いのかわからなくなってしまった」という状況に陥りがちです。
逆に2~3個の選択肢程度の方が選びやすいこともあります。
一枚板天板に使用される樹種は非常に多様で、サイズが限定できたとしても、その形状や表情もまた異なります。
自身の中での基準を決める、あるいはその基準を無数にある中からきちんと導いてくれるような店舗やスタッフとの出会いがあると良いですね。
高さや脚のデザイン、取り付け位置もおろそかにしてはいけない理由
気に入った一枚板天板との出会いがあり、購入を決めたら仕上げ塗装や高さの設定、脚の形状や取り付け位置の設定を決定し、納品までの期間を待つことになります
仕上げ塗装は普段の手入れの容易さや風合いの違いを、高さは食事や作業のしやすさを、脚の形状や取り付け位置は見た目は勿論のこと、使い勝手を左右する大事な部分です。
これらが整ってはじめて「出会った」一枚板天板が暮らしのパートナーとして、長い期間をともにする住まいの顔となるのです。
この部分もおろそかにせず、きちんと時間を掛けて決めるべきです。
あるいは担当してくれたスタッフが信頼のおける人であったらその人に任せておけば少なくとも大きく使いにくい、あるいは見た目を損なったものにはなりません。
彼らは豊富な経験や知識をもとに最適解を導き出すので間違いは起こりにくいのです。
せっかく選んだ一枚板天板ですから、最大限にその良さを生かし、日々感じたいものです。
一枚板テーブルの納品するまでの必要な期間は最低でも数週間、たいていは数か月を要します。
そして事前の自身での情報収集も行いながら、実際の店舗で販売スタッフのアドバイスをたくさん聞いてみること。
そのなかで自身の嗜好や選択の方針も自ずと狭まってきて選びやすくなるはずです。
ただし一枚板天板はどれも一点もの。
待っていれば好みのものが出てくる、ということもあれば、反対に「そのうちいずれ」と考えていると次の機会には売り切れてしまっている、ということもありえます。
納品時期までに余裕がある人も早め早めに検討を進めていくことが肝要です。
家具蔵各店にも世界中から厳選した一枚板天板が多数展示されていますのでご興味ある方は、まずはお気軽にお越しください。
関連する記事
最近の投稿
- 作業しやすい無垢材デスクのサイズとは? 2024年12月2日
- 現代のキッチン事情はどう変わった? 2024年11月30日
- ソファ選びはクッションの内部材を知ることから始める 2024年11月28日
- 後悔しないオーダー家具の選び方 2024年11月26日
- ダイニングテーブルを選ぶ際の「5つ」のポイント 2024年11月24日
- 姿勢の改善にはチェア選びから 2024年11月22日
- チェリー材の家具を選ぶ際には“ここ”を見る 2024年11月20日
- “重たく見えない”無垢材家具の取り入れかたとは? 2024年11月18日
- “サステナブルな”家具選びとは? 2024年11月16日
- 年末年始営業と価格改定のお知らせ 2024年11月14日
カテゴリー
- 家具の選び方・置き方 (1,572)
- インテリア&住宅情報 (638)
- 人と木と文化 (396)
- ニュース&インフォメーション (440)
- オーダーキッチン関連 (406)
- 一枚板関連 (634)
- オーダー収納関連 (616)